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じゅうよん
「正しくは、同じクラスだった…」
「ぇ?、どういう…こと…?」
私は意味がわからなかった。
母さんは、そんな私を見て、
不意に立ち上がると、私を後ろから優しく抱きしめると、
静かな声で話を続けた。
「母さんはね、あの日まで知らなかったけど、あなたと彼はお付き合いしてたそうょ。」
「あの日って…?」
「クラスの子達の話によると、あの日もあなたたちはいつものように一緒に仲良くお昼を食べてたそうょ。
でも、あの日は少し違っていた。
昼休憩がもう少しで終わるって頃に、上級生の不良たちがあなたたちの教室に来て、彼を呼び出し、廊下で少し話と、どこかに行ったらしいの。
彼は夕方になっても帰ってこず、連絡しても連絡が取れなかったそうなの。
それを不安に思ったあなたは、慌ててある場所に向かったらしいは、」
「ある場しょッ…」
どこに向かったのだろうと考えようとした瞬間、頭に[ズキンッ]と激しい痛みがはしり、私は頭を抱えこむようにして椅子から落ちた。
幸いなことに母さんが抱いていてくれたお陰で助かった。
「ごめんなさい、やっぱりこれ以上は話せないわ…あなたがダメになっちゃう」
私が顔をあげると、母さんはそういいながら、涙を流していた。
私は母さんの腕をつかんで言った。
「お願い、教えて…」




