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チートスキルを保有したまま帰ってこれたのでこの世界を世直ししようと思います  作者: ただの山すけ
チートスキルを保有したまま帰ってこれたのでこの世界を世直ししようと思います
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ジョセフ・スワン編⑤

「さて、実験開始だ」


ージョセフ・スワンはゆっくりと田中太郎の周りを動きながら観察していたー


スタ・スタ・スタ・スタ


「(ん?なんだ?、攻撃をしてこない?さっきは物凄いスピードで攻撃してきたのに?・・・・、いや、してこないんじゃなくてできないのか?・・・その可能性もあるな、ここは)」


ージョセフ・スワンは攻撃体制を取った刹那ー


スタッ


ー田中太郎はジョセフスワンの横に瞬時に回ったー


「『浸食(アレス)』」


ー魔法を唱えジョセフスワンに触ろうとしたその刹那ー


「『偉業・分岐点』」


バシャャャン


ー又もや、水の様なナニカがジョセフ・スワンを守りー


ーそしてー


======ビリッ!バリバリバリバリ!!!!


ー物凄い電力が田中太郎の手を焼いたー


ジュゥゥゥ


ー人の血が焼ける臭いがその場に瞬時に広がったー


ー田中太郎は距離をとったー


「この臭いは鉄を焦がしたようなそういう臭い・・・人臭かぁ~、酷い臭いだ・・・。」


ーそして、ジョセフスワンは酷い臭いを自身の焼けた手を放ったまま平然としている田中太郎を()ながらこんな事を言ったー


「人は酷い事、醜い事をする、だがそういう人間に限って、「自分は悪くない」、「人の可能性」とか゛綺麗事゛をぬかす・・・、人間の中身はこうも醜いのにも関わらずな、それも男女問わず、老若問わず、時代問わずだ、・・・なんでそれなのに言ってしまうんだろうなぁ~~、・・・・それは、ソイツが傷ついた事がないからだ、だがら、平然と嘘や自身を守るために人を簡単に蹴落とす、傷つける・・・・・・」


スタ・スタ・スタ・スタ


ージョセフスワンは田中太郎に近づきながらこう言ったー


「「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」とエジソンは名言をこの世界に残した・・・あれは、私に対しての皮肉だよ、ま、君には関係ない事だがね、これはただの私個人の愚痴だ・・・。」


ージョセフスワンは田中太郎の目と鼻の先に止まりこう言ったー


「さぁ、君の愚痴を聞かせてくれ」


ーその時、田中太郎が攻撃を仕掛けたー


「『浸食(アレス)』」


ーそう唱え、ジョセフスワンを触ろうとした時ー


「君はそれしかないのかい?」


ーそう言うジョセフスワンは避けようともしないー


「捕らえろ」


シューーーー


ー水の様なナニカが気体に変わり田中太郎の瞬時に拘束したー


「まぁ、君は今、目を鼻も耳もないから私の声が聞こえないのも仕方がないか」


ーそして、ジョセフスワンは田中太郎を指さしながらこう言ったー


「君は目も耳も鼻も無いのに、何故、私の位置が分かるのか?それは君が「敵意」に反応して動いているからだ、逆に言えば敵意を出さなければ君には襲われない。」


ー百聞は一見に如かず、百見は一触に如かずと言うが、その程度で理解できる人間はいない、だが、このジョセフスワンはこのことわざ通りに出来ている、それはこの男が歴史上に置ける屈指の天才だがらだろうー


(かた)や相手は異世界帰りの元勇者一行のモブだった男、経歴だけ見ればこの勝負は決着しているー


ーだがしかし、経歴だけで勝負が決まらないのが勝負の世界の法則で常識だ、いや、率直に何が言いたいか言おう、勝負とは結局の所、「強い者」が勝つのだー


「だが、しかし敵意がなくて行動は出来ない、君を拘束は出来ない、では、何故いま、君は拘束されているのか?、それは私が君より圧倒的な力を持っているからだ、そして、悪いがここで君を殺す、力だけのバカは周りに害しか与えない、駆除だ。」


ージョセフスワンは気体になった自身の能力で田中太郎を締め上げようとしたその時、田中太郎は理性が無いのにも関わらず言葉を発したー


「・・・ゲ、ゲ、ーーー」


「ん?、なんだ?命乞いか?」


ー田中太郎は喋りつけるー


「ーーー下界の人間種が継ぐ知恵と英知ーそれを糧としー私は成長して見せようーそれを悪とみなすー神がいるーそれを堕として見せようー」


ージョセフスワンは命乞いではない分かるとも無言で締め上げたー


ーだが、それでも田中太郎は言葉を出し続けたー


「ーーーッッ・・・・ーこの矢でーその翼をー強欲の翼をー射貫いて見せようー堕神・アリエーテがー・・・・ッッッーーーー」


ー田中太郎は泡を吹き意識を失ったが、言葉を紡ぎ「詠唱」を完成させたー


「・・・最後までよく分からない奴だったな、・・・・だが、これで、チート持ちを「1人」倒せた、これは大きな進歩だ、残りのチート持ちはあと幹部の「7人」・・・、私、1人で・・・いやいや、やるしかない、そうでなければ世界が終わったしまう・・・。フーー」


ージョセフスワンは田中太郎をまだ締め上げたままだった、、それは絞首刑のやり方を模していたからだ、絞首刑は執行が完了した時、15分をそのままにする、その理由は時間をおかないと万が一に生き残る可能性があるからと言われているからだ、だが、実際の所は絞首刑と言われているが窒息死ではなく落下の威力で首の骨を折り一瞬で処しているのだ、生き残る可能性は0を下回るー


「?・・・コイツのおかしな服装は元には戻らないのか?・・・・!!、まさか!!」


ージョセフスワンは直ぐに気づき、能力で田中太郎に電撃を流そうしたその時ー


ゴゴゴゴゴッッ!!!ゴゴゴゴッッ!!!


「!!なんだ、このデカい揺れは!!!」


ージョセフスワンは大きい地震に少し驚き動きが止まったその時ー


ー田中太郎は枯れた小さな声を発したー


「『アリエーテの矢(射貫け)』」


ーその時、ジョセフスワンの真下から大きな光り輝く光線がジョセフスワンを射貫こうとしたー


バシャャン!!!


「!!!、なんだ!!?コレは!」


ージョセフスワンの能力が間一髪で『アリエーテの矢』を上空に反射したー


バッ!!!


ージョセフスワンは田中太郎を離し後ろにジャンプし退避したー


「何だ、今のは!?、まさかあの光線の影響で地震が起こったのか!?」


ージョセフスワンが激しく困惑していると上空に反射された『アリエーテの矢』が上空からジョセフスワン目掛け射貫きに来たー


「!!!上からの攻撃!!、左に避けるか!?右に避けるか!?後ろか!?前か!?ー!!!、防御態勢!!!


ージョセフスワンがとったのは防御だった、理由は簡単だ、放たれた弾から避けれる事は人間には出来ないからだー



ー幸か不幸か、その時、田中太郎のレベルが上がったー


[おめでとうございます、レベルが99→100に上がりました]

[特典として、体力全回復+治癒が付与されます]


久々にこの声を聞いたような気がする


「なんだか、長い夢を見ていた気分だ、悪夢の」



マジの本当で初心者です。。。面白ければ、ブックマーク、評価をお願いします。

この物語はフィクションです、実際のモノとは関係ありません( ^ω^)・・・

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