表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
全部社会が悪いんやっ! 〜ある救世主として召喚された男の話   作者: 平 一悟
人物紹介は470から475のあたりにあります。
1311/2644

第百十四部 第七章 ぶっちゃけ

 奥から、もう一匹のスリムなドラゴンが肩に変な人間を乗せてやって来た。


 蝶のような羽根に異様な雰囲気。


 ああ、こいつが妖魔か。


 そんな気持ちにさせる奴だ。


「あれは、べリウム! 」


 クアムが驚いている。


「何、それ? 」


「私とともにこちらの世界に来た奴だ。いつの間にあんなところに」


 俺の問いにクアムが答えた。


「マジかよ」


 うんざりした。


 こんなのばかりだ。


「その男は誰なんだ? 」


 レノー・エドガール・マティアス・ローチルドさんが聞いてきた。


「ああ、クアムの分体の一人です」


 俺がしれっと答えたのだが、それがいけなかった。


「し、神代史の存在じゃ無いか」


「ど、どういう事だ? 」


「神代では最強の一角だったはず」


 神族の長老達が騒いでる。


「え? 最強の一角なの? 」


 俺が驚いてクアムをまじまじと見る。


「やかましいわ! 」


 クアムが俺に怒鳴った。


「何故、クアムがここに? クアムは敵方じゃ無いのか? 」


 神族の長老が驚愕している。


「いや、俺がいろいろやったもんで、これは帰れなくなったクアムで。別に動いているクアムもいますよ」


 俺が笑顔で答えた。


「分体とか言う奴か……」


 レノー・エドガール・マティアス・ローチルドさんが驚いて呟いた。


「とりあえず、あいつとは俺が話そう」


 クアムが言って来た。


「ああ、そうなの? それは助かる」


 俺が笑って答えた。


「いやいや、敵を増やすようなものでは無いか。何を考えているんだ? 」


 ジョン・F・ロックフォードの親父さんが問題視した。


「いや、確かに捕虜に敵と話させるってどうなの? 」


 スカーフェイスも突っ込んできた。


「え? クアムを捕虜にしてるの? 」


 レノー・エドガール・マティアス・ローチルドさんが凄い顔している。


「いや、捕虜じゃ無くて居候ですが」


 俺が笑った。


「ど、どういう事だ? 上位者じゃ無いか 」


「何で、<終末(おわり)の子>にそんな事が……」


「どうなってるんだ? 」


 神族の長老達が動揺している。


「いや、だって、兄貴の正体って<並び立つもの>じゃん」


 ミツキが横から突っ込んできた。


「「「「「「「「「「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ? 」」」」」」」」」」」」」」


 親父と母さんが言っちゃたって顔でミツキを見るし。


 国王達は耳をふさいで聞かなかったことにするし。


 神族の長老達は驚愕の表情のまま固まっていた。


 むう、やばし。


「とりあえず、クアムと行ってきますね」


 そう言って、俺達は現場に向かうことにした。


 神族の長老達は固まったままだが。





 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ