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ドキドキする魔法

放課後、私と友紀ちゃんは、図書館の二階にある学習スペースに並んで座り、勉強していた。

もうすぐ、中学で期末テストがあるからだ。


やがて、図書館が閉まる時間。

私たちは、そろそろ勉強を終わりにして、帰る事にした。


ふと気づくと、あれ、友紀ちゃんがいない?

柱の陰から、ひょっこり顔を出した友紀ちゃん。

可愛い。


北風の中、二人、並んで帰る。

グレーの制服と、お気に入りのスニーカー。

途中から、どちらからともなく、手をつないだ。


「ねえ、勉強しすぎて頭が痛いかもー」

「疲れた頭を治す魔法、かけてあげるね」

そう言って私は、友紀ちゃんと、ほっぺた同士をくっつけた。

ほわわん、と音がする。

ちょっとドキドキする、回復魔法。


「ありがとう、仁美♡」

「どういたしまして♪」

私と友紀ちゃんは、いつでも仲良し。

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