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動物園大脱走  作者: しろくろ
第1章 動物園からの脱出
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10/13

第8話「動物園大会議」

まだ読んでいない人は第1話〜第7話を読んでね!

第9話は9月22日19:00に投稿します!

19:00。


飼育員達の会議の時間だ。


「みんな、聞いてくれ。」


「子ライオン担当の北上から重大な報告があった。」


「今日10時、北上をレオとサンの2匹が襲い、北上は負傷した。」


「それが、何なんです?まだ来たばかりなのでまだ人間を信頼できていないだけじゃ…」


猿担当の中谷(なかたに)洋子(ようこ)が言う。


「それだけでは無い。昨日の夜、彼らは交代交代に寝て、常に1匹はじっと防犯カメラを見ていた。」


「そして北上を襲った後、私たちには分からないが他の動物に柵越しに話しかけていた。」


「彼らの知能は高い。私はここで働いて25年目だが、あんなに高い知能を持っているのは初めてだった。

もし彼らの頭脳で、何かを企んでいるなら…。」


「で、でも、人間じゃなくて、子ライオンですよ!?そんなことを考えているなんてあり得ない!」


パンダ担当の石金(いしがね)美保(みほ)が言う。


「馬鹿者!もし、万が一動物達が脱走してしまったら、警察を呼ぶ羽目になる。さらに、ニュースになって全国に拡散されるだろう。そうなっては、私のメンツが丸潰れだ!」


「………」


全員が黙り込んでしまった。


「とにかく、飼育員は全員、常に動物を見張って警戒を強めること!もしかしたら、他の動物もレオやサンに何か吹き込まれたかもしれん。攻撃してくる可能性もある。常の応戦出来るようにし、応援を呼べるようにすること!いいな!」

    * *









「はぁ…。」


私は大きくため息を吐く。


(最近の園長、なんか変なんだよなぁ…)


私は石金美保。パンダの世話担当だ。


私はここに来て5年目だが、最近の園長は何かがおかしい。

いくら動物園を守りたいとはいえ、流石にそこまで警戒するのは…

動物の知能なんて、たかが知れている。


(まるで、何(・)か(・)に取り憑かれているような…)


(動物が反抗なんて無いといいけど…)


ああ、いけない。もうこんな時間だ。早く書類をまとめて早く帰らないと。

私は急いで机に戻った。

読んで下さりありがとうございました!

第9話は9月22日19:00に投稿します!

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