3/6
実力テスト その2
「おぉ、空やんは花やったんか。これで
同じクラスになれる確率が一気に
上がったわ。よっしゃ次は俺の番やな。」
士郎が鉄板に触れると鉄板の色は真っ赤な
色に変わった。
「よし、花だな。帰っていいぞ。」
士郎は先程、空也と待ち合わせ場所に
指定した校門へ向かった。
「お疲れさん」
「お疲れ、俺も花やったから一緒の
クラスになる確率が一気に上がったで」
「そんなの、何でわかるのよ?」
「そりゃあ、花認定されたもんはクラスが
AかFになるからや。クラスがエーかエフに
なるからや。ってお前は誰やねん!!」
士郎の後ろからひょっこり顔を出したのは
小柄でショートヘアの目がクリッとした
可愛らしい感じの女子が姿現した。
「成田 早希よ。
これからよろしくね。」
「何がひょっこり後ろから現れて
よろしくやねん。」
「俺は内崎 空也、よろしく」
「空也君、よろしく私も花だったから
同じクラスになる可能性、高いね。」
「っておーい、俺を無視すんなや。
空やんもパッツンも空気読まんかい。」
その一言で空也達の取り巻く大気が
震え始めた。




