第8話「動物園大会議」
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第9話は9月22日19:00に投稿します!
19:00。
飼育員達の会議の時間だ。
「みんな、聞いてくれ。」
「子ライオン担当の北上から重大な報告があった。」
「今日10時、北上をレオとサンの2匹が襲い、北上は負傷した。」
「それが、何なんです?まだ来たばかりなのでまだ人間を信頼できていないだけじゃ…」
猿担当の中谷洋子が言う。
「それだけでは無い。昨日の夜、彼らは交代交代に寝て、常に1匹はじっと防犯カメラを見ていた。」
「そして北上を襲った後、私たちには分からないが他の動物に柵越しに話しかけていた。」
「彼らの知能は高い。私はここで働いて25年目だが、あんなに高い知能を持っているのは初めてだった。
もし彼らの頭脳で、何かを企んでいるなら…。」
「で、でも、人間じゃなくて、子ライオンですよ!?そんなことを考えているなんてあり得ない!」
パンダ担当の石金美保が言う。
「馬鹿者!もし、万が一動物達が脱走してしまったら、警察を呼ぶ羽目になる。さらに、ニュースになって全国に拡散されるだろう。そうなっては、私のメンツが丸潰れだ!」
「………」
全員が黙り込んでしまった。
「とにかく、飼育員は全員、常に動物を見張って警戒を強めること!もしかしたら、他の動物もレオやサンに何か吹き込まれたかもしれん。攻撃してくる可能性もある。常の応戦出来るようにし、応援を呼べるようにすること!いいな!」
* *
「はぁ…。」
私は大きくため息を吐く。
(最近の園長、なんか変なんだよなぁ…)
私は石金美保。パンダの世話担当だ。
私はここに来て5年目だが、最近の園長は何かがおかしい。
いくら動物園を守りたいとはいえ、流石にそこまで警戒するのは…
動物の知能なんて、たかが知れている。
(まるで、何かに取り憑かれているような…)
(動物が反抗なんて無いといいけど…)
ああ、いけない。もうこんな時間だ。早く書類をまとめて早く帰らないと。
私は急いで机に戻った。
読んで下さりありがとうございました!
第9話は9月22日19:00に投稿します!




