番外編…幸の試作と?…(その2)
物語は続編となります
幸 【フルーツサンドですね、
ただあれこれ入れるのではなくて
いくつかの果物に限定しようか
と思いまして、試食用なので
かなり小さくしてあります】
そこには確かに一口サイズに
小分けされているフルーツサンドが
並んでいた
ワコはお酒も好きだが甘い物にも
目がないので定期的に幸に頼まれて
こうやって試食している
ちなみに広志とアコは事前に
試食を済ませて感想やアドバイスした
メモを記してあるのです
ワコ【サンドイッチの中に
ホイップクリームにバナナね~
それにこれはリンゴに
キウイフルーツとね】
幸 【そうですね~メロンやイチゴとか
もいいとは思うのですが、
販売するとなると値段が張って
しまうのである程度種類を
限定しないといけないので…】
ワコ【それではお言葉に甘えて】と
それぞれ一つずつ取って
食べている
幸 【いかがでしょうか…】と
不安そうにワコを見ている
ワコ【美味しいじゃないの~
イケルわよこれ】
幸 【ありがとうございます】
ワコ【でも、リンゴとキウイは最初は
厳しいわね~】
幸 【どうしてですか?】
ワコ【確かに美味しいわよ、
でも毎日となると少し厳しい
感じがするわね、
それにケーキでもなかなか
キウイフルーツって入ってない
でしょう、タルトなら
分かるんだけどね】
幸 【そうですか…】と落ち込んでいる
ワコ【それにホイップクリームに
バナナなら食パンでなくて、
スポンジ生地にしてみたら
どうかしら?】
幸 【スポンジ生地ですか…】
ワコ【値段はどうするかは分からない
けど片手で手軽に食べられる
おやつというのも一つの案だと
思うわよ?】とたしなめながらも
諭す様に語っている
幸 【片手で手軽にですか~】と少し
考え込んでいる
ワコ【手軽に甘い物を食べたいと
いうのもあると思うわよ】
幸 【そうですね~少し考えてみます】
ワコ【残りの試作は子供達にも
食べさせてみるわね】
幸 【お願いします】と軽く頭を
下げている
ワコ【何事も生みの苦しみよ】
幸 【ありがとうございます】
それから少しして宿題を終えた子供達は近くの空き地や公園で遊んでいたが、お腹が空いたのかおやつを食べにぞろぞろと戻ってきていた
ワコ【みんな~ちょっと食べて
見てちょうだい】とフルーツ
サンドを見せている
子供達がおいしそ~う、うまそうと
あちらこちらから手が出て頬張り
甘くて美味しいと次々に声が上がり
大好評であった
それをお店の裏から秘かに見ていた
幸は
幸 【良かった~もう少しひと工夫も
ふた工夫もしないとね】と
ほっとしながも更に気合を入れて
試作に取り組むのでした
ここで、少し時を戻して広志とアコの
様子を見てみるとしましょう、
二人は家を出て広志はポケットから
鍵を取り出して差し込んで開けて
車に乗り込みドアを閉めて
シートベルトをして車のエンジンをキュルキュルとかける!
ギアを動かしてペダルをゆっくりと
踏んで車が動きだしていく、
その後運転しある所に向かうが…
広志【しかし、毎年の事だけど
苦手なんだよな~】とため息
つきながらぼやいている
アコ【それは私も同じよ~
毎回あの人と喧嘩する
ハメになるんだから~】
広志【喧嘩というか…
一方的に突っかかると
いうべきか…】
アコ【あの結果に納得出来るわけない
じゃないの~】と息巻いている
広志【それはそうでも、
正確なのだから…これじゃ
今年も先が思いやられるわな】
と思いながら目的地に向かって
いったのです
そして時計の針は朝の8時半を少し
回った所、二人はその場所の駐車場に到着して車を止めて
ギアを動かしてエンジンを切り
シートベルトを外してドアを開けて
車からそれぞれ降りていく!
広志は鍵を差し込んでひねり
ドアを閉めてポケットに鍵を入れて
広志【さて、行きますか】
アコ【行きましょう闘いに】と
気合を入れて二人は足を運んで
いったのです
そして到着したのは保健センター
つまり二人は健康診断に来たのです、
靴を脱いでロッカーに入れて受け付けを済ませて各々検査が始まったのです
ちなみに健康センターの名物にもなっており看護士さんや先生達もいつもの
何割増しの人を増やして緊張感を持ってあたっているのです、それだけアコと
先生の間には凄まじいバトルが
繰り広げられているのです
その辺につきましては割愛させて
いただきます
一応お伝えしますが、お医者さんと
アコの壮絶な丁々発止が
繰り広げられたとかられないとか…
お巡りさんが来たとか来ないとか…
そして時計の針は13時を回りに
全て終了し、二人はぐったりした様子で保健センターを後にしたのでした




