表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
超時空の彼方 〜フォロミー〜  作者: 一等神 司
第ニ章 ◆人類の文明開拓◆
17/22

【月下氷人】

作者のイメージとしては…ですが……

もし、主題歌とするのなら、イルカさんの【Follow Me】です。

人類村(じんるいむら)】が出来て、約十一年が経った。

新しい居住区は、ほとんど完成している。

将来を見越して作っているだけなので、急ぐ必要は無いので、子供達はゆっくりとしたペースで作っているのだ。

それでも、巨大な(へい)(ほり)は完成し、各建物を作れば、住める程度までには完成している。

子供達が本気になれば、一ヶ月と掛からず完成するだろうと思う。


光一(コーイチ)一暗(イアン)は、次の居住地の候補を探す為に、成人した子達と一緒に、遠出をする事が増えている。

これはもっと急ぐ必要は無いけれど、必要になってから探したのでは遅いので、早くから探しているそうだ。

よく出来た子達です。親馬鹿です。えへん。


「こんな風に水を出すと、お外で喉が渇いた時に、お水が飲めるから便利なのよ」


「うーん…… 僕 やっぱり出ないや」

「私!出たよ!」

「あれ?あれ?」


今はまだ幼い子達の魔法の練習中。

魔法も含めて、地球の勉強も教えている。


生まれて一年の間は、一緒に遊びながら、魔法の練習だけしている。

地球の勉強を、二年目から教えている理由は、

子供達は、ある程度 成長して、私から分かれ出ているので、基本的な知識は持っている。

言葉も話せるし、文字も読める。

計算とかも出来る。

でも、基本的な知識だけ。記憶喪失になった人が、記憶喪失になる前の基本的な知識を失っていないのと同じで、それ以上は無い。

「何となく知っている」

それが私の子供達の知識、だから……教育 教え育ててあげる必要が有るけれど、

先ずは、人として生を楽しんで欲しい。

一年目は、楽しむ事から。


「「お母様 相談が有ります」」


光一(コーイチ)陽七(ヒナ)を連れて、

一暗(イアン)亜夜(アヤ)を連れて、

声を掛けて来た。

ヒナは、白い髪の女の子として、七番目に産まれた娘。

アヤは、黒い髪の女の子として、一番目に産まれた娘。

女の子 二人は(うつむ)いて、黙っている。


「どうしたの?四人共 深刻そうな顔をしているけど……」


四人共 私に怒られた時の様な顔をしている。


コーイチが突然

「僕はヒナと結婚したい」

と、言い出した。


続けてイアンも

「僕はアヤと結婚したい」

と、言う。


「けっ!!えっ?けっ!?結婚?結婚って言ったの?」


驚き過ぎて混乱してしまった。

結婚って言っても兄妹だし……


「あなた達は兄妹なのよ?」


コーイチとイアンが一緒に

「わかってるよ。でも、大丈夫だと思う」

と、答えた。


「大丈夫って……何が大丈夫なの?」

と、問い掛ける。


コーイチが言う

「兄妹だけど、結婚して子供を作っても大丈夫な気がするって事だよ」


「ええっ!?どう大丈夫なのよ?」

驚いて更に聞く。


イアンが言う

「何となくわかるんだ。僕達は兄妹だけど、全く別の存在だって……」


「遺伝子的な事なのかな?お母さん 大丈夫とも良いとも言ってあげられないよ……」


すると、突然。


《私はナビゲーター》

《貴女の子達は、貴女から分かれ出ました》

《しかし、分かれ出て、別の単独の生命体になりました》

《人の言う遺伝子的にも、別の独立した存在です》


随分 お久し振りじゃない。もう十年以上 声を聞いていなかったよ。


「ふぅ……」

ため息が出た。


「神様的にも結婚しても大丈夫みたいよ。反対する理由が無くなったわ」


私が四人に告げると、手を取り合って喜んでいる。


「「「「僕(私)達 結婚します!」」」」


力強く宣言された。

ああ、そう遠くない将来 私は、おばあちゃんと呼ばれてそう……


「他の子達にも、説明が必要だから、全員を【人類村】に集めてね」


そうコーイチとイアンの二人に伝える。








一時間程で、【人類村】にみんな集まった。


「大事な事を伝えなきゃいけないの。だから、みんなに憑依(カバー)を使って深く繋がるね」


そう、子供達に伝えて憑依(カバー)を使った。

憑依(カバー)が無くても、心の繋がりを感じているのが、私と子供達だけど、考えまでは伝わらない。

凄く大事な事だから、子供達全員と憑依(カバー)で意識を繋いだ。


そうして、コーイチとヒナが結婚して、

イアンとアヤが結婚する事を伝えて、

神様からも、「遺伝子的に兄弟姉妹で結婚する事が問題無い」とのお告げが有った事も伝えた。


子供達が凄く驚くかと思ったけど、みんな冷静にしている。

もしかして、子供達はみんな、本能的に解ってたのかな?


「みんな解ってたの?」


と、子供達に問い掛けると、一斉に(うなず)いた。

解ってなかったのは私だけみたいだ。


「そう……」


「じゃあ、四人の結婚を、みんなでお祝いしようね」


その日の夜は、盛大に宴を催した。


「「「「お母様 これまで本当にありがとう!」」」」


結婚する四人の子達に言われて、複雑だけど嬉しくて涙が出た。

幸せになって欲しいな。




そして、満天の星空を眺めた。


〜〜〜



挿絵(By みてみん)

異世界簡易マップ。

(めぐみ)の【人類村(じんるいむら)】を更に拡げて、【白村(しろむら)】と【黒村(くろむら)】と完成間近の二つの村が加わった状態。

実際には、【人類村】に四つの村は付いているので、ここまで規模の拡張は無い。

(でも、各5つの村は東京ドーム位の広さは有るけど)

やっとここまで書けました。

「もっとジックリ 子育ての部分を書いた方が良いのかな?」

とか、迷う所も有りましたが、それだと物語の核心の部分まで、かなり時間が掛かってしまうので、一気に時間を進めました。

ここからです。ここは、物語のスタートの位置から、ほとんど進んではいないのですから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ