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武具屋の店長は決して動じない・・・ハズだった

 どんなことがあっても動じない、が男のモットーだった。


 冒険者として十年ダンジョンに挑んだが、最下層で落とし穴とモンスター複数召喚の複合トラップに掛った時も、冷静に切り抜けた。


 武器職人に転職してからも揺らぐことはない。感情を揺らめかせず、毎日ただ鉄と向き合い、叩く。店に強盗が入ったときも、眉一つ動かさず返り討ちにした。


 今日は客として2人組の少女が超強力モンスター”アーマードグリズリー”の毛皮と甲殻を持ち込んできた。これには多少驚きはしたものの、すぐに冷静さを取り戻した。


(大丈夫だ、俺はもう何があっても動じない)


 男は自分に言い聞かせる。


「こんちはー! またモンスターの素材を買い取って欲しいんですけどー」


 表から、少女の声が聞こえる。さっきアーマードグリズリーの毛皮を持ち込んできた少女だ。


(今度はなんだ? トロールの骨か? ワイバーンの牙か? それとも純金虫でも捕まえたか? なんでも来い、何が来ても俺は驚かんぞ)


 男は自信満々で店の前に出る。そして――


「さっきそこの河で仕留めたタイラントアリゲーター丸ごと一匹。買い取ってもらえる?」


 少女が体長8メートルを超えるワニを引きずって来たのをみて、男は泡を吹いて倒れた。


お読みいただきありがとうございます!


今回はキリが良いので短めの更新です!


次回からはまた普通のボリュームの更新になります!


【読者の皆様へのお願い】


少しでも面白いと思って頂けたら、ブックマークや評価をぜひお願いします!


評価はページ下部の【☆☆☆☆☆】をタップすると付けることができます。


ポイントを頂けるとやる気がモリモリ湧いてくるのです・・・!


これからも面白い物語を提供していきたいと思います、よろしくお願い致します!

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