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こちら陽気なたんぽぽ荘 ~大家と店子の家賃戦争~  作者: かきくけ虎龍
第二部 リン君と機械帝国の創世期編
162/162

滅んだ地球日本奪還編……捕虜監禁所よりもヤバいです、野良神ミヒロさんじゃないですかーっ!

楽しんでいただけましたら幸せます。

「右足ボッキンーっ! あじゃしーっ!」


「わてのビックジョンがハレンチ破裂ーっ!ドっカーン!」


「あちきはシンボルボールがーっ! これが終わったらビビデバビデブー!」


機械音的な発狂語が色豊かにハレンチ風に深みを増して耳の中に滑り込んでくる。


一瞬前まで見ていた光景との反転した差異が悲鳴じみた激しい叫びと惨事が瞳に飛び込んでくる……こんばんは(リン)です。


捕虜監禁所に向かって飛び出す予定でしたが……助かったぽいぞーっ!

だからと言ってこの場所に留まることは危険すぎる!


世のため人の為僕の御菊様の貞操の為に捕虜監禁所までカモネギ村のオナベ村長もびっくりのカロリー消費しすぎてお腹と背中がピッタンコレベルの全力ダッシューっ!


捕虜収容所のうっすーいベニヤ板のペラペラドアを蹴り破り中に突入ーっ!


その施設に蔓延する独特の空間が瞳と皮膚感覚を刺激する。


その刺激レベルはその昔に人間世界で有名だった舞妓さん印の一味唐辛子も凌駕するほどヒ―ヒ―加減でござりますーっ。


うひゃゃゃーっ、この施設の惨状は控えめに言ってじ・ご・く・え・ずではないですかぁーっ!


耳を澄ましてみます


「おひひ、あひはーん」


「おうーっ!もーれっつ!」


「新しい世界にかんぱーい!」


などの奇妙すぎる嬌声が聞えてきますよーっ!


この作品が18禁されそうなので……今視界に収まる部分さわりだけ言葉にすると。


変な拘束マシーンに妖怪、妖怪、一つ飛ばしてオカマさん、ネカマさんが……緑生い茂るヘンテコキュウリを……お尻に突き刺して……黄色い花が満開って……うあぁぁぁーっ、ここは変態養成施設か何かですかーっ!?


「あら、あらぁ、そこにいるのはもしかしてわ・た・しのリンちゃんですかぁ?」


その場の悲劇にビックリ仰天している僕にのんびりとした口調で話しかけられる。


その声が僕の耳に届くと無意識に僕の背筋に多量の冷や汗が。


檻の中から手に持っている何かの骨?を高らかと掲げぴょんぴょんと飛びはねながら微笑ましいのんびり声色が……ってミヒロさんじゃないですかーっ!?


「あらあら、やっぱりリンちゃんではないですかぁ、もしかして飢え死にしそうな程お腹がすいてその辺に落ちてたグログロ色のスライムをむしゃむしゃと食べていたことがばれちゃったかなぁ~ぐはぁ!」


「何の話をしているのですかーって出逢い頭にいきなり口から血をはかないでくださいーっ!」


「ぐふふふっ、安心してください、吐血は乙女の嗜みですよ♪」


「どんな嗜みなのですかーっ!?」


何故か微笑ましそうな笑みを浮かべながら吐血する野良神・ミヒロさん……このパターンって……とってもヤバい予感がするぅぅぅーっ!


クスッと笑っていただければ幸せます。

今後もかきくけ虎龍作品を宜しくお願いします。

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