第6話「動物園大計画」
まだ読んでいない人は第1話から第5話を読んでね!
第7話は9月21日朝7:00に投稿します!
僕はいつもの様にぼけ〜っとする。
(ああ、暇だな。)
と思いつつも、やる事がない。
僕はラスティ。ここに来てもう半年も経つキツネさ。
野生の山で捕えられて、ここに連れてこられた。
人間が嫌いでも、どうやって反抗すれば良いかわからない。
(このままここで一生を終えるのかなぁ…)
そんなことを考えていると、向かい側の屋外放飼場に子ライオンが現れた。
(…! 見ない顔だな…)
(まぁ、ただ新入りが入ってきただけか。)
しかし、彼らは違った。鋭い目つきで何かを考えている。
(なんだ…あいつら…)
(何かを話している…小声で聞こえないけれど…)
すると、背の高い方の子ライオンが「見ててね」と言わんばかりにジェスチャーをした。
僕はやる事もなかったので、彼らをまじまじと見つめる。
そして、10:00。
「おーい、レオ君、サン君、戻るよ〜」
彼らの飼育員がやってきた。すると、彼らは飼育員を叩き始めた。
「うわっ!」
飼育員は悲鳴をあげて逃げていく。そして彼らは大声で話し始めた。
「みんな、聞いてくれ!僕たちは今からここから脱出する!同じ様に脱出したいと思うものは手を挙げろ!」
僕は彼らが救世主に見えた。彼らも、同じ様に人間が嫌いなのだ。
僕は小さく右手を挙げた。
* *
(やっぱり、あいつら何かがおかしい!)
僕は急いで逃げる。全身が痛む。
(早く、早く、園長に報告しなきゃ!)
そして事務室に行き、園長に話しかけた。
「園長、大変です!」
「どうした、そんなに焦って。」
園長は落ち着いた目で話す。
「レオ君とサン君が、僕に襲いかかって来ました…」
「何…だと?」
園長の目が泳ぐ。
「前々からおかしいと思っていたのです!」
「この映像を見てください!」
「2匹は、ほぼ3時間おきに「寝る」と「見張る」役割を交代して周囲を警戒しています!」
「何か、考えていることがあるような…感じで…」
「早急に手を打つぞ。」
「はい!」
読んで下さりありがとうございました!




