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エルフに転生した俺は今度こそ快適に暮らしたい  作者: 坂巻大樹
僕とソルフェリノとイリアと理奈
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第10話 服を着たので野営しよう……理奈に関するあれこれ

理奈のあれこれを書くだけで膨らんでしまうのです。

と言うか、半分以上説明回じゃないのかな?



「うええーん、ひっく、えっぐ」

「まあまあ、そろそろあんりきゅんも泣き止んだらいかがでござろうかにゃ」

「お、お兄ちゃん、お、怒ってる?ごめんね。もう、理奈、暴走してないからね。大丈夫だからね」

「も、もう、ぼくのこと、おそわない?」

「……う、うーん、それはどうかな?わたしにもえねるぎーが……」

「う、うわーーーん」


 微妙に既視感を覚える展開になっているけど、

 今はもう夜。

 あれから、また気を失って、目覚めたら焚き火の前で横になってました。

 さすがに、毛布を着せられていたから、その毛布をかぶって裸から脱出。

 したのはいいものの、もう、ずっと理奈の狙っている目が怖いのです。

 おそらくは、ぼくのMP狙い。

 それは分かってるんですよ。

 だって、ストックMPが無ければ、理奈は戦闘ができない。

 戦闘できない理奈は、単なる枕を持ったパジャマ姿の賑やかしに過ぎないんだもの。

 なら、ぼくのMPを少しずつ吸っていって、戦闘時に十全の体勢で、って、それは分かるつもり。


 でもよぉ、

 フルバーストで僕に突っ込んで来たんだよ?

 大ダメージで、死亡レジストにまで発展したんだよ?

 妹なのに。

 ぼくが精霊として召喚したのに。



  <そんなの知りません>

  仕様ですっ♪



 にしても、ぼく、侵略者だったんだねー。



  <アンリは侵略者なのか?>

  以下の状況を鑑み、侵略者と認定されたと考察します。

  ・異世界からの転生者である

  ・この世界のルールを改変している



 た、確かにすでに次元収納についてルール改変となったけど、侵略しようなんて考えてないよ?

 でも、快適に暮らせるようにルールをちょこっと手直ししたいだけで。



  <判定結果>

  十分に侵略行為と認定されます♪



 か、解決手段はあるかな?



  <解決方法>

  エクセリナ通常戦闘モード時にリンク切れしないようにするのが肝

  要と考えます。

  リンク切れにならない限り、理奈はマスターの指示に基づき行動し

  ます。

  従って、誤って攻撃されることはないでしょう。

  もしくは、ちがう(・・・)戦闘モードになるのも手でしょう。



 確かにそっか。

 ぼくが指示権を握っている間は僕に攻撃せよなんて命令を出すわけがないからね。

 つまり、共有していても僕の持ち分のHP,MPを削られないようにしなきゃいけないと。

 うーん、ぼく、HPブーストした方がいいのかなあ?



『ボーナスポイントを1点消費して、HPを+6し、全回復しますか?なお、この適用を行うとエルフとしての種族理論上限を超過します。Y/N』



 あー、これはいいえだわ。

 ぼく、自重しなきゃいけないからね。

 うきゃー、やっぱり自機は紙耐久なのはお約束なのかよお。


 とまあ、いろいろ一人で考えてると、いつの間にかまたまた出てきたイリアさんに羽交い絞めにされた。

え?イリアさん、実体あるの?


「アンリよ、ここは諦めてくれ」

「え?」

「分かっているだろう?服と鎧は乾いたんだぞ?」

「興味津々なのですぅ~」

「げへ、げへ、げへ、つ、ついに、この時が来たんだにゃー!思いの外、は、早かった~。さすが神様、仕事が早くて、ソルっち、より敬虔な信者になっちゃうYOー!」

「え、や、やだ。そ、そんなぁ~」

「マスターよ、先程は申し訳なかった。この場を共有させてもらい感謝している。……思いの外、アンリってあったかいんだな」

「い、いやーーー、おーかーさーれーるー」

「何を言ってるのにゃ!単に服と鎧をお着せさせるだけにゃー!観念するにゃー!」

「あっ、……あっ、き、……そこ、触られると、て、抵抗、できない、よぉー」

「す、すごい。兄さん、すごい……」

「おい、じっとするんだ!下手に動くと怪我するぞ!」

「あ、……あふっ……」

「たんのうしたでふー」

「たんのうさせてもらった」

「ソルもひとまず満足だにゃ!」


 ちなみに、連続着替えにはなってないからね!

 と言うことで、ソルお姉ちゃんは僕に服を着せる方を選択したようだ。

 前回は、僕にお着せをしてから後悔してたって言うのに、どういうことかな?

 ん?十分堪能させてもらってるから、別にそこまで鬼畜にはなるつもりはないって?

 と言うことで、やっと元の服装に戻った僕だけど、今は夜。

 さすがに今から出発と言う訳にもいかない。

 野宿するのだ。

 さて、今、この場にはぼくを含めて4人いる。

 ソルとイリアと理奈と僕。

 精霊のイリアと理奈も何故か触れられる。

 えーっと、君たち、実体はなかったんじゃなかったっけ?


「アンリの触覚を誤認させることぐらいなら私でも出来る。力場を発生させてだな……」

「あ、まだ私戦闘モード中なんだ♪だから、実体があるんだよ!お兄ちゃん」


 確かに、理奈の格好はパジャマ姿ではなかった。

 白スクベースのアンダーウェアに、ロンググローブとショルダーガード、リストガード、首周りの直装甲はそのままだ。足回りはランディングギアの代わりに、二―ソックス型の簡易装甲に代わっている。

 うん、簡易戦闘モードと言うか、いわゆる待機モードって奴かな?

 戦闘モードほどではないがきりっとした表情をしている。


「えーっとですね、理奈はこの姿でどのくらい維持できるの?」

「何もなければ、夜明けぐらいまでなら何とか維持できるよ!でも、このモードでも戦闘になるとエネルギー消費しちゃうから、そうなったらすぐに底をつくと思う」

「と言うか、なんで理奈はこのモードでいるの?通常モードになってもよかったんじゃ?」

「アンリ兄さんなら、この姿の方が喜んでくれるかなって思ったんだけど、違ったかなあ?」

「うっ」

「おおう、やっぱり世の中の男子諸君はこういったちょーっちエロっぽい格好の方がいいんだにゃ!」

「さすがに、私にはこのような格好は真似できませんね」

「は、囃さないでくれないかな?」

「アンリ兄さん、私のこの格好って嫌いなの」

「き、きらいじゃないよ!うん、きらいじゃない。むしろ好き。好きだから!いろいろとしたくなっちゃうから……って、はっ!」

「お兄ちゃん、……ぽっ」

「い、いいえ?ち、ちがう?う、うああー」

「あんりきゅんも多感だにゃー」

「そうだな。正直者だな」

「うああ」



  <理奈簡易戦闘モードについて>

  エクセリナ戦闘モードにおいて換装した重装部分のみパージした、

  いわゆる素体モードと言われるもの。

  戦闘モードにおいてMPストックを全消費した場合は、基本モード(パジャマモード)

  転落するが、ストックを残した状態で戦闘を終えた場合は、この素

  体モードに移行することができる。このモードでは、各種索敵機能

  などが使用でき、また、エネルギー銃を召喚しての簡易戦闘も可能。

  なお、実体化は継続するが、HP,MPは共有しない。でも、セイフ

  ティー機能により暴走もしない。リアクターバーニア等がパージさ

  れているため、空も飛べない。

  なお、索敵機能は理奈のMPを消費し、ストックMPを消費しない。

  ストック消費条件:エネルギー銃の召喚、エネルギー銃の使用、通

  常行動(歩くのって、エネルギー消費しますから)

  素体モードでかつ、エネルギー銃を召喚していない場合はMPチャー

  ジを受けることが可能。(エネルギー銃召喚中は戦闘時扱いとなる

  ため、MPチャージはできません)

  また、基本モードから素体モードへの直接の移行は禁則扱いです。



 なんだか、常に落とし穴に嵌っているような感じがする。

 そんな煽情的な格好をする理奈が悪いんだって、そんなこと言ったら理奈が落ち込んでしまいそうで言えない。

 かわいい妹を悲しませるなんてお兄ちゃんの風上にも置けないのだ!

 とは言うものの、……あれ?何を話したかったんだったっけ?


「つまり、野営中の見張りをどうするかと言う話ではなかったんじゃないのか?」

「こういう時、イリアって損な役回りを引き受けてくれるので、ソルっち助かってるんだにゃ」

「お、おう。そこまで話が進まなかったけど、どうすればいいのかな」

「理奈にも一応、索敵用のソナーは装備されてるよ?」

「でも、そのソナーを使用するとエネルギーを消費するんじゃないのかな?」

「あ!そうでした。なので、まずはお兄さまからエネルギーを補給してからです……あいたっ」

「今は真剣なお話し中だよ?それはまたあとで話そうね」

「ひーたーいー、アンリ兄さん、頭のリボンユニット繊細なんですから、もうちょっと突っ込む場所考えてくださいっ」

「ご、ごめんなさい。なら、どこに突っ込めば……いてっ」

「兄弟揃って、変な方向に話を進めようとしないように!本題が進まないでしょう!」

「「ず、ずびばぜん」」

「にゃー、兄弟揃って怒られてやんのー……ぐぎゃ」

「マスターまで悪乗りしないでください……まったく、こんな面々でこれからまともに話が進むのでしょうか?」


 まともに話を進めようとしてくれるのは、戦乙女ヴァルキリーのイリアさんだけだった。

 ぼくだって、いちよう進めようとはしてるんだよ?

 何でもかんでも反応する周囲が悪……すみません。僕が悪いんです。



  <エクセリナがアンリを撃破した!>

  <エクセリナはBPを1ポイント獲得した!>

  <エクセリナはBPを消費してレベルを上げた!>

  <エクセリナのユニットレベルが2から3になった!>

  <エクセリナのMPストック最大値が30に上昇しました!>



 おーい、ぼくって敵モンスター扱いだったのかい(泣)

 そして、勝手にレベルを上げただと?

 というか、え?ストック30?これって、1回で完全回復できないよね。と言うか、レベル1上がったらストック量10も上がるの?まって、それってしゃれに、なら、な、い。……たす……けて……



キャラクターステータス……



  名前:エクセリナ=エレメンティア(理奈)

  種族:精霊:勇気ブレイブシューター

  性別:女

  年齢:0(召喚されてからの年数です。見た目じゃないよ!)

  器用:+5

  敏捷:+4(行動順序:24)

  知性:+3

  筋力:0(戦闘モードの各種ユニットは装備とはみなしません)

  HP:2

  MP:10

  職業スキル:戦士3 精霊魔術師4 賢者1

  ユニットレベル:3

  マスター:アンリ


  解説:

  あんりきゅんが召喚してしまった、生体ユニット。メカです。通常

  時でも頭にある、リボン状の大きな後頭部ユニットとヘッドギアが

  その証。この世界での区分としては、精霊扱い。

  アンリのことをお兄ちゃんと慕うが、戦闘時は放っておくとアンリ

  を敵認識してしまうため、取扱要注意。

  通常時は、お気に入りの枕を持った寝間着姿がデフォルト。ほわほ

  わしている。お兄ちゃんを自動追尾します。

  基本的には通常時は実体化していないので、まあ、なんだ?立体ホ

  ログラムがあるとでも思いねえ。

  以下、第9話および本話のヘルプテキストも合わせて参照のこと

  <ユニットレベル>

  エクセリナには、レベルの概念がある。これをユニットレベルと呼

  ぶ。

  ユニットレベルは以下の事項を制御する。

  ・10レベル毎に、新しいスペシャルアタックを習得する。

  1レベル:エクセリナシュート エネルギーを纏ったエクセリナ自

  身が敵に突っ込む。攻撃判定、抵抗判定あり。(回避されるとスカ

  ってしまう)ただし、攻撃判定では器用と敏捷の値の合算するので、

  スキルレベルが同等なら圧倒的に理奈が有利。

  以降、10レベル、20レベル……に到達した際に新たな技を習得

  する。

  ・10レベル毎に、HP+2及びMP+5。

  ・MPチャージの上限を規定する。レベル×10。

  <MPチャージ>

  MPチャージにおけるMP補給はマスターから。マスター以外からも

  補給可能だが、その場合はとても変換効率が悪くなる。また、理奈

  自身のMPをストックすることはできない。体の一部分を接触するこ

  とにより、補給可能。多分、耳が好き。はむはむ

  再充填リチャージにより、戦闘中にMPチャージが可能だが、使用条件が鬼。

  <戦闘について>

  戦闘モードは何種類か存在する。現在判明しているのは、基本戦闘

  モードと素体モードの2種類。もっといろいろあるかもしれない。

  なお、戦闘モード時は実体化するため、HP,MPがある。が、その値

  は極少。

  その代わり、HP,MPはマスターと共有化する。(素体モード中は例

  外的に共有しない)

  つまり、アンリがダメージを()肩代わりする()のだが、アンリも種族特

  性上HPが低め。リンク切れの現象については、第9話を参照。なお、

  素体モード中はリンクしていないが、暴走は生じない。

  職業スキルがあり、戦闘時の各種判定は、理奈自身のスキルレベル

  を使用する。

  <成長について>

  一定の経験値の取得により、理奈自身のBPを得る。この世界にはパ

  ワーアップユニットが漂っていないため。この世界はファンタジー

  世界であって、シューティング世界ではない。

  アンリのボーナスポイントを理奈に移動させることが可能。アンリ

  のBP2ポイントで、理奈のBP5ポイントになる。(ただし、逆変

  換はない。このポイント変換効率に地味にEDLPが反映されていたり)

  1ポイントにつき、ユニットレベルを1レベル上昇することができ

  る。職業スキルについては、そのレベル分のBPが必要。(例えば3

  レベル→4レベルの場合は4ポイント)なお、職業盗賊、狩人、吟

  遊詩人の各スキルは取得不可。MP,HPについてはユニットレベル上

  昇により増えるので、BPでのブーストは不可。また、能力値も成長

  しません。

  機械なので。




ここまでお読みくださり、ありがとうございます。


次回は、うん、話は進みません。あんりきゅん、夢を見ます。

よくある物語でつい最近書いたあの場面の裏側です。

悪ノリしてしまったのでこちらで載せます。


次話投稿は、12/2もしくは、12/3です。

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