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13.召喚魔法

「やっぱ緊張すんな。この空気。」


洞窟内に入ると一気に空気が張りつめ、男達を緊張の渦に巻き込む。

幸い、洞窟内に蔓延る弱い敵は前回の洞窟探索で大量に倒していた為、スムーズに奥まで行く事が出来た。


「おい…いたぞ!あいつ。」


洞窟内にゴブリンの集落があり、その一番奥に巨大なゴブリンはあぐらをかいて座っていた。周りには大量のゴブリン、それと恐らくゴブリンから進化したであろう背の高いホブゴブリンの姿なども見られる。


「博正!鑑定!」


鑑定 ゴブリンキング ランクA レベル60 ゴブリンの集落を統べる王様。攻撃、防御がずば抜けて高くこん棒からの一振りは破壊力が抜群

討伐推奨レベル50以上


「どうだ。鑑定出来たか?」


「出来たぞ。ゴブリンキングだって!討伐推奨レベル50だけどいけるか?」


鑑定もレベルが上がったのか討伐推奨レベルが表示されより精度の高い物となっていた


「行くしかないっしょ…とりあえずまたヤバそうなら、逃げようぜ!」


「そうだな。今回あの周りにいる奴らもちらほら進化してそうだしな。」


「とりあえず俺はあの巨大なゴブリンに一太刀は入れたい変身したいから。」


「あの巨大ゴブリンに変身できたらマジで面白いな(笑)よし!俺の魔法と亮太の弓で先手を打とう。弓の倍率頼むぞ。ギャンブラーの腕の見せ所だぞ。」


「良いねぇ…この俺の1手で戦況が変わると考えると…ヒリヒリするぜ…」

亮太の目はギンギンにキマっている。

光の矢(ライトニングアロー)!!矢の倍率は……2倍!」


「何やってんだよクソ使えねぇなお前。大雷砲(サンダーボルト)!!」


博正の強烈な雷魔法と亮太の二本の矢がゴブリンの集落を襲った。


ギャァァァ!!!


「来たぞ!智幸、隆介!」


「おうよ!前回の壁は鉄だが今回は鋼だぞ。」


智幸は上手く壁を作りながら斧で相手を殲滅している。



「オラ!くたばれ!お前等の親分と戦わせろ!」


隆介も色々な相手から覚えた技を駆使してバサバサと相手を切り裂いている。


地獄炎(インフェルノ)!!クソッ数が多いな…」


男達はおびただしい数のゴブリンを討伐しているがそれでもまだ半分位は残っている。


(ゴブリンを50体討伐しました。以下より報酬を選択して下さい)

・召喚魔法の取得

・世紀末バイクの取得

・拠点と武功システムの同期


(ナイスタイミング!また良さげな報酬ばかりだな…今現在使えそうなのは召喚魔法か?よしこれにしよう。)


召喚魔法を取得致しました。

現在召喚出来るのは召喚獣イフリートのみです。

(イフリートって俺の想像通りの奴なら超強い火の魔法使う奴だよな…試しに使ってみるか。)


「我に力を貸せ…イフリート召喚!!」


うぉぉおおッッ!!!!!


「新しい我の主よ!この命をかけて守らせてもらう。」


(すげぇ。想像したまんまのイフリートや…)


「おい博正!!なんだそいつ!!見るからにヤバそうだぞ。」


「俺等と共に戦ってくれる新しい仲間だ!」


「主の盟友達だな。我が名はイフリート。この命尽きるまで共に戦わせてもらう!!終焉(しゅうえん)の炎!!」


禍々しい炎の球体が天空からゴブリン達に振り注ぐ。


ウギャーッッッ


一瞬の内にゴブリンキング以外のゴブリン達は消し炭になった。


「ほう。我の奥義を耐えるか。」


「グガガ…」


(おいおいマジかよ…なんだよあの技ゴブリンキングも瀕死じゃん…化け物じゃんイフリートさん…)


博正はとんでもない化け物を仲間にしていた。


(ちょっと鑑定してみるか。)


鑑定 地獄の召喚獣イフリート ランクS レベル85 博正を主としている。


(ランクSかよ!!)


「我の奥義を耐えた褒美として楽に死なせてやろう。メテオストライク。」


「グガ…」


イフリートの指先から放たれた炎の閃光がゴブリンキングの心臓を貫き絶命した。


「ガッハッハッ!命は儚い物よのう。主また何かありましたらいつでも呼んでくれ。」


「は、はい。これからも宜しくお願い致します!!」


イフリートは姿を消した。


「何かもうお前だけでこの世界クリア出来るんじゃね?(笑)」


「てか俺一太刀入れてねえし(笑)」


「とりあえず勝ったからいっしょ(笑)ゴブリンキング討伐じゃい!!!」


男達はゴブリンキングを討伐した。








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