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作家さんの集まるパーティーなるものに参加してみた 2025年 出版社謝恩会編

『作家さんの集まるパーティーなるものに参加してみた』

https://ncode.syosetu.com/n7395ip/ #narou #narouN7395IP


『作家さんの集まるパーティーなるものに参加してみた 2025年』

https://ncode.syosetu.com/n6996ka/ #narou #narouN6996KA



 私の名前は二日市とふろう。

 どこにでもいる普通のなろう作家である。

 そんな私だが、書籍化されて一応先生と呼ばれる身となったのだが、デビュー時は例の病気の真っ只中。

 パーティーなるものに出たことがあまりないのである。

 そんな中、やっとパーティーが開かれたので参加する事に。

 これは、参加した感想ついでにPRを兼ねたエッセイ風日記である。


 来た。

 ついにこの日が来た。

 頑張って作家をやっていた理由の一つがこの出版社のパーティーである。

 例の病気のせいで中止になってはや数年。

 出そこなって参加したかった出版社の謝恩会である。

 気づいてみたら移動に飛行機を使う事になれた私は、手早く飛行機の手配と宿を押さえる。

 なお、例の病気が過去になった結果、現在のこの国はオーバーツーリズム真っ只中。

 土曜日のビジネスホテルが一泊二万円という素敵金額に跳ね上がって、土曜に帰る事を選択した私。

 福岡空港から慣れた飛行機で……あれ?機体が違うし座席変更だと???

 航空会社都合だが窓側だったので気にせずに乗ったらプレミアムエコノミークラスだった。

 これが座り心地がいいんだ。まじで。

 贅沢を覚えると戻れなくなるとは聞いたが、これはたしかにいい。

 思わず飛行機会社の会員のグレードアップを調べるぐらいに気に入ってしまった。

 何しろ、去年から年4-5回は機上の人であるし、今年はあと一回は最低でも東京に行かねばならないからだ。

 旅行系ユーチューバーが皆プレミアム会員になってゆく理由はこれかーと妙な納得を得ながら東京に無事到着。

 ここで宿に行くつもりが予定変更。羽田空港のターミナルビルの理容店で散髪をしてさっぱりして会場へ。

 荷物は品川駅のコインロッカーに預けて、今回は会場まで軽く散歩をしてゆく事に。

 なんとなしに車を眺めて気づく。

 仕事用以外に軽自動車をほとんど見ない。つまりこのあたりに住んでいる連中は軽自動車を買わなくていい連中なのだろう。

 都内のパワーカップルとはこんな生活かーと納得しつつ会場へ。


 さすが出版社の謝恩会なだげあって都内の一流ホテルが会場である。

 少し早めについたので先に私の編集さんを見つけてご挨拶を。


「お疲れ様です。これ、皆で食べてください」

「ありがとうございます。わざわざどうも」

「いえいえ。初稿時にご迷惑をおかけしたわびもありまして……」


 まぁ、隠す訳でもないが、私はオーバーラップノベルスで『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢はちょっと大変』という作品を書籍化してもらっている。

 その七巻が今度四月に出るので初稿を送った後だったのである。

 誤字やらなにやらでご迷惑をかけた後なので、手土産を買ってのご挨拶である。

 その後会場にてイラストレーターさんともご挨拶して名刺交換をば。

 コミカライズ担当編集さんとも挨拶したが、コミカライズ担当のの漫画家さんは体調がよろしくないので欠席との事だった。残念。


 早めに会場に入っててきとーな席に拠点を作ると始まるのは名刺交換。

 おなじ出版社から本を出しているという縁もあるのか、挨拶周りが皆おそろしく素早い。

 今回用意した名刺は名札に用いた一枚を除いて全部消費してしまった。

 こうやって人様の名刺を眺めつつ新しい名刺を刷らねばと考えつつ人様の名刺からここは使わせてもらおうと参考点を見つける私。


私の名刺

 住所に電話番号にメールアドレス


他の作家さんの名刺

 メールアドレスにTwitterアカウントに作品名


 うん。私も作品名は入れよう。



 

 パーティーが始まるのだが、さすが一流ホテル。

 まずグラスの片づけと継ぎ足しが速い。これはウェイターが常時テーブルを回っているからで、料理も途切れないように常に配膳されていた。

 今回の謝恩会に来ていたのは五百人を超えるとかで、これは一流ホテルの会場を押さえないと駄目だわと妙な納得感を得ながら料理を頂く。

 抽選会も行われていたのだが、当たる訳もなくと常に視点は料理へ。お酒は下戸だからパス。

 美味しいのは美味しいのだが、今のわたしはあすけんのおねーさんにカロリーを握られた身。

 バイキング食べ放題で、1000kcalを計上しておねーさんの残念そうな顔を想像しつつパクパクと頂く。


 そう。これは強調しておこう。

 ただである。

 つまり、


「肉が食べたい!他人の金で!!」(by ユイ・阿羅本先生)


 状態なのである。

 ここで食べずして何時食べるというのか?

 わざわざ品川から歩いたのはカロリー消費の為でもあるのだ。

 なお、「飛行機代と宿代は自腹だからもと取れないんじゃね?」なんて言ってはいけない。

 実際安く予約したつもりだが、飛行機代三万円+宿代二万円=五万円は払っているし、東京のごはんや移動で更に払うのは見なかった事に。最終手段の経費でを使うとしてもお財布から諭吉が消えるのは心が痛いのである。あ。今は栄一か。

 なお、この後二次会もあるそうなのだが、さすがに体が持たないのでパスする事に。

 パーティーが終わり、帰り道でやらかす。

 都営三田線に乗ったつもりが南北線に乗ってしまい、気づいたら六本木一丁目。

 慌てて戻ってなんとか品川に帰る事になった。


 その後もう一泊して土曜日に福岡帰還。

 体調が回復したのが日曜である。

 無理な強行軍はもう駄目だなと悟りつつこのお話を〆ようと思う。


 さて。投稿した後にお礼状を書くとするか。

最後に再度宣伝。


『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』七巻は4/25に発売予定です。

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