表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

執筆中です!

鬼の島たから

最新エピソード掲載日:2026/05/31
 たからがずっと口を聞いてくれない。どうしよう。
 むすーっと、おもちみたいにほほをふくらませた顔をして鬼の島たからはずっと(てんかのほうを見ないで)教室の窓の外を見ていた。
 桃の木てんかは困ってしまった。
 とんとん、とたからは机を指で叩いている。
 たから。なにをさっきからずっと怒ってるの? って聞きたかったけど、そんなこと聞いたら、たからはもっと怒ってしまいそうだったから、それを聞くことはできなかった。
 鬼の島たからは窓際にある自分の机の椅子に座って、むすーっとしている。
 桃の木てんかはたからの一つ前の自分の机の椅子に座って、後ろを向いて、むすーっとしているたからを見ていた。
 時間は放課後の時間で、みんなもう帰ってしまって、六年二組の教室には今、たからとてんかの二人しかいなかった。
 窓は開けていたから、とっても気持ちのいい春のあったかい風が(いつもとは違って、とっても静かな)六年二組の教室の中には吹き込んでいた。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ