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守護神/異世界乙女ゲー転生=Re:mix.100  作者: ペイントロイド
第一章:守 護 神 は 悪 魔 に 変 わ る
22/22

第3ノ界:#2

何回もすみません…;

制作者のなまえを変えたいと思います。

理由としましては、私の都合ですが名前が同じ人がいるので変更していきたいと考えております。

作者で検索している方は、ブックマークして見れるようにしてください。


お手数おかけいたします…

 小さくてどこかオンボロに見える一軒家がどうしても気になっていた。

これはいわゆる“勘”というものだ。

彼女たちと一緒に喜んでいたあのいぬが俺の横にならび、小声で話す。


「“魔物”…!?」

「わかるのか…?」

「あ。うん…その…幼い頃から魔物の気配に敏感で、わかるんですよ」


「(なんだぁあ…?)…お前は昔っから“鼻が利く”からな。

俺はただの違和感程度しか感じなかったのに対し、お前はすぐに魔物と識別した…

大人しい見た目しているが適切な判断と行動ができる。

そして俺にはない才能と言っても過言じゃない。俺の“サポート役”に適切だよ。

この異世界ではこれほど頼りになる干支はいない、と褒めたい…


で、戌。

魔物は一体か?」


「い、いぬぅ…!?

えっと~…一体ですが…」


「……そうか!」


 思わず。思った事を話してしまった…!上手く話せてたかはわからないが、戌とは長い付き合いな為、理解してくれるだろう。

こんな時に何を言っているんだと思っているが、思わず今まで言えなかった事をこのタイミングだからこそ、自然と言えた気がする…!

少しだけ小恥ずかしいものがあるが、うちに秘めた思いを相手に伝えた今の自分を自慢したくなる…して、俺は仲間の言葉を信じ、彼女たちにも魔物がいることを伝えようとするが―――


「皆さん。あそこの家に一体の魔物の気配を感じます…僕らが確認に行きますから、森の茂みに身を隠してください」

「えっ!」「ま、魔物…?」


彼女たちは静かに口々に話し出したので、俺が戌の言葉を付け足すように「…だ、そうだ。」ぐらいしか言えなかったが、俺の言葉も含めてすぐに聞き入れてくれた。

やはり戌は適切な行動をしてくれるので、とても気が楽だ…。助かる。


「まあ…辰也は強いっての知ってるけど…貴方は?」

「大丈夫です。こう見えて体術も魔術も腕に自信がありますからっ!」


…と言っても、彼女たちはこいつの凄さを見たことがないので、ピンとこないだろう。


「こいつは見た目ひょろいが、強い。なっ」

「え、あ。はいっ!そうですね!」




「―――気を付けてね…」

「はいっ!」


『辰はコミュニケーションがまだまだ上達してないね。

同じ干支神でもこうも違うとは…』

『ん?何故、“脳内で語りかける”?』

『別にぃ~…』


 ずっと黙っていたねずみが何故か急に俺にだけ聞こえるように、脳内で語りかける。子と戌の仲は…確かそんなに悪くはなかったはずだ。

しかし、子は戌と会っていらいまるで物言わぬ置物のように、気配を消しているではないか…


『俺がいない間に、何かあったか?』

『…』


 無言。

俺の言葉を無視しているようだ…戌も戌で反応がなかったのだし、何も無い事はないのだろう。

俺は追求する気がないので、自然と仲が戻るのを信じ。戌の指示でオンボロの家の窓へと、音を殺して近づいた。


「マスター…」

「おまっ…!何故着いてきた…」


気づけばこっそりと剣の幼女まで俺の懐までくっつくほど、ついてきてしまっていた。彼女は何の悪びる様子もなく、幼女は俺に抱きつき、付け足す。


「マスターから、彼女たちを守ってって指示されてません。

私は、マスターの剣…ずっと一緒…」


おいおいおいおい…

細かく指定しなかった俺が悪かったが、上目遣いをして俺の顔色伺って付いてくるとは…!

てか、「彼女たちを守って」ってわかっていたのなら、それを無視するとは悪い娘だ…俺の眉間が寄っているのを感じて、一度目を重く閉じ、息を吐く。


幼女は本当に俺の考えを手に取るように理解しているようだ。

俺の黙った姿に「同意を得られた」と知り、無表情の顔に笑みがこぼれてやがる…


「足元を見おって…」

『本当、辰也は押しに弱いよね~』

『こうゆう場合は仕方ないだろ!今更戻れとは言えんしっ!』


「マスター…ダメ…ですか?戻ったほうが、いい?」

「あっ、いや…ココにいなさい…」

「…はいっ!」

『幼女に敬語(笑)、やっぱり負けてんじゃねーかぁ~』

『じゃかぁしいっ!!!』


 など。嫌味を口にするねずみに食ってかかりたいと思ったその時だ…ボロ家のドアが蹴っ飛ばされて、荒々しく扉を開けると、ビールっ腹になった“如何にもな”豪華な衣装を着た中年の男が満足げに出てきた。

彼には小汚い小さな小袋を持っては「じゃあな!」と帰っていくようだ。そしてもう“一人”…

その男に噛みつかんばかりに怒りをぶつけてきている“剥げた亜人”が飛び出してきた。


「この悪魔めっ!!二度とココに来るなぁっ!!」


その剥げた亜人は尖った耳に長い鼻と大きな牙を見せた口を開き、出ていく人間に吠え散らかしている。

痛々しい姿だ。

牧師姿の剥げた狼は異世界でしか見ることが出来ないワンシーンと、行ったとこだろう…ファンタジーではおなじみの亜人が入っていた家を見てみようと考え、恐る恐る窓から中を覗き見てみる事にした。


あの時みた城のパレードとうって変わって、壁に付けられた飾りが粗末なデザインになっており、幼い子供がわからないなり、試行錯誤を施して作ったような折り紙などがくっついており。

テーブルに乗っている料理が子供が好きそうな…?いや。どう見ても“ウサギ”が好きそうなニンジンのステーキ?やキャロットケーキ?みたいな…とても食欲もそそらなければ、みすぼらしい…とても料理とは言えないものが並べられている…。


しかし、三角帽子を被っている小さい子ウサギたちの頭が見えて。カスタネットやタンバリンを持ってお祝いをしていたらしいが、子供らの表情は引きつり、落ち込んでいた。


項垂れていた…


そして、もっと奥の大きな合わない誕生日席には、子ウサギよりも小さい小さい亜人の女の子がいて、人間で例えれ3・4歳くらいだろうか。ショートカットでピンク色の可愛らしいワンピースに、まだ大きいかぼちゃパンツの可愛らしい子が、花冠をつけていたのが見えた…そんな子が目に大粒の涙をぐっと堪えて、腕に抱いている人形をギュッと抱きしめている。


いくらなんでも幼い子供があの表情をさせたことに、何も感じないわけがなかった。

余りにも痛々しいその姿に目をそむけたくなる光景だ…


「きっとさっきの男が誕生日会に水を差したんだろうね」


魔界の気配は消えたと戌は話す。

もういないとあらば俺は隠れた彼女たちを読んで、感じたことを話すことにした。

すると、彼女たちは俺の考えに賛同してくれ、悲しむ亜人の子供たちに何かしてあげたい!助けてあげたい!と強い思いを決意してくれた。


―――お前。あの時“幼女二人が襲われそうになっていた時、助けるのを考えていただろ”と。どこからか声が飛んできそうだが、何故か…“今は自然と「何かしてやりたい」と考えられる”。


「でも。何をしたらいいかしら…」

「歌を歌ったり、出し物したりとか!」

「魔法?」

「まって、天音は魔法は使わなくていい」


「あっ、皆さん!僕に良い考えがあります!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 コンコンっ!

「何…?」


 荒れて沈み込んだ家にノックの音が耳に入る。丸眼鏡を付け、頭巾をかぶっているウサギの母親はまたあの男か。それとも知人かと考え、恐る恐る開けた。


「こ、こんにちは~」

「ひぃ!」


亜人たちは別の人間がやってきたことに驚いたようだ。

余りにも驚いて母ウサギは両手をあげて、後ずさりをし。あの男を怒鳴っていた剥げた狼は腰を下ろしていたのを勢い良く立ち上がり、ぐぎっ! と腰を痛めてしまった…!


戌を先頭に訪問したのだが、大勢で、しかも唐突に押し寄せてきたのがまずかったかもしれない。


元気づかせる目的の相手は、野生のウサギのように一斉に散らばり、大きな時計や引き出し、テーブルの下などに隠れて怯えさせてしまった。


大人の亜人たちはやっと頭を切り替えて、剥げた狼が先に「何用でしょうか?」と身構える。


あわわ… 2018/4/2 にも更新します。申し訳ございません…

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