15/15
smoker
金と酒と女ぁ!の巻。
放課後、俺は葛西先生に話をつけて屋上に呼び出した。
予定通りに来てくれたようだ。先生は頭を掻きながらそこに現れた。
「どうも、葛西先生。お忙しいとこを申し訳ありません。」
葛西先生から返事がない。勘付かれたか。
先生の眼球は紅く染まっていた。成る程、刀静さんの言ってたとおりだ。能力者は力を解放するとき眼球が紅くなる。fact社の皆は目を紅くしないように練習したらしい。俺は中途半端な存在だからか目は紅くならないけど。
先生が何かを言いかけたその時、上空から長髪の男が落ちてきた。彼は片手剣を召喚し、華麗に着地した。
「久しいな、葛西。私はお前に頼みたいことがあってきた。」
誰だ彼は。目が紅くなっていない。味方?いや、なんか見たことあるような気がする。
「へっ、お前が俺に何の用だよ。ナンパなら付き合うぜ?」
「私達に協力してくれないか?お前とお前のsomaがあると助かるんだ。」
「嫌だね。めんどくせぇ。俺は金と酒と女がありゃそれでいいんだよ。」
おい生徒はどうした。
「ならば仕方がない。力づくでわからせてやる。」
長髪の男がそう言うと、先生も何か小さいものを召喚した。
え?まじで?
タバコ…?




