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それは笑いながら
誰にも言えない秘密、言ってしまうと秘密ではなくなり自信を辱める言葉へとなり返ってくる。
誰にも言ってないから、誰かがそれを自分以外の誰かを攻撃するために口にした時、私は笑いながらそれに続いていく。
浮かんで
泳いで
沈んでいく
叫び声が聞こえた
悲しい叫び
自分が発していることに
気付かないで
私いつしかは優越感に浸っていた
惰性に乗って流されて、誰かを傷つける。
いつか同じ事が私にも襲いかかってくる日がくるかもしれない。
その時は、どうしたらいいのか分からないだろう。
鏡に映る 私の姿は偽者だけど手を触れれば同じ動きをする奇妙な存在
何故ここにいるのかはわからない
気付いたらそこにいた
何かを叫んだ記憶は残っている
他は何もない
どちらが本物のイレモノなのだろう
そしてどちらが悲しい存在なのだろう
見飽きたはずの見知らぬ顔と瞳がわらっている
眠りにつくまで心は落ち着かない
目覚めでさえ恐ろしい
私が私でなくなってしまいそうで
過ぎ去った日々は戻らないけれど、秘密は誰にも言ってはいけないものだ。
そして誰の秘密も知ろうとしてはいけない。
傷は浅ければすぐ治るけど、深ければもう。
訳の分からない苛立ちの中で、何もかも消えてなくなればいいと思った。




