第19話 ブレイブシューターあんりきゅんからの今回の戦利品紹介
こちらも、どうにか16日に投稿できました。
結局、今回のコスプレ3種のうち、あんりきゅんはどれを一番気に入ったんでしょうね?
ぼくは、今、エクセリナになっています。
……正確には、ブレイブシューター=クロスティカになっています。
周りに、敵の姿があるわけではありません。
もちろん、隠された敵のアジトがあるわけでもありません。
――ブレイブシューター活動限界まで、後60秒
そっか、フルユニットだと、すぐに切れるんだっけ。
じゃあ、待機モードに移行しないといけないかな……
――ブレイブシュータースタンバイモードに移行します
ぼくを包む武装ユニットが光となり、素体モードとなったぼくが残される。
まだ、理奈の姿はない。
そりゃ、理奈がコスチュームになっているんだから当たり前だよね。
って、そんなことできたんだね。
びっくりしたよ。
でも、コネクトかあ。
強制展開なんだけど、これって、ぼくの方からコネクトしたらどうなっていたんだろう?
ぼくが光の粒子になってパワーアップしたエクセリナになったりして……まっさかー。
でも、ほんと疲れたよ。
でも、今の僕の格好はロンググローブアンドニーソックス付きぴっちり白スク水着姿……もちろん、最小限の防御ユニットは付属しているけどね。
あそこだって丸わかりだ。
しかも、全てがつるすべ素材なので、この感触がものすごく……気に入ってしまっている。
(私も、ずっと身近に、お兄ちゃんの感触を感じていられるのですよ)
り、理奈?どこから?
(うん、私ここにいるから)
ここって、も、もしかして?
(お兄ちゃんのアレって、かわいいよね。……あ、ぴくっていったよ)
ち、ちょっと待って、もしかして、ぼくのすべてを感じちゃってるの?
(もちろんだよ♪お兄ちゃんの全てが愛おしいよ)
は、はずかしい!でも、そっかあ、ぼく、理奈と一体になってるんだねー。
(うんっ!そうだよ!私が、お兄ちゃんを守ってあげるんだから!)
うれしい、うれしいんだけど、やっぱり、なんだか複雑だ。
……複雑なんて、嘘ついちゃいました。
事は単純なのです。
は ず か し い 。
もう、それだけしかないよ。
……すみません。それだけなんて嘘ついちゃいました。
この肌触りは癖になりそうデス。
「くそう、くそう、にゃーーー!あんりきゅんがあっちの世界にいっちまったにゃーーー」
「火事場の混乱に託けて、理奈もやらかしたな」
「なにが、『理奈が責任を取ります』にゃのか!単に理奈がアンリきゅんの感触を楽しんでるだけにゃ!」
「まあ、あれでもお兄ちゃんっ子だからな。チャンスは逃さないということか。さすが、異世界の兵器であることはある。抜け目がない」
「なに、イリアは解説に回ってるにゃ!このままじゃ、あんりきゅんが我々の下に帰ってこなくなるのにゃよ!」
「私としては、マスターはソルフェリノだからな。仮にアンリがこのまま向こうの世界に行ってしまったところで、そんなに気にはならないのだが」
「ぶーぶー、イリアがつーめーたーいー、理奈もあんりきゅんも構ってくーれーなーいー」
「……これはヤバいな。マスターが相当ヒートアップしている。
アンリよ、さっさと戻ってこないと、後でひどい目に遭うのは確実だぞ?
悪いことは言わん。さっさと戻ってこい。その方が身のためだ」
「うきゃーーーー」
「ブレイブシューターモードでも、今のアンリでは逆立ちした所でソルフェリノは勝てない。瞬殺されるのがオチだぞ?」
強烈な寒気がした。
あ、本当にやばい。
えーっと、理奈?
(今楽しんでいるのれふよー。後にしてほしいれふー)
なんでこのモードでその口調になっているのか?
まあいいや。
近くにあったマジックバッグの中身を確認。
<中身を確認しました。デフォルトの布の服があります。装備を変更いたしますか?>
あー、あー、あー、そっか、そうだよな。
ぼく、ボーナスポイント使って今の装備を手に入れたんだよ。
と言うことは、この世界に転生してから、装備を換装するまでの間ってのがあった。
うん、その時は裸じゃなかった。
だって、何もせずにソルフェリノに出会う可能性だってあったんだ。
その時、裸だったら単なる変質者か、良くて野生児。
文化的な交流をするにも、森の中で生活してましたよ的な服がデフォルトであったんだよ。
なんで気付かないのかなあ、ぼく。
と言うか、皆気付かせないようにしてただろ?そこのヘルプさん含めて。
<そのような事実は確認されておりません。>
くそう、ばっくれかよ。
それでも、今はぼくの命の方が大事!
だから、布の服に衣装ちぇんじ。よろしくどうぞ!
<コマンドを確認しました。アンリの装備を布の服に変更します>
「きゃっ!」
かわいい悲鳴を上げながら、ぼくの中から弾き飛ばされるようにパジャマ姿の理奈が現れた。
僕の姿はちょっと汚い、所々切れ目の入っている布の服になった。
森の中で生活してましたよー的なものが溢れる、落ち着く服装だ。
「お、お姉ちゃん?」
「むきーーー、こうなったら殺してやるんだから、覚悟するにゃ~よ~」
「ち、ちょっと待って!ぼく、ぼくだから!アンリだから。刃物出さないで!」
「止めるにゃー、ご、後生にゃ~、やらせてくれにゃーなのだ!……って、あんりきゅんナノカ?」
「えっと、そのアンリですから。大丈夫ですから、着ていますから」
「おおー、なんか平凡な格好になってるにゃ。……その服、どうしたにゃ?」
「お姉ちゃんに出会う前に着ていた服がマジックバッグの中にあったんです。だから、その服に着替えたんですよ」
「ふみゃー、弾き飛ばされてしまったのれふよー」
「ふーっ、ふーっ、ふーっ、……こ、これで、やっと収束かにゃ」
「お願いですから、理奈を威嚇するのはやめてください」
「……助かったな、アンリ。すんでの所でマスターに殺されずに済んだようだ」
「……え?なんでぼく、殺されなきゃいけないの?」
「最後の方、マスターが置いてけぼりだったからな、まあ何だ?拗ねた」
「ぎゃーー、そんなこと言わなくていいにゃーーー」
「でも、そもそもの発端は、お姉ちゃんたちの悪ノリから始まったのに、そんな理不尽な……」
「ソルフェリノだからな。アンリでも分かるだろう?」
「確かに、分かりますけど……」
「分からんでいいにゃーー!」
「ううー、せっかくいい思いしてたのに……お兄ちゃん、いけずれふー」
「理奈は、今後はこんなことしないでね」
「えー?お兄ちゃんも楽しんでたれふよ?」
「……うっ、そ、それを言われると……」
「それにね、お兄ちゃんが私にコネクトすることもできるんだよ?」
「え……理奈の体を、ぼくが……」
「うん。合体しても、いいんだよ?」
「そこ!えっちい感じであんりきゅんを誘惑するんじゃないにゃ!」
「理奈は、お兄ちゃんの精霊れふー。当然の帰結なのれふよー。それに、戦闘形態に移行するのであって、えっちい展開にはなりませんー。必要なことでーす」
「嘘にゃ!」
「嘘、だな」
「なんでれふかー」
「セパレートモードがあるだろう。さっきのフュージョンモードはオプションでしかない。どうだな?」
「うぐぅ。当たってるのれふー」
「ま、みんな、とにかく、落ち着こうよ。……そろそろぼくの装備乾いたかなあ?」
「棒読みは止めろにゃ……とっくの昔に乾かしたにゃよ。だけどにゃ、まあ、ちょうどあんりきゅんがいい格好になったこともあるにゃし、少し、今後のことを打ち合わせするにゃ。だから、イリアにはもうしばらくここにいてもらうからにゃで」
「承知した」
「え?う、うん。……打ち合わせ?」
「話し合いするれふか~」
「にゃーよ。理奈のことどうするかってこともあるにゃし、あんりきゅんのこともどうするか決めておかないといけにゃいのだ。今日はこのままここで野営するにゃけど、明日には、シュバルツヘルツの王宮に向かうにゃからして」
ちょ、お、王宮に行くの?
そんな話、聞いてない!
……でも、そっか。そうだよな。
ソルフェリノの職業スキルのレベルは、大神官だったり、宮廷魔術師だったり、長老……
「アンリ、今、何か変なことを考えていなかったか?」
も、もとい、巫女頭、かな?と言っても通用するんだもんな。
なら、王族に報告するのも既定路線、だよねえ。
『あのソルフェリノがどんな子を拾ったんだ』って、絶対に話題になるんだろうし。
キャラもあって、それはすごいことになりそう。
<すごいことになります♪>
ということで、本章のちぇーーっく、あーんど、りざるぅとぉ!
キャラクターステータス……
アンリ=クロスティカ
ボーナスポイント:30→29
職業スキル:戦士1(new)
所持アイテム:
・幻影投射の水晶玉
立体ホログラムを生成できる水晶玉。使用時にMP等を消費しない。
ただし、以下の制限がある。
◆戦闘時は使用できない。
◆ハードディスク機能がなく、水晶玉にインプットしたコスチュー
ム情報は2時間程度でクリアされる。ただし、ディレイ再生や、ポ
ージング機能、並列同時投射機能があり、立体的な姿身や試着比較
用途としてはとても重宝する。
◆原則として使用者本人の姿しかインプットできない。他人の姿を
インプットする場合は明確な同意が必要。従って隠し撮りは出来な
いからね!
◆水晶玉の操作は10m以内。使用者本人と水晶玉は視線が通って
いる必要がある。あくまで立体姿見であって、その他の用途には使
わせねーよ?
・超戦乙女風の鎧(2Pカラーバージョン)
小柄で、へたれで、きょぬーな女の子用の鎧
◇丸のこのような盾や、チェーンソーのようなブロードソードは付
属しておりません。以下の補正値は鎧単体での性能です。
装備重量:5
回避:+3(ただし、絶対失敗確率が3倍)
防御:10
特殊効果:戦士スキルが1以上4以下の場合、戦士スキルを+1
と見なして戦闘時の判定を行う。戦士スキルが5以上の場合は、
戦士スキル+0。ただし、攻撃時の絶対失敗確率も3倍。
なお、戦士スキルを所持していない場合、戦士スキルは3と見な
すが、攻撃および回避時の絶対失敗確率は6倍となる。
※超戦乙女風の鎧、超戦乙女風の剣、超戦乙女風の盾の3種類を装
備すると、コンプリートボーナスが発動する。
<解説>直接戦闘に威力を発揮する鎧ですが、相当にトリッキーで
す。
戦士スキルがないほどより強化効果が高くなりますが、そのぶんへ
っぽこ度合いも増します。当たった時の一撃がひどくなるのですが、
ファンブルした時は『ふえ~ん、ら、らめれすぅ~』となります。
三種の装備をコンプリートすると、コンプリートボーナスが付きま
すが、適性のない者が装備した場合、制御不能となり、イケナイこ
とになってしまいます。専門家の指導の下、用法用量を守って正し
く使用することが肝要です。
・まじかるあーむずセット(赤の魔法戦姫バージョン)
小柄で、火の玉っ娘で、ひんぬーな女の子用の装備セット
◇マジカルショートソードが付属します。以下の補正値は、マジカ
ルショートソード込みの値です。
装備重量:3
回避:+2
防御:18
魔法抵抗力:+2
攻撃:+0
ダメージ:3
魔法攻撃力:+2(ただし、炎系エフェクトのある魔法は+4)
特殊スキル:空中機動・真言魔法発動体(マジカルショートソー
ドが該当)・暴走
<解説>魔法戦闘に強大な威力を発揮する装備セットです。
マジカルショートソードは左手に装備できますので、利き手で精霊
魔法の行使動作を行うことができます。従って、この装備セットで
は真言魔法、精霊魔法、信仰魔法のいずれも使用することができ、
そしてそのいずれにもボーナス(補助)が付きます。そのカラーリ
ングから、特に炎系魔法と親和性が高く、炎系魔法を行使すればよ
り高い効果が得られます。
特殊スキルである空中機動により空中戦闘が可能になりますので、
飛べない敵に対してよりアドバンテージを得られるでしょう。
ただし、暴走する可能性があります。暴走すると、手当たり次第に
使用可能な魔法のうち最も威力の高い範囲魔法を、敵味方関係なく
最も効果的な範囲を指定して通常必要とするMPの1/10(端数切
り捨て・最小値0)で行使します。周囲の戦闘可能反応が0となっ
た場合、上空より索敵を行い、最も戦闘可能反応が高い所に向かっ
て同様の行為を繰り返します。
暴走確率及び終息確率は秘密です。
って、ぼく、戦士スキル習得しちゃったんだ。
<今回の一連の戦闘及びコスプレ体験で一定の熟練度を得たものと判断されております。通常は経験点を消費しますが、今回は特例と言う形でスキルが上昇しました。なお、これまでに獲得した端数経験点はリセットされました>
まあ、文句はないけどね。
でも、もう直接戦闘はこりごりだよ。
も、もちろん、コスプレも……ね?
<その言いぶりだと、次がありそうですね>
ほ、ほっとけ。
と言うか、例の冗談装備2種について、アイテム情報がオープンされたんだ……
バスプラマジックアイテムの詳細はないのに……
<作者、行きつく所まで行ってしまったみたいです>
★★★★★★
ああ、もうとことんまで、やっちゃったよ。
この章はいろいろやりすぎた。
うん、わかってる。
これ以上、このノリを維持は出来ないんで、またしばらく充電期間を
頂きたいと思います。
この2週間、全力で突っ走りすぎたよ……
★★★★★★
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
ようやく一段落つきました。
ので、本作品はしばらく充電期間に入りたいと思います。
さすがに、2週間で7話投稿するのはきつかったっす。
最後の方息切れしてましたし。今日辺り、頭がほわほわしています。(風邪だろ)
次回は、王宮へ行こう編の1話目。まずは打ち合わせをするのですよ。
更新はいつかって?い、一か月はお待たせしないはず。
あんりきゅんテンションに回復すれば書きたいと思います。
※2/20 タイトルだけ変更しました




