第20話 精霊の在り様について考えてみよう
こそこそっと投稿なのですよ。
落ちまで書けてないのはお約束。
これでも5200字あるんだからねっ
昨晩はいろいろとステータスの話題で盛り上がってしまったのですよ。
おかげで、いつ寝たのか分からなかったのです。
で、気付けば翌朝になってました。って、苦しくないかな?
まあ、作者がそのあたりは悪いんだけどね。
「さてだにゃ、昨晩はソルたちのステータスを確認したにゃが、心機一転、今朝の話題はずばり、理奈っちの存在にゃよ!」
「うー、なんれれふかー?理奈、人畜無害れふよー」
「有害か有害でないかと言うのはこの場合、関係がない。理奈がいることが問題なんだ」
「うん、確かにそうだよね。そもそも、パジャマって、この世界で成立しているの?」
<理奈の着ているパジャマはこの世界ではオーバーテクノロジーとなります>
おおっと、本編になった瞬間、いきなりヘルプさんが仕事し始めたぞ?
<もちろんです。私は皆様に必要とされればいくらでも仕事させて頂きます>
そ、それは分かった。前回のおまけがそれだけ蛇足だったのか、よく分かった。
うん、あれだけ書いた作者には申し訳ないけど、意味なかったんじゃね?
★★★★★★
だ、蛇足じゃねーよ。
これでも、前話投稿後に評価とか増えたんだからね!
間違ってはいなかったんだからね!
こ、これからも、評価とかブクマを頂けたら、
作者も頑張るんだからね!
★★★★★★
……何、作者つんでれ気味に反論してるんだか。
と言うか、結局はお願いかよ。
うん、……ダ、ダイジダヨネ。
<読者を敵にしてはいけないと愚考致します>
で、理奈のパジャマのオーバーテクノロジーな所をお願いします。
<ファンタジー世界に化繊衣料はありません>
た、確かにそうなんだが、それだけなの?
もっと根本的な部分……
<理奈の存在については、精霊と言ってしまえばどうとでもなります。フォーイリアという実例がありますので>
た、確かにそうとも言える……って、うん、どうしよう?
「理奈っち、精霊にゃんにゃよにゃ?」
「うにゃー、りな、いちよう精霊扱いと言うことになっているのれふよー」
「なのに、ずっとふよふよしているのはおかしいにゃよ」
「???」
「そんな顔しても駄目なんにゃ」
「ああ、精霊と言うものの在り方に関するこの世界での常識と言うものがある」
「どういうことですか?」
「精霊は、物に宿る」
「イリアさんが、それを言うんですね……」
「狂った精霊でもなければ、精霊と言う形でこの世界に留まってはいられないのだ」
「にゃので、理奈っちはおかしくなるのにゃよ」
「え?イリアさんの場合は……」
「私の場合は、マスターの召喚命令に基づいて顕現している。用が終われば召還されているぞ?」
「確かに、どうにもソルお姉ちゃんの気分次第で出たり入ったりしているような気もしますけど……」
「……ぎろっ、にゃのにゃ」
た、確かにそうだ。
全ての精霊と言う存在が常に顕現しているのであれば、この世界は精霊で埋まっている。
全ての物と事象と感情にすら精霊が宿るというのならなおさら。
じゃあ、コントロールされた精霊はどうしてるのかって?
<精霊召喚について>
・召喚され、契約状態となった精霊は、その精霊を象徴するものに
変化し、召喚者のアクセサリー(譲渡、破棄不可、改造は可能)
となります。必要に応じて、そのアクセサリーから精霊が具現化
します。
・主な例としては、イヤリング、ペンダント、ブレスレット、アン
クレット、サークレットなど
・ソルフェリノの場合、片耳だけの白い翼のイヤリングにイリアが
宿る形となっています。もちろん、もう片方のイヤリングはイリ
アの耳にあります。お揃いなのがお約束。
・現状、理奈が宿るべき象徴となるものがありません。……ベッド
ですか?それは装飾ではないですよ?
知らなかった情報が次々と明らかになってくる。
と言うか、今考えたよね?
「へー、イリアさんとソルお姉ちゃんって、白き翼のイヤリングを片方づつ、お揃いでしていたんですね。全く気付かなかったです」
「にゃ、にゃんでばれたし!」
「私の方も見ての通り、ウィングヘルムで耳元が隠れてしまっているのだが……ソルフェリノが私を呼びだすために準備した、私とマスターとつなぐ大事な大事な絆の証しだよ」
「は、はずかしいにゃよ。まだ、あにょ時は青かったにゃ」
「ふえ?お姉ちゃん、昔は青い髪だったのれふか?」
「「「…………」」」
な、なんでそこでど定番すぎる天然をぶち込むのかなあ、うちの妹。
もしや、狙ってやっているのか?
うーん、狙っていそうな気がするよ。
「理奈は、別にそんなこと考えてないれふよ?」
「……さすがに、理奈を怒る訳にもいかにゃいにゃ」
「理奈だからな。然るべくして置きに来たのだろうが、どう反応しても相手の思うつぼだろう。私も、流しておく」
「さすが、長く生きてきた人たちって、処理の仕方が分かってるんですね」
「「……」」
し・つ・げ・ん・だ。
や、やらかしたッ!!!
や、やばい。やばすぎる。
今度は、お姉ちゃんとイリアさんの2人から睨まれた。
言葉すら発してくれない。
いやな汗が次から次へと湧き出てくる。
は、裸になってもいいかな……ぜ、全身が気持ち悪くなってきた。
全ての開口部から、何かが出てしまいそうな圧迫感がぼくを襲う。
あ、だ、さ、ら、……らめ……らめぇ……
ひざから崩れ落ちそうになって、
ああ、ここで膝をついたら、その衝撃で決壊しちゃうのかなって、
諦めた瞬間だった。
「理奈はふかふかのベッドが欲しいのれふよー」
はい?
な、ナンノコトデスカ?
よく分からない方向から、エクセリナシュート決められたような感じ。
うん、事故だ。事故。
おかげで、何かすべて吹っ飛んでいった。
天然最強!天然バンザイ!
「だから、理奈は、ふかふかのベッドとぬくぬくのおふとんがあれば、それが最強なのれふよー」
「えっと、なんだかすみません」
「忘れたわけじゃにゃいことだけは覚えとくにゃね……見るがいいにゃ!これがソルの召喚アイテム、白き黄昏のイヤリングだにゃ」
ソルお姉ちゃんが半ばやけくそ気味に話題転換に乗っかってきてくれた。
耳元の髪をかき上げ、絆の証を見せてくれる。
す、少しはコードのことも考えてくれてるんですね。
「……確かに美しいですけど、自慢ですか?自慢なんですね!」
「にょほほーにゃ!どうだにゃ!うらやましいよにゃあ?」
「もちろん、私にも同じ物があるぞ?」
お姉ちゃんがこれ見よがしに自慢してきてくれた。
イリアさんも羽根兜を脱ぎ、分かりやすいように髪を後ろに流してくれた。
……って、戦乙女なのに羽根兜脱げたんですね。
で、お互いの片耳ずつに煌めく、繊細な造形がどこか儚げな、白い翼のイヤリング。
でも、カタハネのイヤリングなんて、どう見ても厨二臭い気がするんだけど……お姉ちゃんも結構ミーハーな所があるんだよね……。そうじゃないと、イリアさんをコンスピしないと思う。
にゃーにゃー言いまくってる段階でミーハー以外のないものでもないと思うけど。
……あれ?なんでどや顔から素面になってるの?ソルお姉ちゃん。
「さっき、私言ったよね、忘れてはいないと。その上で、舌の根も乾かないうちに、それか?アンリさ、物には限度ってものがあるの、分からないかな?」
「ご、ごめんなさいぃぃ」
すみません、ちょっと地の文だからって自重してませんでした。
これからは十分に気をつけますので、許して下さい。
と言うかですよ?なんでぼく、こんなに連続して地雷を踏みまくってるの?
いぢめ?作者がぼくをいじめてるの?
★★★★★★
えっと、いじれるキャラがあんりきゅんしかいないんだから、
甘んじて受けてください。
あくまで、『いじり』であって、『いじめ』じゃないからねっ!
イジメ、カッコワルイ。(これ、死語か……)
あらすじもそんな感じで書き換えちゃったし、
ゴールまではこんな感じでよろしく!
……って、ゴールはどこなんだろ?
★★★★★★
作者が錯乱してるだと?
もうやだ。この作者。
あらすじ書き換えて、もう自重する気ないよね?
キーワードの『今度は自重』にも『?』付けちゃってるし、
あんまりやりすぎると、ぼく、いじけちゃうからねっ!
「仕方ないにゃ。反省しているようだし、これからは気を付けるにゃよ?」
「はいぃぃ」
「でだにゃ、理奈の象徴って、何がいいと思うかにゃ?」
「ふにゃ?」
やっぱり、パジャマ姿でちょこっとだけ首をかしげている。
どう見ても、かわいい以外の何物でもない。
そして、確実に何も考えていない。
勇気の精霊……なんだけど、よくよく見ると、変身時に彼女の紋章、というか、キーマークがショルダーガードが描かれている。
なので、象徴はあるんだけど、じゃあ何にすれば僕に似合ってかつ理奈も納得してくれるものになるんだろーか?
しかも、改造は出来ても基本取り外し不可になるし、慎重にならないと……
で、考えてみました。
もちろん、実践はなしよ?
案その1
目の前には強大な敵がいる。
この世界の物ではない、そのフォルム。
明らかなる異形の者だ。
その姿に、僕の右目が反応した。
どくん
心臓も大きく脈動する。
その気配を感じ、僕は咄嗟に右目を抑える。
どくんどくん
右目が覆われているにもかかわらず、視野が二重になっていく。
いつの間にやら、主人公が決戦の場に挑むような体勢で、残った左目でターゲットを睨みつける。
「ぼくの右目が疼くんだ……侵略者を討てと、内なる声が聞こえてくるんだ……」
次の瞬間、抑えている手の隙間から光が溢れる。
菫色となった瞳に黄金の紋章が浮かび上がる。
「く、くそっ!もう、抑えられないっ!」
光の奔流が突き抜ける。
抑えていた手を弾き飛ばす。
「来いっ!エクセリナ!モードオープンだ!!」
「了解っ!お兄ちゃん!……って、あれれ?なのれふよ」
「うん。僕もこれ、違うと思う」
「あんりきゅんがかっこいいなんて、一〇〇〇〇年早いにゃよ」
「と言うかだな、さすがにこれは極端すぎる。没だ」
と言うことで、案の1は、右目に象徴の紋章が隠れていて、厨二チックに疼いちゃうパターンでした。
なんだけどねぇ……
すぐに駄目出しを喰らってしまった。
うん、これ、セルフ没でいいと思う。
だって、こんな展開だと、その先は強制コネクトモードだよね?
どう見てもぼく自身が変身する流れだよね?
それって、大事な所を隠せてないあのモードに行っちゃうんだよね?
しかも、通常モードがなくなっちゃうから、エネルギー補給とかどうするんだろう……。
「毎日、右目から強制補給なのれふよー。理奈が満足するまで自動的にえむぴーがやってくるから、けっこう楽なのれふ」
「もしかして、そのせいでぼく、目覚めなくなっちゃう可能性とかないかな?」
「それは、保障できないれふ。でも、お兄ちゃんが死ぬことだけはないれふよ?」
「……理奈がフルチャージになるまで眠ったまんまになる……ってことでいいのかな?」
「それはどうかな、なのれふよ」
あ、最後のセリフで理奈が目をそらした。
図星なんだね。
理奈、恐ろしい子っ!
「まだ、理奈のユニットレベルが3だからいいものの、これが10とか100になったらどうするのだ?この法則で行くと、ユニットレベル100なら最大ストックMPは1000になるだろう。1/4日で20吸われるとして、尽きた状態からフルチャージまで12.5日掛かる計算となる。その間、アンリがずっと眠りっぱなしと言うのはいささか不用心すぎないか?」
「ざんねんれふー」
案その2
理奈のリクエストのふかふかのベッドとぬくぬくの布団を用意します。
それをマジックバッグに収納します。
「りなー、あっちに最高のベッドと布団を用意しておいたから、ちょっとマジックバッグの中で休んどいてねー」
「やったー、おにいちゃん、ありがとう!じゃあ、寝てくるね」
しゅぽんと音を立てて、理奈がマジックバッグの中に消えていった。
マジックバッグのインベントリを確認すると、確かに、『理奈(お休み中)』と言うアイテムが追加されていた。
耳をすませると、ふにゃーとか、ふしゅるるるーと言った寝息が微かに聞こえてくる。
どうやら理奈は満足してくれているようだ。
「これ、ありなのかにゃ?」
「私にはさすがに判断できない」
「理奈は気持ちいぃ事が大好きなのれふ。ごくらくなのれふよー」
「違和感は、ないよね」
「そうなんにゃけどにゃ……違和感はにゃいけど、何かが違うのにゃよ」
「作者も書いてみて、違和感がないと首をひねっている」
「でも、うん、確かに何かが違うんだよ」
「……もしかしたらなのだが、これって、理奈の消滅フラグになるのではないか?」
「ふえ?」
「あまりに気持ち良くてだな、そのまま戻ってこないということにならないだろうか?」
「おうふ」
そっか、そういうことか。
そのうち、インベントリ表示が、『理奈(お休み中)(Don’t disturb)』になってしまったりして。
うん、ホテルとかで掛けるあれ。
起こさないでくださいってやつ。
そして、永遠にそのままになっちゃうんだ。
繋がり自体はあるのに、引きこもっちゃう。
キスできない白雪姫ってか?
ははは、しゃれになってねー。
しかもありえるわ、このネタ。
うーん、これも駄目か……つ、次こそは思いつくぞ!
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
新章なのに……何にも進んでない気がするのは気のせいかしら
あんりきゅんは、毎週末更新を目指しております。
次回は2/10-12の間ぐらいかなあ。
次回も、王宮に向かうための問題点をつぶしていくお話。……になるはず
※4/5 修正 時間経過に関する記載を冒頭に追加。本話は朝からやってます。




