前へ目次 43/43 『如月令嬢は暗幕のバッテリーを外さない』表紙 赤いアンティークチェアに深く腰掛け、紫色の瞳で穏やかに微笑む如月瑠璃(微笑んでるのは珍しいですね)。 黒地に金色の優雅な刺繍が入ったガウンを羽織り、その内側には青いリボンが添えられた繊細なレースの白いキャミソールを身に着けています。 目の前のテーブルには、半熟の目玉焼きが乗った厚切りのトーストと、温かそうな紅茶、そして白いティーポットが並べられ、気品ある朝食のひと時を感じさせます。背後の窓からは柔らかな光が差し込み、上品で落ち着いた室内の空気感を引き立てています。