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ラクガガク  作者: 徳丸
第2章 宗教
25/57

23.懐かしのあの人

1章の追加、編集を行いました〜。

11-13話です〜


月曜日。


「・・・・・ちょっとロロ?何その顔は・・・。」

「いえ。なんでもないです隊長!(+ФωФ)ノ゛ィョ-ゥ」


目はギラギラ。隈は黒々。肌はぱさぱさ。3轍決めたらまあ、こんなもんでしょ。


「・・・・・なんかロロの顔見てたら眠く・・・・・ふわあ。」

「あんたら仕事できんの?何のために来たのかしら???」



こちとらお金も渡すし、野菜も渡すのだ。ある程度の仕事はしてもらいたい。今日は来年の春に出荷する商品を決める大事な日なのだ。



「まあいいわ。ロロにはどの品種がいいのか、春には全体的な事務作業の補佐をやってもらうつもりだったから。それ終わったら寝てていいわよ。」


仕事終わったら寝ていいとは言うが、品種もすべて合わせると3桁は超えるだろうし、事務作業なんて果てしないほどあるだろう。聞いていた話と違う。


「あれえ?ジェリー?仕事内容違うくないあい??(-ω´-。)ゞ。なんか後任の人の補佐を2人でやるって話だったと思うんだけど・・・・???」

「・・・・そうです。事務とかはちゃんと会社側の人間がやらないと危ないのではないですか?品種とかも研究の方がいらっしゃるでしょう??」



確かにロロの目は品質を見るにはもってこいではあるし、頭の良いパルルンに事務処理をさせるのは効率的ではあるが・・・・。仕事の幅が広がりすぎだ。



「それがねえ。なんか急に仕事辞める!って結構な人が辞めちゃって・・・・。幸い重鎮はやめてないんだけど、なんか勧誘されたって言ってて・・・。」

「「勧誘?」」



よその企業への勧誘だろうか・・・・??だが引き抜きならばジェリーの両親にが引き止めたりなにかして人員の確保はできると思うが・・・。



「そう。なんだったかしら・・・。宗教団体らしいのだけど・・・・。ちょっと勧誘の仕方が強引だったためか結構な人が唐突にやめちゃったのよ・・・。だからもし新しく入れるとしても、その宗教団体にかかわってたら悪循環がまた生まれるんじゃないかと思って・・・。」


「新しく人を入れることができなかったわけですか・・・・。」


「なんだろうねえ・・・。ぼくちんはあんましそういうの詳しくないからわからないんだけど・・・・。」


「私のほうで少し調べてみますね。正式に登録されている宗教団体であれば情報が入ってきていると思うので。」


宗教団体かあ(-ω-;)。ろくなことがなさそう・・・・。しかも人心掌握が上手なんて・・・。厄介なことしかないじゃん・・・。

社内にまだ布教されて迷っている人がいるかもしれない。全体的に怪しい人がいたらそれも教えて欲しいのだそうだ。



「とりあえず人も足りないし!仕事をお願いしたいわ!!給料はもちろん上げるし!!」



3人は早速社内に入ってそれぞれの場所につく。後任の人はこんな状況になってしまったために、緊張している暇はないと判断し、あがり症が発症していないのだそう。

適材適所で効率的に業務を回していくことにする。


「おおお~この研究室に来るのも久しぶりかも~!!オォォォ♪ヽ(*´∀`)ノ」



全30階建てのビルの28階までが植物の栽培、残る2階が研究所と事務所になっている。ビルの建てられている面積は2キロメートル×2キロメートルほどだ。様々な企業と結託してこの施設は建てられている。


ロロがいるのは29階。研究所がある階である。



蓼科たてしなさんだあ!!あれ。この部屋にいるってことは昇格したんだねえ!!!+。:.オオオォォォヽ(○゜∀゜○)ノォォォォッッ.:。+」



品種改良部門にはいくつかあり、チームごとに部屋が割り当てられている。そのうちの1つの部屋に入ったロロは見知った顔を見つけた。



高等学校に入学する前に来たときは、研究所全体の危険物を使用したビーカーやフラスコなどを洗ったり、研究方法を研修研究員としてメモを取っていた。

しかし今は研究室の部屋に自分のスペースがあり、他の研究員と研究成果について品評会をしている。研究員に昇格していたのだ。



「久しぶりだあ~!!!!オォオォオォオォオォヾ( ゜∀゜)ノ゛オォオォオォオオォ」


品評会をしていた蓼科たてしな 勘次郎かんじろうは自分の名が呼ばれたと気づき部屋の扉のほうを見る。



その目に映るのは幾分か成長した体と、その頭に乗っている忘れたくとも忘れられないタコ帽子だった。かつての思い出が脳裏をよぎる。



「うわあああああ!!!!出やがったなあ!!災厄だ!!せせせ・・・先輩・・!!!僕、今日熱が出ているので、もう帰ってもいいですかあ泣」


ロロを見て僅かコンマ3秒。悲鳴をあげて先輩に泣きつく。


失礼しちゃうなヽ(`Д´)ノ。旧友の再会にそれはないんじゃないの!?災厄!?助っ人に来てあげたのに・・・・。ありがとうは言われこそすれ、嫌がられる筋合いはないんと思うんだけどなあ~??


先輩に泣きついていた彼は「そんな病人がいてたまるか」と先輩にはたかれていた。

1度品評会を中断してロロの紹介を行う。



今日は品種の良しあしを見に来たこと、緊急要請であるため期間限定であること、普通の研究員の仕事はできないので改良し、できたもののみを見せて欲しいこと。


話をし終わると、蓼科さん以外は歓迎してくれた。

蓼科さんは最後まで、別の部署に回しましょう?僕今日休みたいです。的なことを言葉を変えて言い続けていた。



「さあて早速!見ていこうかなあ。う~んと・・・・。」



3轍明けのドーピング状態。どこまで行けるのか。

できるところまでやってあげようという親切心が芽生えたロロであった。


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