登場人物紹介(二章終了時点)
根無 草太/ウィード・ローツレス
職業:聖騎士
30歳まで童貞を貫いた、少し筋肉質の青年。黒髪短髪だったが少し伸びてきた。
トラックとの事故の後女神に呼び出され、来訪者となる。
童顔と言われており、年齢より下に見られる事が多い。
頭の回転は早く、肉体労働で鍛えているため体力はあるが、
根っからのお人良しで頼まれごとを断らない。よく人を観察している。
ヒナルティア・クォーツ・リーゼフォン
二つ名:『惑わし』
2012歳のサキュバス。見た目年齢は12歳の金髪ロリ。基本的に髪型はツインテールにしている。魔神十傑の一人。
本来の格好は裸よりもスケベなサキュバス衣装だが、普段はサキュバスである事を隠すため地味なローブを着ている。
元々いいとこのお嬢様で、家を出てからはずっと一人旅をしていたが、ある日強さを見込まれて魔神十傑入りする。コミュ力は高いが、どこか一線を引いている所がある。しかし一度懐くととことん懐く。
諸事情から魔術に詳しい。一通りの魔術、魔法は会得している。
ユユ
種族:エルフ
「龍の棲む島」の巫女。白い肌に銀髪、深緑色の目。外見年齢は10歳程度。実年齢は不明。
生贄になる予定であったが、ウィードの行動により生き延びる。
魔術はあまり得意ではないが、古代魔法を使うことができる。
森で育ち、元いた村で人間に襲われたため、まだ若干人間に苦手意識はあるが、
龍の棲む島で島民に優しくしてもらったので慣れてきた。ですです口調は人間語が下手で敬語が上手く使えていない。神への信仰が厚く、それ故ウィードに対してもかなり信頼を置いている。
ヒナには何となく自分に近いものを感じており、すぐに仲良くなる。
ヴォルカニクス
二つ名:『煉獄』
最初にウィードと戦う事となった魔神十傑の一人。
竜人族という、竜と人間のハーフのような新しい魔族。人間よりも魔力・攻撃力ともに高く、知能は同等以上。単純な武力だけで言えば魔神十傑のトップ。魔王軍でも軍事的な管理職としての側面が強い。
冷酷な一面も持つが、基本的には情に厚い。引き際もわきまえており、戦力差を理解した時点で撤退する。
本人は一騎当千の能力を持つが、基本的には全体を見渡し将としての役割を全うする。
人間でありながら高い武力を持ち、快くヴォルカニクスに手を貸したウィードを気に入っている。
ルシエラ
職業:シスター
修道院フィルキオンに勤めるシスター。金髪で巨乳。
清貧を心がけており、日々の生活は質素倹約だが、
最近は寄付等も増えて充実している。基本的にためたお金は孤児達の生活費や、
修道院の保全に充てる善良を絵に描いたような人。時折悪い人間に騙されそうになり、その度にユーリイに咎められている。
ユーリイ
職業:聖騎士
金髪、短髪の長身。少年というより青年。17歳前後。
修道院フィルキオンで孤児として育った。自分を育ててくれたルシエラに強い恩義を感じており、
彼女を守りぬくことを生きがいとしている。異性としても意識しているが、向こうは全くその気がない。
なお本人達以外にはバレバレであり、全く隠せていない。
正義感が強く真面目で、規律を乱すことを良しとしない性格だったが、
ウィードが来てから少しゆるくなった。猪突猛進な所は変わらず。
ミルフィ
亜麻色の髪の可愛い女の子。16歳程度。
修道院フィルキオンで孤児として育つ。ユーリイとは幼馴染にあたる。
少し抜けているが手先が器用で、炊事選択なんでもござれ。将来の夢は「お嫁さん」で、
ユーリイの事をいいなと思っているが、本人がルシエラのほうに向いている事を知っているので、
アピールはあまりしていない。修道院でも常に明るく、皆を元気付けてくれている。
本人もあまり落ち込んだりする事はなく、寝ておきたら回復しているらしい。
シーナ
黒髪、少し褐色の女の子。15歳程度。
修道院フィルキオンで孤児として育つ。ユーリイ、ミルフィとは幼馴染にあたる。
あまり手先が器用でない事がコンプレックス。思ったことをはっきりと言うタイプ。
発言が的を射ていたり、他の人が気づかないことに気が付いたりする。頭の回転は早い。
魔術を独学で学習している。が、あまり上手く使えないので披露する機会がない。
ウィードに懐いた。
神龍
種族:竜
龍の棲む島に祀られている、神として生きる竜。
もう何千年生きているかわからない。島に人々が来る前からここにおり、
最初は騒がしかった人間をおどかすために何回か攻撃してやったら生贄を捧げられるようになってしまった。
別に人間を食べる事自体に抵抗はないが、ユユはエルフであるため、少し気持ちが違っていた。
最終的にユユを島から送り出せた事を喜んでいる。非常に強力な力を持ち、
島にいる魔物は基本神龍にビクビクしながら生活している。




