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本屋にいた女子の魔法

高校の帰り、駅までの道にある本屋に、僕は寄った。


僕がパソコン雑誌コーナーで立ち読みしていると、他校の制服を着た女子が、女性雑誌コーナーの前で話している声が聞こえた。


「なーあー、この雑誌、胸が小さい人でも似合うファッション、てのが書いてあるよー♪」

「私、小さくないもんw」

「魔法で大きくしてるの?w」

と、ふざけた声で言い合っていた。


最近の女子は、そんな魔法も使えるのか・・・と僕が間に受けていると、

「そんなんできたら苦労しないよお」

だって。知るか。


そう、そこの高校の女子が、魔法を習っていることは知っていたけど、どんな魔法を使えるのかまでは知らないのだ。

飛ぶ魔法とか、使えるのかな・・・。

僕は想像を巡らせてみた。

でも、空飛んだら、スカートの中が見えちゃうしな・・・。


僕が店を出ると、さっきの子たちが一足先に、駅に向かって走り出していた。

スカートの後ろが思いっきり、ひらりと広がった。でも、中が見えない。


あとになって友人の話でわかったのだが、その、見えそうで見えないやつこそが、女子の魔法だったそうな。

なんとも不思議な魔法だな、と僕は思った。

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