表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

鶯の抵抗

作者:梔虚月
【完結済み】
信州の山奥に移築された古城を舞台にした本格ミステリーです。

関東軍の軍令憲兵である【主人公】は、長野・茅野市の別荘で養生している貴族院の【高平政信】議員に送りつけられた殺害予告により、上司に調査を秘密裏に依頼される。【主人公】は満州事変の折、右脛を銃弾に貫かれた【黒羽武】少佐として議員宅に招かれたが、正体は不明である。
その日の夕食は、政信の妻【高平節子】、長男【高平和政】、長女【高平恵子】、次女【高平彩子】のほか、貴族院の議員、地元の有力者、警察署長など七名が招待されていた。殺害予告された【高平政信】議員が、送り主の心当たりのある容疑者を別荘に招待したのである。
【主人公】は犯人を見つけようと行動を開始するが、その矢先、貴賓室に飾られていた黄金の装飾銃と銃弾七発が何者かに奪われてしまった。【高平政信】は盗まれた装飾銃と銃弾が、三つの塔をもつ『三叉槍(トライデント)』と呼ばれる古城を異国から移築するとき、一緒に譲り受けた美術品だと言った。
そして招待客が部屋に戻った深夜、中央塔を挟んで客室と反対側にある高平家の私室で、招待客の一人が黄金銃の暴発で死んだ。市警察の【近藤貞治】署長は、暴発で死んだ招待客が殺害予告を送りつけた犯人だったと推理したものの、【主人公】はリボルバー式拳銃の回転弾倉に残り六発の銃弾がないことに違和感を覚える……

関東軍の憲兵である黒羽武少佐を名乗る【主人公】が、山奥の古城という閉鎖空間で起こる連続殺人事件を捜査する本格ミステリーです。

【更新は週に二、三回を予定しており、完結まで二ヶ月程度となります】
【登場人物紹介】
2018/06/16 10:11
第一章00 プロローグ
2018/04/26 10:36
01 トライデント城
2018/04/13 10:02
02 容疑者たちの宴
2018/04/15 12:58
03 不如帰の鳴く夜
2018/04/18 10:15
04 盗まれた黄金銃
2018/04/21 14:24
05 殺戮本能
2018/04/24 23:08
06 身代わり地蔵
2018/04/26 19:21
01 血の宿命
2018/05/05 22:37
02 私を知る鏡
2018/05/08 11:12
03 聞きしに勝る好青年
2018/05/11 11:52
04 狩猟の時間
2018/05/12 11:14
05 容疑者のアリバイ
2018/05/13 20:23
06 甚平の正体
2018/05/15 12:07
第三章00 望帝の嘆き
2018/05/16 11:59
01 署長の迷推理
2018/05/17 22:37
02 七つの原罪
2018/05/19 16:49
03 白檀
2018/05/24 17:04
04 見えない殺人鬼
2018/05/26 19:56
05 城塞の攻防
2018/05/30 09:40
06 過去は変えられない
2018/06/01 11:28
最終章00 九段花街
2018/06/03 11:54
01 いくつかの課題
2018/06/05 14:48
02 任務終了
2018/06/07 16:15
03 舞台と筋書き
2018/06/08 17:45
04 事実と真実 ※謎解き
2018/06/11 20:23
05 鶯の抵抗
2018/06/14 21:38
06 終劇
2018/06/20 22:05
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=228176209&s
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ