「死の国」のような異世界
注意:AIをゲームマスター、作者をプレイヤーとしたTRPG風リプレイです。
おもに投稿主の振り返り用や身内用に見やすく編集したもの。
>>は行動選択や行動指示。
>>TRPGしようか、元気で明るくて笑顔が可愛い女の子がダークファンタジーの世界に放り込まれるお話
いいですね!ダークファンタジーの殺伐とした世界に、太陽のような女の子が迷い込む……その対比が物語をよりドラマチックにしてくれそうです。
では、これからTRPG風の物語を始めましょう。あなたが主人公の女の子となり、この世界の謎を解き、あるいは生き抜いていく物語です。
【プロローグ】
あなたは、いつものように友達と楽しく遊んでいた帰り道、近道のつもりで通った古い路地裏で、ふと足元の地面が歪んでいることに気づきました。
足を踏み出した瞬間、世界がぐにゃりと回転し、耳をつんざくような風の音とともに意識が遠のきます。
次にあなたが目を開けたとき、そこはかつてあなたがいた世界ではありませんでした。
空は紫がかった不気味な雲に覆われ、あたりには焦げた匂いと、冷たい湿気が漂っています。石畳はひび割れ、遠くからは獣の遠吠えとも悲鳴ともつかない不穏な音が聞こえてきます。
あなたは、不思議な魔力の残滓を感じながら、暗く歪んだ「死の国」のような異世界にたった一人で立っています。
目の前には、かつては何かの施設だったと思われる崩れかけた石造りの建物があります。
背後からは、何かが地面を這いずるような、カサカサという不気味な音が近づいてきています。
「わわっ、なんだかここ、すごく空気が重いよ……! でも、じっとしてたらもっと危ないよね!」
名前を「ひまり」と決めました。ひまりは、背後から迫るカサカサという音から逃れるように、すぐそばにあった石造りの建物の重い扉を力いっぱい押し開けました。
「失礼しまーす! ……なんて、誰もいないかな?」
扉の奥は、埃っぽく冷え切ったホールでした。外の不気味な空色とは対照的に、中は松明の跡のような壁掛けが並ぶ、少しだけ神聖で、でも酷く荒廃した場所です。
あなたが中に入ると同時に、背後の扉が「ドォン!」と大きな音を立てて閉まりました。
「うわっ!? びっくりしたぁ! 自動ドア……じゃないよね、これ。勝手に閉まっちゃうなんて、ちょっとお茶目すぎない?」
ひまりは心臓をバクバクさせながらも、努めて明るい声で独り言を言います。ネガティブになっても状況は変わらない。そう信じているあなたの明るさは、この暗い建物の中で、まるで小さな灯火のようにポッと空間を照らしているようです。
ふと、ホールの奥に目をやると、二つの分かれ道があることに気づきました。
「どっちに行こうかな……。左はちょっと冒険っぽいけど、右の方が明るくて見通しが良さそう! よし、まずは右をチェックだね!」
ひまりは足音を立てないように気をつけながら、右の廊下へと足を踏み入れました。
「おっ、やっぱり右側で正解かも! 明るいってそれだけで安心感あるよね〜。……あ、でも足元には気をつけて、っと!」
ひまりはスキップを少し我慢したような軽快な足取りで、右の廊下へ進みます。壁の隙間から差し込む紫色の光が、埃の舞う廊下を幻想的に照らしていました。
廊下の床には、古い羊皮紙のような紙が落ちています。ひまりはしゃがみ込み、ひょいっとそれを拾い上げました。
「えーっと、なんて書いてあるんだろ……。読めない文字かな? ……ううん、不思議! なぜか『読める』!」
そこには、ひび割れたインクの跡で、震えるような字でこう記されていました。
『我ら、光なき地の底にて、ただ主の目覚めを待つ。
さざめく声は嘲笑か、あるいは救いの調べか。
鐘の音は、境界を溶かす合図となる。』
「……なんだか、すごーく深い物語の序章っぽい感じ! 『主の目覚め』ってことは、この建物には誰か偉い人が眠ってるのかな? それとも……うーん、やっぱりこれ、ファンタジーの王道展開だね!」
ひまりは紙を丁寧に折りたたんでポケットにしまいました。
その時、ふと背後の暗闇から、先ほどとは違う「低く、重い足音」が響いてきました。
ドス、ドス、ドス……と、ゆっくりではありますが、確実にこちらへ近づいてきています。しかも、その足音は一歩進むごとに、周囲の空気をピリピリと震わせるような「魔力」を伴っているようです。
「あわわ、これはちょっと……ただのお客さんじゃなさそうだね! 」
「ええい、こうなったら勢いだ! 立ち止まってるほうが捕まりそうだし、とにかく奥へ行ってみるしかない!」
ひまりはそう呟くと、迷いを振り切るように駆け出しました。ドス、ドス、と背後から迫る重い足音に合わせて、自分の足音も床を叩きます。
「待って待って、全然待てないよー! 追いかけっこなら負けないんだからっ!」
走ること数秒、廊下は突き当たりに到達しました。そこには、左右の壁とは明らかに素材の違う、「鏡のような黒い紋章が刻まれた扉」が鎮座しています。取っ手はなく、ただ中央に丸い窪みがあるだけです。
背後の気配はすぐそこまで来ています。振り向くと、暗闇の中からボロ布を纏った、鎧のように硬い皮膚を持つ「何か」が、赤く光る目をしてこちらを睨みつけていました。
「……うわっ、やっぱり見た目からして強敵だー! でも、この扉、開けなきゃいけない雰囲気満載だよね!」
ひまりは必死に考えを巡らせます。




