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調合師の人生は波乱万丈  作者: 永遠の睡眠
第二章 グリューン王国編
45/63

45 主人公出ます

今日はラーニャちゃんとルーレちゃんと遊ぶ日でもない。副ギルドマスターとしての仕事も今日はない。なら、今日は家でゆっくりしようと思ったんだけど……。


「シンプリット国に行ってきて」


ミーハさんにお使い?を頼まれてしまった。シンプリット国のギルドマスターであるジンドさんに渡し忘れた物があったらしい。それは……。


「酒じゃないですかーーーー」


そう酒だ。グリューン王国には酒が大好きな爺がいる。何故かこの爺の作る酒は絶品だと言われて多くの人々に飲まれている。シンプリット国にも爺の酒を造ってはいるが今回の酒はジンドさん専用のオリジナル酒らしい。本当なら発表会の後に渡すつもりだったらしいが直ぐに帰って渡せなかった。それなら、ミーハさんの転移魔法で渡しに行ってくればいいのに面倒で僕に押し付けてきたのだ。僕は拒否した。


「何でー。別に行ったっていいじゃん。他の国を見るのも勉強のうちだよ」


「僕はシンプリット国がどこにあるか何て分からないんだよ。どう行ったらいいのさ」


「だって、アランには偶然でも獣魔にしたモンスターがいたじゃん。あいつなら行き先言えばひとっ飛びだと思うんだけどな」


「うっ……」


痛いところを突かれてしまった。僕が新しく獣魔を手に入れた事は前回の話でも言ってはいない。てか、チートだろなんて言われたく無かっただけなんだよ……。それを、普通に言っちゃってさ……。


「ドラゴンを獣魔にしたんだからさー」


言っちゃったよ。アイツは獣魔とは思ってないんだよな。どっちかって言うとペットだろ(笑)。


「アイツは獣魔じゃなくてペットって感じだしな」


「そう言わないで。アランがいなくても私が仕事はしておくから」


「それが不安だから行こうと思えないんですよ……。そうだ!!ルレナさんに代理副ギルドマスターを頼もう」


「えっ…」


「僕がシンプリット国に行ったらゆっくり出来ると思ったら大間違いですからね。さーって、ルレナさんに代理をお願いして酒をもらってシンプリット国に行きますか」


「任すんじゃなかった……」


「ドラゴンはここじゃ呼べないから、さっさと転移魔法で送ってくださいよ」


「最近、アランは私に優しくない気がする」


「帰ってきたら、とんでもないくらい愛してあげますから」


「そ、そうか!!!!!」


何かミーハさんはチョロいよ。もう、僕のミーハさんの印象はマイペースでチョロい子だよ。


「さっ、行くよ」




ーーーーー

ーーーーーーーーーー




ルレナさんに副ギルドマスターの代理は頼んだし、飲んだくれの爺から酒は貰った。ラーニャちゃんとルーレちゃんに一週間弱は会えないかと伝えた。ん?その話は無いのかって?面倒だからに決まってるでしょ。悟ってよ。


まぁ、今は馬のファクターに乗ってグリューン王国から遠くの所に来ている。理由としては、ドラゴンがデカくて敵として扱われる可能性も無きにしも非ずだからな。


「ヒューーー」


ドラゴンは口笛を吹くと空から超スピードで来るのだ。口笛から数十秒後にアイツはやって来た。


「来たか……」


今の声は僕じゃない。ドラゴンの方だ。コイツはこの世界でも珍しい喋るドラゴンだ。寡黙だけど。


「今日の用事はなんだ」


「シンプリット国に僕を連れて行って欲しいんだ」


「私は獣魔だ。主人の命令には逆らわん。乗るがいいぞ……」


僕がドラゴンに乗ると静かだけど、尻尾は小さいながらも振っている。ここが、ドラゴンであるコイツがペットと言った理由だ。寡黙ながらも、僕の事が大好きだけど言葉には表さない。


「行くぞ」


「頼むよ」


さて、シンプリット国に行くとしますか。

次回から新章突入です

ドラゴンとの出会いはいつか投稿するつもりでおります

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