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えっ、ここどこ?
目か覚めたら、真っ白な部屋にいた。
横には、金髪碧眼の美少女が俺鈴木一27才の顔を覗き込んでいた。ここは、どこだ?
「鈴木一、お主悲惨な人生だったな。友達もいない。常に悪意のある人に囲まれ、親には虐待。
楽しい事が何一つ無い。
それは、お主の魂が地球に産まれたのが間違いだったためじゃ。
本来はアマーサーに産まれるはずじゃたのじゃ」
アマーサー?
どこだ?
「あのー貴方は誰ですか?」
「女神じゃ、今からお主が生まれ変わる世界には魔獣と魔法の世界がある。何か生まれ変わる世界で望みは無いか?」
望み。ある。
「人が来ない場所で、俺を裏切らない存在が欲しい!」
もう、一人は嫌だ。
信頼できる、相手が欲しい。
女神は指先を額にあてる。
「望みを叶えよう。
後魔法もお主にあたえよう。
幸せな人生を送るのじゃ」