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全部社会が悪いんやっ! 〜ある救世主として召喚された男の話   作者: 平 一悟
人物紹介は470から475のあたりにあります。
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第三部番外編 怪異ハンター 十二使徒の造反 中 4

「ちょっと待てやぁぁぁ! 」


 スカーフィスが怒鳴った。


「ど、どうした? 」

 

 親父が驚いて聞き返した。


「いやいや、アメリカはどうすんだぁぁぁ! 」


 スカーフェイスが叫ぶ。


 流石に母国がこのままでは困るのだろう。


「いや、これ以上歪みは出せないや」


 オリジナルユウキがてへって感じで笑った。


「ふざけんなやぁぁぁぁ! そもそも俺が産まれなくなってしまうじゃ無いかっ! 」


「それはほれ、未来から子孫が来て過去を変える話しでも、それは何とかなるって言ってたろ? 」


「そんなジャ〇子が可哀想な話は知らんがなぁぁぁ! 」


 オリジナルユウキの言葉にスカーフエィスがさらに突っ込んだ。


「なかなか分かってるじゃ無いか」


「素晴らしい」


 親父と光の創造主がポンとスカーフェイスの肩を叩いた。


「いやいや、良い話にするなやっ! どうすんだよ、この惨状っ! 」


 スカーフェイスがあたりを見回して叫ぶ。


 すでに真っ赤な炎上は至るとこに増えていて閃光も繰り返すし、どうにもならない。


「いやぁ、それがアドナキエルがアメリカの市民軍を操ったりして、すでにイギリスとかの船にも攻撃して、世界中を敵に回して宣戦布告をやっちゃいましたからな」


 孔明がそう苦笑した。


「そりゃ、しょうがないな」


「仕方ないよね」


 そう親父とオリジナルユウキが笑い合った。


「いやいや、巻き戻せよっ! 」


「駄目だよね」


 そうオリジナルユウキがコオロギさんに聞いた。


 コオロギさんがコクリと深く頷いた。


「いやいや、どうすんだよっ! 」


「世界はあちらの世界が選ばれたって事でどうかな? 」


 そう親父が微笑んだ。


「いや、だから馬鹿なの? 本当に馬鹿なの? 俺だけじゃ無くて、お前達もこの世界が無いと産まれて来ないでしょうがっ! 」


「そこはそれ何となく調整をとるからって……」


「漫画の話なんか知らんがなぁ! 」


 スカーフェイスがそう騒ぐ。


「何で、貴様等がここに居るのだっ! 」


 その時に雷鳴のごとく叫び声がした。


 そこにはオリジナルユウキやミツキ達にボロボロにされていないまっさらなクアムが居た。


 昔はこんな立派なボスキャラだったのだ。


「あれ? クアムだ? 」


「本当だ。懐かしいな」


 親父とオリジナルユウキが懐かしいって顔で見た。


「まだ、約束の時間は来ていないはずだ。何故、貴様らがっ……って……まさか……時間を操って無茶苦茶にしてるのか? 貴様がっ? 」


 クアムが動揺した顔で見た。


「ちょっと、クアム何とかしてくれっ! こいつら時間を戻さないとか言ってんだっ! 」


 スカーフェイスが真顔でクアムに頼んだ。


「誰だ? お前? 」 


 クアムが唖然としたように聞いた。


「いやいや、船で一緒に居たろ? 良くこんな目にあわされたってお互いに愚痴り合った仲じゃ無いかっ! 」


 スカーフェイスが必死に説明した。


「いや、それはボロボロになったクアムだから」


「そうそう、ミツキ達に心が折れるまで無茶苦茶にされた後だぞ? 」


 オリジナルユウキと親父が笑って突っ込んだ。


「あ、そうか」


 スカーフェイスが自分が何をしていたのか気が付いて戸惑う。


「いやいや、待て。未来の俺は……未来はどうなってんだ? 」


 クアムも無茶苦茶動揺していた。


「いや、いろいろと悲しい事故が一杯起こって、貴方は凄い苦労をしたのよ」


 苦労の元凶の一つだったミツキが憐れみを浮かべた顔で慰めるように答えた。


「いや、俺、そんなキャラなの? 未来で? 」


 クアムが無茶苦茶動揺していた。


 

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