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魔法使えぬ魔法探偵  作者: 紘月


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7/7

file F探偵が殺人鬼!? U.N. Owen was his!?

火 エリアe370

水 エリアc115

光 エリアf286

闇 エリアa743

永 エリアb909


魔法 C級 周りに影響がない程度

魔法 B級 周りの物や人に被害が及ぶ程度

魔法 A級 周りの物や人を殺傷、破壊させる程度

魔法 A級+ Aの派生能力を持ちエリア全体に影響をもたらせる程度


「いやぁ。あの結界大炎上事件はお手柄だったよ。このb909のキャンプも楽しんでな。」


「もちろん。そういえば他三人は?」


「火属性がいないから外で火を起こそうとしてるんだ。」


「なるほど。寒いですしね。」


「僕達はここで待ってますか。エリア総管理庁長。音楽でも流しますか?」


「あぁ。U.S.オーエンを流してくれ。お気に入りなんだ。」


数十分後


「いやー。自分で起こした火はいいですね。火属性の火では味わえない何かが。」


「そろそろ探偵さん達のほうに戻りますか?」


「そうですね、というか寝てませんかね?」


「流石にそれはないでしょうに。」


そしてキャンプの宿に戻ると三人は信じ難い現場を目撃する。

服に返り血がついて、血塗れのナイフを握った探偵と、恐らく殺されて仰向けになっているエリア総管理庁長の姿があった。


「え?探偵さん?」


すると探偵のナイフが手から滑り落ちた。


「何だこれは?」


「記憶喪失か?」


「僕が人を殺した?」


探偵は自分でも状況を理解しきれていなかった。もしかして、洗脳能力?


「おい!管理庁に務めてるお前って洗脳能力だよな?探偵を洗脳したんじゃないか?」


「いや、何言ってるんですか。火を起こしてたじゃないですか。魔力を使うには手を前に伸ばして力まないといけない。」


「とりあえず探偵さんは着替えましょう。」


「探偵がエリア総管理庁を殺した、だとしたら目的は?」


「この世界を乗っ取るとか?」


「そんなの征服途中に魔法でイチコロだろ?」


「ここでも犯人探しかよ。」


「というか、この曲は?」


すると探偵が着替えて戻ってきた。


「この曲はU.S.オーエンは彼女なのか?ですよ。管理庁長が好きらしく。」


「なるほど。とりあえず死体をどっかにやりましょう。臭いが。」


「そうね。あと、事件なんだし、一人一人の能力再確認したら?」


「俺は管理庁の一人で永属性。能力は洗脳。一回その人を洗脳するともう洗脳できない。」


「私も管理庁の一人で闇属性。能力はブラックホールです。」


「僕はエリア総管理ではなく、c115エリア管理庁の一人で、水属性。能力は水中の生物を操る能力。」


「結局は洗脳じゃないか。怪しいのは。」


「いやいや、火であったまってただろう。」


「そういえば、この音楽かけてる一定範囲に入ると脳電波スピーカーって前のエリアa743の事件みたいに脳電波に物質入れれないんですか?」


「入れれるけどだとしたら範囲の全員死ぬぞ?火のところは範囲内だろう。」


そこで探偵はあることを思いつく。


「水属性の人?あの池の魚を操ってみてくれ。数秒でいい。」


「え?なんでですか。」


「いいから。」


すると手を前にして魚を操った。


「これだ。」


探偵は自分が人を殺した理由を知った。


「犯人はまさに洗脳能力の君だ。」


「なぜ?」


「火を起こした後に手を火の方にやる。

その動作は魔法を使う動作と同じなんだ。

つまり君は手を火に向けていると思わせて僕を洗脳していたんだろ?」


探偵がそういうと男は無言でどこかへいった。


するとキッチンナイフを手に持ってやってきた。探偵以外は洗脳され、皆外へ吹き飛ばされた。そして襲いかかっきた男だったが、探偵は頭を回転させ、最適解を思いついた。


そして腹に来たナイフを手で止める。


手には鋭い痛みが走ったが、刃物を投げ捨てると、脳電波スピーカーの範囲を狭める。そしてその脳電波スピーカーにスピーカー横の観葉植物の葉を千切った。


そしてスピーカーに葉を入れると、分解される。


男の拳がこちらに来ている時、探偵はスピーカーをオンにする。


そしてU.S.オーエンが流れると、脳電波で届いた葉が犯人と探偵自身の脳へ行き届く。


すると探偵は意識を失った。


目が覚めると白い天井だった。


どうやら一流の医師により葉は脳から取り出され命に別状はないという。

手も包帯が巻かれているだけだった。

犯人は葉が取り出された後、逮捕されたという。


そして探偵は英雄となった。


探偵は退院後、エリア総管理庁に向かって敬礼をした。




THE END

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