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クリスマスプレゼント  作者: 夢羽
3/7

とてとて


「ごちそうさま」

「はい、おそまつさま。午前中につくった折り紙のゴミ、ゴミ箱に捨てなさいね」

「はーい」

 お昼ごはんのうどんをきれいに食べ終えた娘の茉莉は、とてとてと走ってはゴミをゴミ箱に捨てていく。ゴミ箱を机のそばに持っていけばいいのに、と思うのだが、せっせと往復作業をする娘もいじらしく可愛いので放っていく。私も昼食の後片付けをはやく終えて娘を手伝わなくては、

「茉莉、このコップ片付けてくれる」

「うん」

 時刻は13時20分。時は少しずつ進む。



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