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ラクガガク  作者: 徳丸
第2章 宗教
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32.頑張ろう!

「う~むp‐`u´‐)ゞ゜?悩んでいるようだなあ。大人は大変。大変。せめて心だけは永遠の16歳で居たいものよ・・・・。」


SNSを探っている中で、ある女性のuwatuitterを覗いていた。

よく買い物に行ったり、写真を載せる人だなあっていう感想。


信者の事、特に言ってないし、これはスルーでもいいかなあ~(* ̄- ̄)。


途中から目がしょぼしょぼしてきたため、ロロはサーチの手法をスマホからパソコンに変えていた。これは中古だが、中身をジェリーの会社のエンジニアの人にいじってもらったため優秀に機能している。


「う~ん案外見つからないものだなあ~(´;ω;`)あ、タコの目がブルーライトにやられた。」


シャッシャッとマウスを操作しながら、手で目をこする。


朝の10時に出社して、即退社させられて、車でロロの家まで来て、作戦会議。

しかも無駄会議になってしまったやも知れない、現在19時。


計画性のなさは正直言ってあり得ないレベル。

無駄が多すぎて、もったいないばあさんが注意する前に愕然と立ち尽くしてしまうレベルと言えばわかりやすいだろうか。


ブルーライトの脅威に充てられたロロは、テーブルの上にあるノートパソコンをそのままに、肘を立てて後ろにのけぞる。地べたに座ったままだと腰と首が痛くて適わない。

のけぞって首の筋肉いたわろうとしたら、ロロの顔を覗き込むようにしてパルルンが立っていた。


「あれ~(。-ω-)??パルルンどしたのお~??今起きたような顔しちゃって~。」


パルルンは重たそうな瞼と、ピシッとしない体の軸を持て余しながらゆらゆらと揺れていた。


「いえ・・・。普段・・・私は仕事をするというよりさせてきたので、久しぶりに集中してやっていたら、眠気が・・・・ふああ。」

「え?ちゃんとやってくれてたの?すごいじゃ~ん!!!ヾ(☆゜∀゜★)ノ゛ィェ~ィ♪」

「いえいえ。そんなお礼なんて。今この家にある最上級の布団を出してくれるだけでいいんですよ。」


どうやら皮肉が伝わらないらしい。

こうなるといつも皆ロロの家に泊まると言い出すため、さりげなくこの家で一番の快適さを要求してきているというふてぶてしさ。


敵わない。まあ、適ったところでただの嫌な奴になるのでお勧めはしない。


「で、何見てたんですか?え~と何々??・・・・・こういう人がタイプなんですか??」


パルルンがロロの見ていたSNSをロロを押しのけて、見る。

ヾ(゜д゜)ノ゛。

彼はロロの”信じられないこいつ”という表情に気づかない。

ちなみにこの信じられないはSNSの情勢に対しての感情ではなく、春の横暴さに対する感情である。


「・・・・・(-д`-#)。タイプじゃないけどお。知らん人ですけどお~??なんか、友達とか、家族とかが入信してるっぽいから?○○ちゃんが入信しちゃった!って呟いてる人がいないか?探してた?だけなんですけどお~????」



ロロが怒りを抑えながら答えたというのに、パルルンはもう聞いていない。画面にかじりついている。

2人の声がでかかったのと、調べるのに飽きていたということもあり、別の場所でネットサーフィンしていた他の3人もわらわら集まってきた。


「え?何だい何だい?好きな女性のタイプの話ですかあ~??僕が必死に調査しているっていうのに??・・・僕そういうの超好きなんですけど~!!!」

「ボスの好きな女性が御出座しなさったのですか!!私めにご命令を。引っ張ってまいりましょう。」

「好きな人~?名前に違わずようやく来たのね。おめでとう。」


”好きな人”という単語だけに反応した彼らは、もう仕事モードが完璧に切れていた。

蓼科はもう完全にシフトチェンジしているな・・・。


説明する気力がどんどん消えていく。


ロロは、状況を確認するのも面倒臭く、もう1周回って騒がしい人が集まるとこうやって騒がしくなっていくんだなあ。

なんて冷静に目の前の人たちを分析していた。


しばらく観察した後、事の発端であるパルルンにどうにかしてよ!と訴えた。

・・・自分にできることはもう、し尽くしたのさ。


「あれ、皆さんお集まりで。ちょうどいい時に来てくれました。この子、狙われてるみたいですね。」


春はそういって全員に先ほどのつぶやきを見せるのだった。



*********



「皆さん見えますか?ロロが偶然見ていたやつなんですけど。狙われてる形跡ばかりですよ。」


遠回しに気づかなかったロロを非難している。

・・・・・コノヤロー(#゜∀゜)


「え?私そんなに違和感感じないわよ?・・・今日の日付の友達がどうのこうのっていうのは確かに違和感だけど・・・。」

「すみません・・・。ボス。自分はあまりねっとというものになじみがないのです・・・。」

「え?この子めっちゃ可愛くない?ま、僕はSNSやってる人はあんまりお勧めしないけど。」


ぼくちんてきにはちょっと最近流行ってる?のかな?将来とかに不安があるせいだと思うけど、病んでるってやつじゃないのかなあ??って思ってたんだけど・・・・。


「まあ、狙われているというのはともかく、私たちがしなければいけないのはいかに自然に彼女に近づくか。この一点ですね。」


そういってパルルンはパソコンの画面を動かし、さらに情報を探ろうとする。

また、情報を探る作業が続くのかと思われた次の瞬間。


「そうなの?ていうか、長時間画面見すぎてもう疲れたわ~私。もうやめにしない~??」


素晴らしい声明がジェリーから上がった。


「そーだぞ!パルルンが傷つけたぼくちんの心をいたわるための時間が必要だあ~ヽ(o`Д´o)ノ!!」


多数決により、この日の作業はここまでとなった。


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