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俺のワガママボディがクラスの三大美少女を溜まり場に引き込んだ件について ~天使たちの溜まり場チャンネル配信開始!~  作者: 影木とふ「ベスつよ」②巻発売中!
2 天使たちの溜まり場チームの夏休み

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DAY 63 俺に三人の彼女が出来た日





「え、あれ、なんでみんな俺の家に……?」



 夏休みのメインイベント『天使たちの溜まり場チーム』での海旅行。


 夕方に帰ってきて、さすがに疲れていたのかソファーで寝ていたら、なぜか伊江里クロワさんが俺の家にいて、続いて藤浪桃世さんに西崎華さんも家に入ってきた。


 あれ? さっきみんなと別れたばかりなのだが……




「どういうことだクロワー! 絶対にミャーマの寝込み襲う気だったろぅー! 一人だけ良い思いさせてなるものか、我も参戦希望! ネクストチャレンジャーももよーん様、参上!」


「ふふ、寝ている美山君を眺めて、興奮しちゃったから襲おうとしたのかしら? ふふ、誘って欲しいお姫様思考のクロワにしては思い切った行動ねぇ。でもダメよ、ここまで来たら三人同時じゃないと、チームが崩壊しちゃうかも……ふふふふ」


 藤浪桃世さんと西崎華さんが伊江里クロワさんに怒っているが、え、チーム崩壊? そ、それは困る。


「どうもこうもねぇ。メッセージに返信がないから心配で見に来ただけだ」


「ボッス!」


 伊江里クロワさんがムスっとした顔で答える。


 俺の愛犬ボスが伊江里クロワさんにまとわりついているが、なんでこの犬、俺よりクロワに懐いてんの。


「あ、あの、よく分からないですが、チームの崩壊だけは避けたいです。せっかく楽しくて信頼の出来る友人が出来たのに、こんな形でのお別れは、俺は悲しいです……」


 チームの崩壊って何?


 そんな大きな事が、俺が寝ているあいだに起きたのか?


「ええええええー、友人ー? うっそでしょミャーマー、それはももよーん脳天ショック! 格上げ希望! 海では何度も裸を見せあった仲だろう?」


「てめぇ、友人ってなんだよ。私を波多野なんたらとかと同じ扱いとか、キレんぞ。人の胸触っといて友人とかありえねぇだろ」


「そんな美山君……ここまできて友人Aは悲しいです……って、え? クロワ? 胸を触ってもらえたのですか……? え、う、嘘ですよね、美山君?」


 チームの崩壊を避けようとフォローをしたつもりが、皆さんの怒りの矛先が一斉に俺に向いたぞ……?


 一応訂正するが、藤浪桃世さんと海で裸を見せあった記憶は、無い。


 ええと、クロワのお胸様を触ったのは……その、偶然、寝起きで……あああ、なんて言えば余計なトラブルが起きないのか、秒で考えないと……


「嘘じゃねぇ。こいつ、寝起きで私の胸をがっつり触った。つまり、そういう関係ってことだ」


「えええええええー! ずっる、ずっるー! なんでクロワだけー? ねぇミャーマ、一人だけ贔屓はずるいー!」


「はぅっ……! そんな……ついに私の可愛い弟、美山君が悪女クロワの毒牙に……ああ、脅されて仕方なく触ったのでしょうけど、怖かったでしょう? 可愛そうに……でも大丈夫よ、これからは私が側で守ってあげますからね」


 俺の奔走虚しく、伊江里クロワさんが状況説明無しでストレートに表現してしまった……いや、あの、クロワのお胸様を触ろうとしたのではなく、顔に何か覆いかぶさっていたから、これは何だろう、と手をね……って俺は西崎華さんの弟じゃあないっす。





「……というわけでして、決して触ろうとしたわけではなく、寝ていたら顔に乗っかっていて何も見えないから、これはなんだろうと手を出したら触ってしまったと、そういうことです。先ほども謝りましたが、もう一度謝ります。クロワ、ごめんね、寝起きで触ってしまって」


 なんだか大興奮の女性陣に麦茶を出し説明をし、落ち着いてもらう。


 さっき海から帰って来たってのに、みなさんパワフルですなぁ。


「……別に、お前に謝られる筋合いはねぇ。触りたきゃ触りゃあいい。その、私は子供のころからずっとお前の、その……か、彼女……」


「そうそれ! 細かいことはあとで考えるとして、私たちが友人扱いなのがおかしい! ミャーマの中での私たちってどうなってるの? 海でお泊りデートして裸まで見せあったのに友人ってー! 彼女、彼女に格上げ、格上げ交渉ー!」


「美山君の彼女……はぁ、良き響きの言葉です……。ふふ、チームの崩壊も嫌ですし、ここまで来ましたら三人全員彼女としていただかないと、収まりが付かないですわね。というわけで、今日から私たちは美山君の彼女を公言します! いいですよね、みなさん」


 ん? あれ?


 クロワのお胸様を触ってしまった説明をしていたら、話が斜め上どころか星まで飛んで行ったぞ?


 彼女……? そんな話してましたっけ……?


「……チッ……面倒な……チームは大事だし、まぁいい。でもこいつがモブのお前等を選ぶことは生涯ないけどな。とりあえず、私は今日から美山進太の彼女になった。いいな、お前もそう公言しろ」


 伊江里クロワさんが、藤浪桃世さんと西崎華さんを憐れむような目で見てから俺を指さしてくる。


 え、伊江里クロワさんが俺の彼女……だ、と……?


「よっしゃあああ! 今日から念願のミャーマの彼女だーー! 私、彼氏のミャーマとしたいことがたっくさんあるんだよね! 全部短期で叶えるぞー!」


 藤浪桃世さんが笑顔で俺に抱きついてきたが、桃世も彼女……?

 

「ふふ、美山君の彼女……いい……いいですわぁ……。おほん、私、西崎華は今日から美山君の彼女になりました。私、結構欲が強いですけど、美山君は体力も筋力も精神力も強いですから、余裕で受け止められますよね? ああ、楽しみ、ロープに手錠、低温ロウソクの出番がついに来るのですね……!」


 恍惚の表情でヤバイこと言っているけど、西崎華さんも俺の彼女……低温ロウソク? 


 彼女が出来るのは嬉しいけど、さ、三人同時……?



 

 よ、よく分からないが、『天使たちの溜まり場チーム』での海旅行から帰ってきたら、なぜか俺に三人の彼女が出来ていました……。





































++++++++++++++



【以下定型文】



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         影木とふ




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