北海道 到着
飛行機が新千歳空港に着き 飛行機を下りる 吾郎が話しかける
「まずはどこから探す?空港には流石にいないだろうから見つかりはしないだろう」
「うーん、じゃあ札幌駅に行こう。情報を集めるなら、あそこが一番効率的でしょ?」
瑠美の回答に 吾郎は頷く 「そうだな、札幌駅にするか 行く瑠美」
二人は無言のまま切符を買い、ホームへと向かう。改札を通るたび、目に入るのは異様な雰囲気を纏った乗客たち――魔法使いたちだ。明らかに“普通”ではない気配が、電車の中にも漂っていた。
「ライバルが多いな 先に確保しないと危ないぞ 取られる前に取らないとな」
犯人の確保を優先している吾郎の目的は 恐らく組織の情報と 正義感なんだろう これ以上犠牲者を出さない為に
そして 復讐の為に 吾郎の復讐の炎が以前より更に激しく燃えている
それほど吾郎も復讐に囚われているんだろう
ちょくちょく復讐について考えるけど 吾郎もそうなのかもしれない
何が正義で何が悪で そもそも正義が何なのか分からなくなってしまう時がある
もしかしたら、吾郎も同じように迷っているのかもしれない。
家族を奪われ、命を削るようにしてここまで来た男。その胸にあるのは、正義の名を借りた“呪い”のようなものかもしれない。
そして瑠美は
「一緒に堕ちてもいい」と思えるほどに、瑠美の中にはヴィラへの怒りがある。
共に地獄に堕ちるならそれも悪くない。
電車に乗っている間 少し暇なので瑠美とお話をしようとしている吾郎だが 口をモゾモゾしているだけで 話しかけられない
吾郎は少し話しかけづらいと思っているんだろう 率先して自分から話しかけてみる瑠美
「……何か話したいの? 別にいいよ。話すくらい、何とも思わないから。ほら、話そう」
その声は、いつもの冷たさを少しだけ緩めた、ほんの少しの優しさを含んでいた。
すると吾郎は、気まずそうに顔を背けて、ぎこちなく言った。
「わ、悪い……酔ってるだけだ。揺れがきつくて……早く駅に着いてほしい。吐きそうなんだ」
……ただの乗り物酔いだったらしい。
どうやら吾郎は吐き気があるらしく 口をモゾモゾしていたらしい 別に話しかけたい訳
じゃなかった
「大丈夫?まだもう少し耐えて、多分もうすぐで着くよ ほら アナウンス鳴ったし」
すると 遂に札幌駅に着く 吾郎と瑠美は電車から降りて 札幌駅を見渡す




