痛み
小説書くの難しいクトゥルフ神話TRPG風にってなると余計に難しくなる…
まぁ書いていくうちに話の構成とかわかってくるでしょう
「そう言えば玲奈ちゃんは、なんでボロボロの状態であんな所にいたの?もしかして家出?」
「…うん」
「…そうか」
家出ならば、家に返さないといけないけど流石にもう夕方だから今からっていのは無理だろう
「良かったら今からうち来ない?」
「えっ?なんで」
「なんでって、うーん危ないから?とにかくうちで風呂入ってご飯食べてからこれからのこと考えよ!なんか…訳ありっぽいし」
「…うん」
彼女は少し躊躇うように頷いた
「ただいま」
「…お邪魔します」
薄暗い玄関、目の前の壁には絵が飾られていてその左隣には二階へ続く階段がある
いつもと変わらない家、でも今日は違う何故なら女の子を連れているから
「少し汚いけど別にいい?」
「大丈夫です、私そんなに家のこととか気にしないです」
「そっか、じゃあ風呂は…沸かしてないや、ごめんシャワーでもいい?それが嫌だったら時間かかるけど風呂を沸かすから」
「あっいえ、シャワーで大丈夫ですあなたの家をあまり汚したくはないですし…」
彼女は申し訳なさそうに少し俯いた
「オッケーじゃあこの廊下を歩いて右側の奥の扉がシャワー室だから」
そう言いながら指をさす、彼女はそれに従うように歩いて行った
「服は洗濯しておくね」
「…ありがとうございます」
扉越しの返事を聞いた後しばらくして僕は洗濯機を回した
「あっそうだ、親にこの事を連絡しとかないと」
僕は携帯を取り出し、連絡用のアプリを開いた
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18:24既読(ごめん、今日友達 を止めてもいい?)
(いいけど、なんで?)
18:27既読(なんか家出らしくて)
(え?そっちの両親とは連絡ついたの?)
(いや、それが荷物とか全 部家に置いていったみたいで 18:27既読 だから連絡は取れてない)
(わかった、じゃあ明日その子を送っ
て行って、ちょうど明日は休みだし)
18:28既読 (わかった)
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暫くして、玲奈が風呂から上がってきたので、明日は家に帰るのを手伝う的な事を言った
「…うん、わかった、わかってたけど帰らなきゃいけないのね…」
彼女は少し震えた声でそう言った、そしてその顔は少しの怒りと恐怖が浮かび上がっていた
「今言うべきじゃないと思うけど、ちょっと質問してもいい?」
「うん…答えられる範囲なら」
「わかった、家出をしてるって言ってたけどその理由を教えてくれない」
彼女は、僕の質問を聞き終えるなり、様子は一変した
恨み・嘆き・焦り・安心様々な感情が入り混じっていて、それを隠そうと察しになっている
暫くして彼女は答えた
「家出をした理由だよね、それは私のお義父さんが…」
そこで話が止まった、まるで喉何かにたまらせたように突然
「言えない…」
彼女はそう言ってまた俯いた
「答えてくれてありがとう、ごめんね、何もしてあげられなくて」
「いいよ謝らなくて、元々家出したって意味はないって思ってたし…でも嫌だなぁ、あんな所に帰るなんて」
こんなに辛い思いをしてるのに、何も出来ない無力な自分に苛立ちを覚えた。
その後は、夕飯を食べて僕のお母さんと少し会話した後、就寝した
夜、物音で目が覚めた
視線を上にやると玲奈が何かをしてるのが見えた
「こんな夜中に何してるの?」
「手紙を書いてる」
「誰宛の手紙?」
「分からないけど、この手紙を読む人の役に立てるような感じかな?」
「そうなんだね、あまり夜更かしはしないでね、おやすみ」
僕はそう言うと、また深い眠りについた
1月27日
仕事の帰りに ない 女 ろった。
そん をすれば警 に るのは分かってはいたが、この子は俺の を大きく変 て れると直感で感じた
だからこの日から日記をつけようと思う
日記× 少 観 記録×
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