ジョセフ・スワン編④
「・・・おい、・・・おい!・・・おい!!」
なんだ、この騒々しい声は・・・
「おい!いい加減起きろって!!、竜に食われるぞ!!」
竜?何を言っているんだ・・・、そんなのはラノベの世界だけだろ、・・・でも、もし本当にいたら面白いなぁ~
「おい!起きろ!!戻るんだろ!!」
戻る?何処に?
「だから!!゛頑張れ゛!!!」
「頑張れ」か、その言葉を嫌う人を世界には沢山いるぞ・・・、゛無神経゛だとか゛上からモノ言うな゛だとか゛苦労を知らないヤツが゛だとか、こういうのもTPO?って言うんだぜ?(多分)、・・・だけど、僕はその言葉が嫌いじゃない。
さてと、そろそろ目を開けますか、
「(ん?なんだ?目を開けたのに目の前が真っ暗だぞ?)・・・・・」
声が出ない?・・・
キーキーキーキー
なんだ、この音は頭の中にモスキートン虫でもいるのか、そんな音しか聞こえないぞ?
キーキーキーキーキーキーキー
・・・さい
・・・・るさい
・・・・・うるさい
・・・・・・・うるさい!!!
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~刑務所・運動場~
ー辺りは煙が蔓延し砂埃が舞っていたー
ドシッ・・ドシッ・・ドシッ・・ドシッ
ーホワイトは山を登る様に゛下゛から地上に戻っていた、先ほどのホワイトの爆発で地面にはクレーターが出来ていたのだったー
〈右腕の回路不全、左足の外装パーツ、50%損傷、その他全身回路断裂か多数あり、活動時間残り10分〉
ーホワイトはそう言い、続けてこう言ったー
〈任務完ー〉
ドンッ!!!
ーその時、ホワイトの後ろで爆発の様な破裂音がその場に轟いたー
〈田中太郎・・・貴方は一体、何者なんですか)
ーホワイトは田中太郎がいるであろう方向から闘気を感じ、そう言ったー
ザクッ・・・ザクッ・・・ザクッ・・・ベチョ
「さい・・・るさい・・・・うるさい!!!」
ー田中太郎はそう言いながら煙の中からユラユラと歩いて来ていたがー
ベチョ・・・ベチッ・・ベチョ・・・ピチョ・・
ー服は無くなり、内臓、骨は体から無数に飛び出し、目は見開いているがその中に゛目゛はなく赤黒い漆黒、耳も鼻もない・・が、口だけは完璧に何故か修復されていたー
ーその田中太郎の姿を一言で表すなら、゛異形゛ー
ガシッッーーーーシュ――
ーホワイトは左腕を盾に変形させ構えた、そして、体からガスを更に噴出させたー
ベチョ・・・キシッ・・ベチョ
ーそして、田中太郎はユラユラとホワイトの射程距離に入ったー
〈ボディープレス〉
ガスッ!!!!
「アァあァァあああ!!!!」
ー田中太郎は苦痛に続く苦痛で絶叫しパールボールの様に吹っ飛んだー
ーそして、浸食したー
・・・・ビキッ・・・ガラァガラァガラァ!!!
〈・・・左腕、外装パーツ消滅〉
ーホワイトの左腕は外装が取れ内部構造が全て露出していた、人間で言えば皮膚が全てなくなったと同等だろうー
「『浸食』」
ー『浸食』ー
ー異世界では禁忌魔法の一種であるー
ー使う事はもはや知る事すら叶わない筈だが田中太郎はこの時始めて使えているー
ーこの魔法は~~~魔法であるー
ー破壊魔法と考えられているが実際の所まだ詳しく解明されていない魔法であるー
ベチッ!!ベチッ!!
ー田中太郎は体を治さず起き上がり両の腕が折れているのにも関わらず自分で自分を強く深く抱きしめたのだったー
ーそしてー
ー『浸食』を唱えた後、すぐにある魔法を唱えたー
「『戦争を纏った狂戦士』」
ー音がしなかった、その魔法は静かに無音で田中太郎を漆黒の戦士へと変えたー
ー黒い鎧を身にまとい口元以外を黒い兜で覆いマントを身に纏っていたー
ーそして、先程まで絶叫していた田中太郎は恐ろしい程に静かになっていたー
ドシッ・・ドシッ・・ドシッ・・ドシッ・・
ーホワイトは田中太郎に真正面から近づいたー
ーそして、田中太郎に素早い左ストレートを放ったー
ベシャ!!
ー田中太郎の胴から上が無くなったー
ーと、ホワイトは思ったー
ーその時、強い風が吹いたー
ビュュュュゥゥ~~ゥウウ
ーホワイトの横で黒いマントがなびいたー
ペタッ
「『浸食』」
ー田中太郎はホワイトの右足を触りながら唱えたー
ガシャンッ!!!ガンッ!!!
ー触ってる時間が先程よりも少し長かったのが原因か分からないがホワイトの右足は外部、内部が全て壊れた、そして、ホワイトは体のバランスを崩し地面に倒れたー
〈田中太郎、あなたは域を超えました、全世界を壊す前にここで止めます〉
ドッ!!!
ーホワイトは田中太郎に覆いかぶさった、田中太郎は避けれたのにも関わらず、何もしなかったー
〈全原動力を爆発に変化、3・2・1・自爆〉
ビカッ!!ドンッ!!!
ーホワイトはこれ以上ない火力を出しながら自爆をしたー
ー爆心地はクレーターになり、煙がモクモクと宙に舞っていたー
スタッ・・スタッ・・スタッ・・スタッ・・
ー田中太郎はクレータから地上に上がり止まったー
パチ・パチ・パチ・パチ・パチ・パチ
ー田中太郎の後ろから拍手の音が聞こえるー
ー田中太郎は微動だしない、止まったままだったー
スタ・スタ・スタ・スタ・スタ
ー男は煙の中から姿を現しこう言ったー
「初めまして、田中太郎君、私の名はジョセフ・スワン、科学者だ。・・・・君は人の話を後ろを向きながら聞くのかい?・・・・というより、聞こえてない感じか・・・いや、理性がないのか」
ー男は一目で田中太郎の状況を見破ったー
「そして、何より、その姿は・・・まるで、日本でいう修羅だ」
スタッ
ージョセフ・スワンがそう言うと田中太郎は横に移動し触ろうしたー
「ほおー」
バシャン!!
ー水の様なモノが田中太郎の攻撃を瞬時に防いだー
「『偉業・分岐点』」
ーこれが、ジョセフ・スワンの謎の能力なのだー
「う~~ん?」
ージョセフ・スワンは自身を守った水の様なモノを見ながら声を出したー
「・・・これは、食われているのか?、私の゛ホワイト゛を・・・まぁいいか、この程度傷にもならないがサンプルとしては丁度いい、後で採取しよう」
ージョセフ・スワンはそう言い田中太郎をじっと見た、いや、観察した、モルモットも見るようにー
「さてーーー」
ー「ジョセフ・スワン」ー
ー人類史上、歴史上、初めて暗闇に光を灯した科学者ー
ー1860年、「電球」を発明した最初の偉人ー
ー人呼んで、孤高の科学者ー
「実験開始だ」
マジの本当で初心者です。。。面白ければ、ブックマーク、評価をお願いします。
この物語はフィクションです、実際のモノとは関係ありません( ^ω^)・・・。




