異世界転生
僕はただ普通の、いたって普通の……ニートだった。
ある日、アイスを買いに行こうとした僕はトラックに引かれて目が覚めたら、魂の状態で暗い部屋にいたのだ。
目の前にはおっぱいの大きな、長い黒髪褐色肌の、美しいながらも何処か闇を感じるスレンダー系の少女がいた。
服装は、例えで言うと、砂漠の国の踊り子のような、シースルーの透けた布越しにビキニが見えるみたいな……凄いエッチな服を着ていた。
何とも彼女は神様らしい。
現在、僕はそんな彼女に異世界についての説明を受けている最中であった。
彼女の言う話で、僕はトラックに引かれて死んだという事を知った。
そして、僕は異世界に転生すると言う事を。
……チート能力を持って転生することが出来ると言う事を!
「異世界に関しての説明はこんなものかな?体に関しては私の体をベースに、性別は男にしてあるから」
私の体をベースに?まあいいか。それより、おっぱい凄い揺れてる……ふへぇ
「あとはチート能力だけど……残念ながらチート能力は転生後に決まるんだ。まあ、心配することはない有用なスキルが芽生えることは保証するし、使い方に関しては能力が教えてくれるから……ってなわけだけど、何か質問はあるかな~?」
「ふへぇ……え?あ、えっと……はい!質問があります!」
「お、何だい?」
「処女ですか!」
僕がそう言うと彼女はニヤリと笑った。
「良い質問だ。残念ながら私は処女じゃない。やりまくりパコりまくりのビッチ神さ。処女じゃなくて幻滅したかい?」
「エッチだと思います!」
「そうかそうか!流石は私が選んだ魂だ!いい答えをくれる!」
そう言って彼女は満足したように「はっはっは!」と笑った。
「さて、他に質問は?特にないようならば、すぐにでも転生できるが?」
「あ、じゃあ……彼氏います?」
「今はいないね!フリーさ!」
「ボクとかどうでしょう!?」
「ほう、まあ考えておいてもいいかもねぇ~」
そう言うと、彼女は満更でもないかのようにそう言った。
「さて、質問はそれで最後かな?」
「はい!」
「そうかそうか、それじゃあ、早速転生させるけど心の準備は勿論できてるよね?」
そう言われ僕は思いっきり体を使って頷いた。
「どうやらできてるようだ……それじゃ」
そう言うと彼女は扉のような物を出現させるとそこへと手をかけた。
ゆっくりと扉が開くと同時に僕の体が吸い寄せられるように感じる。
吸い込まれる直前僕は一つ聞き忘れていたことがあったのを思い出した。
「あ、そう言えばもう一個質問が!」
「おっとっと……何なんだい?」
「すっかり忘れてたんですが、僕貴方の名前聞いてませんでした!」
「そう言えば忘れてたね~、私の名前は……ラフィー。よろしく。私の……」
その言葉が聞こえると同時に、僕の意識はプツリと途切れたのだった。
騒がしい魂が出て行った神の間にて。
ラフィーは一人笑っていた。
「さて、あの子が一体この整った世界全体どういったカオスを引き起こすか……」
突然現れた石板を手に取った彼女はそこを覗き込んだ。
覗き込んだ先には、彼女と似た顔立ちの一人の人間が森の中に横たわっていた。
ただ、彼女と違い色白で……桜色の髪をしていた。
胸の小さな、その少女と見間違うほどの少年を見て。
「君の人生に、最大のエロスを!」
そう言って彼女は妖艶に微笑んだのだった。




