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Fクラス  作者: くるリンパ
6/6

日本三代勢力

「そう、あなたが次期当主なのね。」


後ろから生徒誰もが聞き覚えのある声と共に

在学生代表が両手を前で組む形で現れた。


「えっ何で?」


空也は少し動揺したが早希の心配が上回って

いた為、呼吸を確認した所、大分落ち着いた

寝息にも近い呼吸をしていたのでその姿を見て安心と共に動揺も随分抑えることができた。


「特異能力、隣にいる関西弁を喋る君もまた

次期当主ね。」


「ブッブー、残念ながら不正解や。正解は

...「内崎、橘、柊の三家は昔から三代勢力と

言われているわ。」でした。って大事な所

文字被っとるやないか!!」


「とは言っても橘の力は内崎、柊の力には

とても及びはしないので実質、権力を握るの

は内崎、柊のどちらかと言われているけどね。」


「なんや、姉ちゃん喧嘩売ってんのか?

先輩でも、聞き捨てならんなぁ。

橘家現当主として舐められる訳には

いかんのでなぁ」


士郎は手のひらを天にかざすと手のひら上に

炎の龍が3匹、ふよふよと小さい身体をうねらせ泳いでいる。


「シロ、感情的になっちゃダメだ!!」


「空やん、ここはちょっと引けんなぁ」


そう言うと士郎は手を代表に向けて

振り放うと龍は勢い良く飛び出すと同時に

姿を見る見る大きく姿を変えていった。


しかし、代表は少しも驚く様子もなく

姿勢も変えずに立っていた。


「柊の力、どれ程のもんかみしてみい」


龍は3匹ともほぼ同時に代表に向かって

突進したが士郎の方が何が起きているか

理解出来なかった。


「何でや、何が起きとるんや」


炎の龍は黒い炎に姿を変え代表の手のひらで

ふよふよと身体をうねらせていた。


「まだやる?力の差は歴然だと思うけど?

もう少し詳しく説明しておくと橘家の能力

数値は日本では少なくとも1番でしょうね。

ただ、内崎、柊は能力のベクトルが違うと

でも言えば少し分かりやすいかしら?まぁ

私に聞くより、知りたい事はあなたのお爺様

にでも聞くことね。じゃあ。」


そう言うと手のひらの龍は姿を消し

代表は空也達に背を向けて後にした。


「んん」


「大丈夫?成田さん?」


「大丈夫、私負けて...ひゃあ」


早希は空夜に身体全身を預けて抱っこされて

いる状況をやっと理解し慌てて飛び退いた。


『空夜君って、髪もサラサラで女の子みたい

に、綺麗な顔してるのね。目もぱっちりと

しているし、私結構、タイプかも』


「大丈夫そうでよかった」


空也はそう言うと立ち上がって

制服に着いている砂を叩き落とした。


「ありがとう、私の怪我も治ってるし

一体何がどうなってるの?」


「パッツンは知らんでもええ事や」


「誰がパッツンじゃあ!!」


「その髪型、パッツンって言うの?

その髪型、凄く似合ってて可愛いよ」


「そっそう?」


「そうかぁ?」


「うん、お人形さんみたいで可愛いよ」


「空也君ありがとう、そして関西お前とは

冷戦だな。」


「空やん、趣味悪いぞ。パッツンその協定は

結んでやる」


「二人ともさっきまであんな死そうになる

程の喧嘩をしてもう仲良くなるなんて

凄いなぁ。」


「「こんなのと仲良くなんてなっとらん」てない」


空也を中心とした奇妙な同盟群が誕生した。

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