表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Rache・Witch  作者: 晶ノ
ミラウ アーヴァント編
50/79

札幌

「とりあえず駅から出るぞ まずはそこからだ」


嫌な音が耳に入ってきた。人の悲鳴、泣き声、誰かが何かを呼ぶ声。


「……なんだ、騒がしいな」

「ちょっと行ってみよう」瑠美が早足になる。


数メートル先。駅のロータリーの中央、タイルの上に──

血まみれの遺体があった。


それは魔法使いだった。ローブが裂け、体中に無数の穴。顔は原型を留めていない。


「うっ……見たくなかったな。くそ、電車酔いがひどいってのに……」

吾郎が顔を歪め、蹲る。背中に手を当てる瑠美の手が温かい。


「もしかして、アーヴァントが……」

「この惨状……今もまだ、近くにいる可能性が高い」


吾郎が辺りを見渡す。血の匂いと緊張が肌を刺す。


「札幌駅内に潜んでるかもしれない。ここは魔法使いが多く集まる場所だ、確保は相当難航するな……」


その時──背後から声が飛ぶ。


すると 別の魔法使いに話しかけられる


「そこ、どいてもらえる?邪魔なのよ 消えて」


少し態度が悪い女性の魔法使いのようだ 吾郎は少し怒りを抑えながら話す


「どくのはいいが……その態度はどうかと思うな。マナーの欠片もない」

「は? 新入生のくせに、口答え?」


吾郎は眉をひそめ、一歩前に出る。


「俺たちもアーヴァント確保のために来てる。今は対立してる場合じゃない。協力しようぜ」

「ふーん、そんな暇、ないのよ」


彼女が指を鳴らす。


次の瞬間──空気がねじれる音と共に、吾郎の体がふわりと浮き上がった。


「な──!?」


視界が反転する。風が、顔を殴る。


ドンッ!!!


吾郎は、近くのコンビニの自動ドアを突き破り、店内の棚に叩きつけられた。ガラスの音、商品の散乱。煙草の匂いが鼻についた。



「あんたも退きなさい あいつのように吹き飛ばされたくなかったら」


瑠美は一旦退いて 吾郎の元に掛け着く


「ちょ、あんた大丈夫?怪我はなんとか防いだ?」

「あぁ、まあな、岩魔法で全身を固めて 負傷を防いだが 1年違うだけでここまで実力差が酷いとは とりあえず

情報収集に出るぞ アーヴァントも探しにな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ