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小料理屋アコ~心おだやかなおもてなし  作者: 村越 京三


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仕入れから準備まで(金曜日編、その4)

さてさて、今日は週末の金曜日

いつもの日々が始まります。

時計の針は早朝4時になろうとしていたその頃、広志はいつも通り家を出て駐車場に向かい到着するとポケットから鍵を取り出して差し込んでから

ドアを開けて車に乗り込んで

ドアを閉めてシートベルトをして

エンジンをかけてギアを動かして

ペダルをゆっくり踏み込んで

運転し仕入れ先に向かう

車内の中ではいつものラジオから

音声が流れている…


BGM【上(かん)ちゃん今何時?】


上柳【時刻は4時ちょうどに

   なりました、

   おはようございます

   上柳正彦の“夜明けまで”

   パーソナリティーの

   上柳正彦です、今

   今週はですね、友楽町放送では

   スペシャルウィークとしまして  

   番組では日頃お世話に

   なっている聴取者(リスナー)

   さんに対しまして感謝の意味を

   込めまして、

   番組特製の今治産の

   フェイスタオルを

   抽選で5名の方に

   それと友楽町放送グッズを

   抽選で5名様の方に

   プレゼントします、

   更にはですね、この期間に

   毎日番組におハガキを送って     

   下さった全ての方に

   紀州産のミカン1箱を

   5名様にプレゼントします

   ふるって応募して下さい、

   ちなみに発送は少しお時間を

   いただきます

   応募お待ちしています】


広志【あぁ~今日も寒い

   一応応募はしてみたけど

   当たらないだろうな~

   八百屋で聞いてみるか】と

   ぼやきながらも

   車のドアに付いている

   ハンドルを手動で

   クルクルと操作している

   寒くても窓を開けて

   風を入れるのが

   広志の流儀である


市場の駐車場に車を止めて、

ギアを動かしてエンジンを切る

そしてシートベルトを外して、

先程まで開けていた窓をクルクルと

手動で閉めドアを開けて車から降りてドアを閉めて鍵を差し込んでかけて

ポケットにしまい足を進めて

魚勝鮮魚店に到着する


広志【おはようございます】と軽く

   頭を下げて挨拶している


鈴村【おはようさん】


広志【今日はどんな感じ?】


鈴村【今日はイマイチかな…

   あんまり活きの良いのがない

   商売あがったりだよ】と苦笑い

   している


広志【今日はアレの日だからな

   どれどれ…】


鈴村【早いもんだよな1週間なんて】


広志【それを言えば1年がな】


鈴村【違いない】と笑っている


広志が品定めしている…

毎度ではあるが、

こういうときの眼は鋭い…


広志【そうしたら今日はブリとタラを

   もらえますか?】


鈴村【毎度あり‼何ケースずつ?】


広志【う~ん、全部3ケースで】


鈴村【準備しておくよ】


広志【帰りに取りに来るよ】


魚勝【お願いします】と

   軽く頭を下げて足を

   次へと向けていった


しばらく歩いて八百星青果店に

到着する…


広志【おはようございます】と軽く

   頭を下げて挨拶している


八百【毎度‼おはようさん、

   今日はどうする?】


広志【今日は、毎度の長ネギとレタス   

   それと人参とトマトと里芋で

   とりあえず今は

   そんなところかな】


八百【今日も多いね~】


広志【年末年始になると野菜なんて

   ほぼ置いていかれるからが

   おかげ様で作っておかければ

   ならないものが沢山あるよ】


八百【確かにそれは言えるわな】


八百【それを言うなって

   さてどれくらいにする?】


広志【長ネギとレタスが6ケースで

   あとは全部3ケースかな】


八百【はいよ、準備しておくよ】


広志【お願いします頼んだよ】


青果店を後にした広志は

精肉の丸井精肉店に向けて

足を運んでいる…


広志【おはようございます】と軽く

   頭を下げて挨拶している


丸井【はい、おはようございます

   今日はどうしましょう】


広志【今日は追加のアレと

   いつものをお願いします】


丸井【はい!分かりました

   準備しておきます

   それと大将!アレはいつ頃に】


広志【年末には頃合いかと】


丸井【分かりました

   完成したら連絡下さい】 


広志【分かりましたありがとう

   ございます!

   帰りに取りに来ますから】


そういって、肉屋を後にした広志は

そこから更にある所に足を進めて到着した…そこは乾物を取り扱っている

乾商店である


広志【おはようございます】と軽く

   頭を下げて挨拶している


渡貫【おはよう!いらっしゃい!】


広志【今日は乾燥キクラゲと

   こんにゃくとワカメ下さい】


渡貫【どのくらいにします?】


広志【大体このくらいかなぁ】と

   指で表している


渡貫【ありがたいけど

   そんなに食べますかね~】と

   ぼやきながら商品を

   ダンボールに詰めている


広志【まあまあ一蓮托生の部分と

   いうことで…】


渡貫【じゃあこれでな、

   車に乗せておくよ】


広志【ありがとうございます】


渡貫【じゃあこれで、ありがとう

   ございます】 


そこから広志は更にある所てある

谷出豆腐店へと足を進めて到着した


広志【おはようございます】と軽く

   頭を下げて挨拶している


谷出【おはようございます】


広志【今日もいつもの

   おからと焼き豆腐

   お願いします】


谷出【いつも通りでいいですか?】


広志【お願いします】


谷出【分かりました、

   後で配達しますね】


広志【お願いします】


それから広志は足りない材料を

買い終えて、戻りながらも注文した

商品を購入し車に積み込んでいった


広志【ふぅ~さてとぼちぼちと     

   戻るとするか】

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