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錬金医術士  作者: 勘太郎
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調べ物!

さて、スローライフを送ると言っても何をすればいいのだろうか?

元々私は何かしら目的がなければ何も出来ない人間だ。

何もせずにダラダラしているだけの人生はスローライフではなく、ニート生活、つまり私はこのままでは親のスネかじりのニートまっしぐらだ。何か、強引でもいいから目標を決めなければ。

「魔法...」さっき言ったように、この世界での魔法は特別な何かでは無い、至ってありふれた能力だ。

だが、私には''前世''という知識アドバンテージがある。

もしかしたら何か新しい事が起きるかもしれない、と思い早速練習を初め...

ようとしたが、まず魔法の使い方も、そもそも自分に魔法の才能があるかどうかもわからない。自分のはやる気持ちを押さえられず、まるで子供のように思え恥ずかしい。

実際子供ではあるが。 そんなこんなで、まずは調べ物だ。

父の書庫に向かう。とりあえずこの家で調べ物を

するなら、ここだろう。

...上の方にある本、どうしよう...

7歳の体というのは、ここまで不自由なのか...!

梯子...はないか。まあ当然か。そこまで大きい家でもないのに、梯子が必要なくらい高い本棚を自分の書斎に置く人間などいない。


父に頼る...のは、少し憚られる。私はただの一般人の娘、そんな子が「魔法について調べたいから書斎の高いところにある本を下ろしてください。」なんて言ったら変な目で見られるに決まっている。

ならはよじ登る...のは危険か。前世でも子供が遊んでて転落、そのまま死亡などの話はよく聞いた。

あれこれ思考を巡らせているうちに扉が開き、母が姿を表した。

...

......

「何してるの?」怒られてはいない...ただ疑問のようだ。

なんて言うべきか...

「えっと...本を、読みたくて」

「リシャが?」

「はい。」

「ん...?うん...」

至って普通の親子のやり取りのはずなのに、何故だろう?このやりにくさは。まあいい、とにかく誤魔化せた...のかはわからないが、勝手に納得してくれたらしい。何故か嬉しそうな顔をしているし、結果オーライということでよしとしよう。

「パパの所にある本はリシャにはまだ難しいかもね?」

「いや、でも...」

「あっちでママと一緒に読みましょうか。ちょうど読んで欲しい本があったの!」

手を引かれて書斎から連れ出される。ああぁ...わたしの計画が...

母が手に取っている本は、バラが模された刺繍の施してある丁寧な装丁の本。

「...」何故か、とても嬉しそうだ。




「ということがあり、後に姫様は赤薔薇の姫と呼ばれるようになりましたとさ。」

...なんって、トンデモナイもの幼女に読み聞かせてんだこの人は!内容...思い返したくもないが、嫌でも記憶に浮かんでくる。ある国の姫様が隣の国の王子との結婚を嫌がる。そんで、政略結婚を持ち込んだ大臣、隣の国の王家皆殺し。返り血でついたあだ名が赤薔薇の姫様。

マジでさぁ...

気持ち悪くなってきたわほんとに。

めっっっっちゃ投稿遅れました!モチベ無くなったら終わりですね

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