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ふかL  作者: 間プー
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14/20

部下から夕食に誘われてしまった…さん!

3日ぶり

(ふん、なにが素敵な方とデートだ。成瀬より素敵な男性がいるわけないじゃないか!まだ20歳なのに気配りも出来て、お金も稼げて何より優しい。どんな女の子でも成瀬の側にいれば夢中になるはずだよ!あんなにカッコ良かったら彼女の1人や2人、いや3人くらいにいてもおかしくない…でも、恋人がいるのにボクを夕食に誘うのか?答えはノーだ。というかむしろ気になってる人しか夕食に誘わない。つ、つまり成瀬はボクに気があるってことになるっっ!!ど、ど、どうしよう!?今日告白されたら絶対オッケーしちゃうよ。仮にもう成瀬に彼女がいたとしても、2番目でもいいから了承しちゃうよ!!)

この時、江川咲の脳裏に閃光が放たれる。

(に…ばん……め?)

謎が謎を呼び、答えが答えを紐解いていく。そしてついに、ひとつの事実が浮かび上がる。いや、知っていたのだが忘れようとしていたのだ。

(ーーそっか、成瀬は昨日べつの女の子とデートに行ったんだった)

ひとつ思い出してしまったら、もう止められない。

(そうだったそうだった。だからボクは昨日、カップ麺を夕食に食べて1人でマンションに帰ったんだった…

そっかぁー有頂天になってすっかり忘れてたよ。ふふっ一体昨日は例の昔馴染みとどんな話をしたんだろうねぇ。2日連続でデート、しかも違う女の子。成瀬は女の敵。もう!成瀬の味方は僕だけでいいのに…しっかり問い詰めないと。成瀬が女性関係で人生台無しになっちゃうと可哀想だし、そうなったら、いやそうなる前にボクが助けてあげないとね。まったく、手のかかる部下を持つと大変だよ。)

自己完結しちゃう女性って恐ろしい。

何はともあれ、夕食の時間は刻一刻と迫っていた。

エイプリルフールだから告白しようとしたらする相手がいなかった件

次回作は、「エイプリルフールがくる前に」にしよう

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