↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
先生、恋人になりませんか?!  作者: 雨宮雨霧


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
64/171

整理整頓

期末やっつけたんですよ〜、天才ですね。え?点数?あぁそれは右端をよく見てください破られていますね私が破り捨てました。点数なんてたかが数字ですから、なにを間違えていたのかを復習するのが大事ですから。

「だからって破り捨てないでください。」

「はいごめんなさい。」

放置してたファイルを拾われて破られたテストを見られて今この状況。私なにも悪くありません、なにもしてません、無罪です。生きてるだけで重罪だってね、そうだよね死にたい。

「丸増えてるね、こっちはどうしたって感じだけど。」

「言わないでください。」

テストなんてなかったことになりませんかね、この紙たちもどうせ燃えるんだしどうでもいいか。

テレビが今年も暑いと言っている。また暑いのかもういいよ冬来てよ。夏が好きな先生は暑さにも案外強かったりする。私はむりですけどね。

「テスト終わったし私は自由ですね。」

「地獄の夏休みの宿題がそのうち来るよ。」

嫌なことを思い出させてくる。去年本当にやばかったんだよな、答えひたすら写して読書感想文まで写したんだっけ。もう本当にやばかったから今年は頑張らないとだしオープンキャンパスとかもあるしもう人生やめていいですか。

「人生やめたい病にかかる気がするんでそのときはよろしくです。」

「もうすでになってるんじゃないの?これよりやばいの?」

先生の言う通りだな、これよりやばい人間になったらやばいな。本当にやばいな。手が付けられないくらいやばいと思う、自分で自分をちゃんとコントロールできるようにならないと。

「手に負えなくなったら捨ててくれて構わないのでそのときはよろしくです。」

「捨てないけどさ、とりあえず自分を自分で見つめてみたらいいよ。なにか変わるかもよ。」

なにが変わるんだろう。人格とか?それはやばいな人格変わったら絶対捨てられるな。自分で自分を見つめる、できる気が全くしない。自分で自分を殴ってそうだ。自己理解、自己分析。いつかはやらないといけないし今やったほうがいいだろうし。嫌な夏になるのかな。

「ファイルの中身ぐちゃぐちゃなのを先に見直したほうが良さそうだね。」

「あぁ、そうですね。全部資源ごみですかね。」

「捨てないほうがいい資源のほうが多いと思うけど。」

テストにいつのかわからないプリント類。なにこれ、進路の紙だ。提出期限5月だし1ヶ月過ぎてるしなにも言われてないしまぁいいか、ゴミだ。

「なんでカッター入ってるのかな?」

「なんででしょうね、工作でもしたかったんですかね。」

いつ買ったか覚えていない使ってもいないカッターは没収されました。使ってないのにもったいない。今まで没収されたカッターたちはどこに居るんだろう。展示できるくらいにはありそうだ。

「ちゃんと整理しなさいよ。」

「綾音様に言われたくないです。」

口答えするつもりはないが、先生も先生でプリントの山は雪崩を起こしているし下着まで放置してるじゃないか。お互いに暮らしやすい環境づくりに努めます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。