8話 新しいメンバー!!前編
すっごい久しぶりに投稿しました。
……率直に言います、すいませんでした。
受験が忙しかったからってこんなに遅れちゃダメだろ!!と反省しています。
いやまだ受験終わってませんけどね。
次回はまた2ヶ月くらい遅れるかもしれませんすいません。
ただいま作者はインフルエンザA型にかかって死んでます。
小説書いてる場合か!!という指摘はもっともです。
でもヒマすぎるんで書きました。
私立入試まであと1週間切ったってのに何やってんだろ俺…。
ファナ「う…うぅ~ん。」
ファナが目を開けると目の前にサヤカがいた。
サヤカ「あ、起きましたか?」
ファナ「サヤカ?なにしてるの?」
サヤカ「あぁ、昨日服を着ないままファナが寝たから、着せてるんですよ。」
ファナ「服?……あぁ、そういえば力が抜けて……」
昨日、ファナはショウタの能力により試合には勝つことができたが、その副作用により力が抜けてしまい、しかも何故か服も着れていない状態になってしまったため、サヤカが服を着せてあげていた。
ファナ「サヤカ…ありがとね」
サヤカ「いえいえ、こんなの友達として当たり前ですよ」
ファナ「サヤカ…」
サヤカ「まったく、あのバカ男の能力のせいでファナが裸になったんだから、責任取って死んでもらわないと」
ファナ「そこまで!?……サヤカってショウタにめっちゃ厳しいよね…」
サヤカ「当たり前です!あんなゲス男、万死に値します!!」
ファナ「そんな…、ショウタは私を守ってくれたんだし…」
サヤカ「ま…まぁ、あれは良い行動だったかもですけど…」
ファナ「でしょう?だからそんなに怒らないで…ね?」
サヤカ「むぅ、ファナがそこまで言うならいいですけど……」
ファナ「良かった。…ショウタは?」
サヤカ「ファナの着替えを見せないように、そこの布団につっこんでます。呼べば出てくると思いますよ。」
ファナ「そっか。ショウタ~、起きて~」
ショウタ「…………」
ファナ「ショウタ?」
ショウタ「……zzZ」(熟睡)
ファナ「あ、ショウタ寝ちゃったんだね。ってもうこんな時間じゃ………っ!!」
キィン……チュドーン!!ドッッカーン!!!
ショウタ「うぎゃぁぁぁ!!!!」
ファナ「しょ…ショウタぁぁ!!!」
サヤカ「誰のせいでファナも私もこんな時間まで起きてると思ってるんですかぁ!!」
ショウタ「お、俺の…俺の布団がぁぁ!!」
サヤカの炎により、ショウタの布団炎上
サヤカ「ふん、人に仕事押しつけて自分は布団でぬくぬくしてた罰ですよ」
泣きながら必死で布団の火を消しているショウタ↓↓
ショウタ「お前が布団につっこんだんだろ!?ってか『こっち見たら殺す(-_-#)』って言うから、仕方なく布団に入ってたら眠くなったんだ!!仕方がないだろ!?」
サヤカ「仕方ない?…なら私が、寝たあなたを見てイライラして放火しても仕方ないですね!!」
ショウタ「それは仕方なくねー!!止めろよ!!おかげで俺の布団、ボロボロだよ!(泣)」
サヤカ「なら灰も残さず燃やして」
ファナ「ストップストーップ!!」
ファナ「もうこんな時間だし、ケンカは止めて…ね?ほら、サヤカも帰って、ショウタも布団に……」(布団がない)
ファナ「…ショウタも布団に入って、もう寝ようよ」
ショウタ「スルーした!?ファナ、この布団の残骸をみて言ってくれ!!」
サヤカ「しょうがないですね、燃やしてスッキリしたんで帰ります」
ショウタ「お前も帰ろうとすんな!布団返せ布団!!」
サヤカ、部屋に戻る。
ショウタ「シカトしやがったあんにゃろ…」
ファナ「まぁまぁ、私の布団使って良いから」
ショウタ「いやいや、そしたらファナが風邪ひくからいいよ。」
ファナ「違う違う、一緒に使うんだよ。1人用だから、いつもよりくっついて寝ないとダメだけどね」
ショウタ「一緒……くっついてってダメだダメだ!!」
ファナ「なんで?」
ショウタ「なんでっておま…そりゃいくらなんでも…」
ファナ「別に問題ないでしょ?ほら、私を助けてくれたお礼と思ってさ…いいでしょ?」
ショウタ(そんな満面の笑みで言われたら…断れねぇし…。まぁ別に隣で寝るだけだし、変に意識する方がおかしい…かな?)
ショウタ「…それじゃ、お言葉に甘えて…。」
ファナ「やった♪じゃあ…一緒に寝よっ?」
ショウタ「お…おう!!」
~数分後~
ショウタの心臓 (ドキドキドキドキドキドキ)
ショウタ(心臓うるせぇぇ!!ヤバい!緊張が半端ない!!心臓の音、ファナに聞こえてねぇよな…?)
今のショウタとファナ……
反対方向を向いていて、布団が小さいため背中をぴったりくっつけて寝ています。
ショウタ(なんか良い匂いするし…寝息も聞こえるし、背中が温かいし……うわぁぁぁ)
まだ中2のショウタには色々キツかった。
ショウタ(ってかファナは寝れてるの!?……俺なんてドキドキする対象ですら無いのか……はぁ)
ところがどっこい
ファナ(ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ)
ショウタの約2倍ほどの速さでドキドキしていました(笑)
ファナ(ヤバいよぉー、ショウタの匂いとかするし、背中温かいし、この前抱きしめられたのが思い出されて……うみゃぁぁ!!)
ショウタもファナも対して変わらなかった。
ファナ(うぅ~…でも、緊張はするけど、同時に安心も出来る気がする…)
ファナ(せっかくだから、もうちょっと積極的に…)
ファナは回転してショウタの方を向いた。
そしてそのままゆっくり腕を回した!!
ショウタ(うわぁぁぁ!!ファ、ファナ!?ね、寝ぼけてんの!?)
ファナ(きゃーっ、近い~!!心臓がバクバク言ってる!!……でもやっぱ体の前半分が温かくて…とても安心する…)
ショウタ(な、なぜこんな体制に!?ヤバいって、この背中に当たる2つの柔らかいものの正体は…ってうがぁぁ!!)
ショウタ(あ~、でもこうやってしてたら闘技場で抱きしめた時を思い出すな~……ちょっと落ち着くかも)
ファナ(安心する~)
ショウタ(落ち着く…かな?)
2人とも心臓音は未だに速いけど、どうにか眠りについた。
次の日…
ファナが最初に目を覚ました。
ファナ(う~ん……昨日はショウタに抱きつくみたいな形で寝たから、目を開けたらショウタの背中があるんだろうな~)
と、ファナが目を開けると…
ショウタの顔が!!
ファナ「ひゃあ!!」
ファナは驚きショウタと距離を取ろうとしたが、ショウタは寝ぼけてファナに手を回しており、全く距離が取れない。
ファナ(あわわわ、ショウタと顔が近い~!!どどどうしよう!!吐息がかかってる!!)
あと少し近づけば唇が当たってしまうほどショウタとファナは近かった。
ショウタ「う…うぅ~ん………あ、ファナ?おはよー」
ファナ「あ、えと…おは…おはよう(照)」
ショウタ「??、ファナが何でこんな近くに?……」
だんだん寝ぼけた頭が冴えてきて……
ショウタ「わー!!近、近い!!」
ファナ「ちょっ、そんなに動いたらっ!!」
ぴとっ
ショウタとファナがドタバタしたことにより、ファナの唇がショウタの頬に……
ショウタ&ファナ「………!!」
ファナ「そ…その……ごめ、ごめんなさ…」
ショウタ「あ…や…その……」
ショウタ(ファナの口が俺の頬に!?いや、ちょっ、情報処理がおっつかない!!ってか、ファナが謝ってる!?むしろ俺が感謝…ゴホンゴホン、俺が謝らないといけないのに!!)
ショウタ「そんな!!謝らないで!!むしろ嬉しいから!!その…こっちこそ俺が動いたせいで変な事になってゴメンっていうか…」
ファナ「な…嬉しいって……」
ショウタ「なぁ!?違っ…そうじゃなくて!!」
ファナ「そ、そっか…違うよね……嬉しいどころかイヤだよね……」
ショウタ「え?いやそういう意味じゃ」
ファナ「ゴメンね、ホント不快な思いさせて……私なんか…」
ショウタ(これは…俺が昔、同級生の仲良い女子にしてしまった過ちに似ている……)
~ここでまさかの回想~
同級生女子がこけて、スカートの中をみてしまったショウタ!!
女子「み…見た…?」
ショウタ「う…見てない…よ」
女子「嘘だ!!見たでしょう!!」
ショウタ「だ、大体!見たくも無いもん見せられて、こっちもめ、迷惑だよ!!」
女子「見たくもないもの……」
ショウタ「あ…」
女子は泣きながら走り去っていった
~回想終了~
ショウタ(あの時は恥ずかしくてヒドイこと言ってしまったけど…あれからもう二度とあんな思いをさせないって決めたんだ!!)
ショウタ「不快なわけないだろ!!だから嬉しいって!!ほっぺにファナがキスしてくれるなんて嬉しいに決まってるだろ!?むしろ…く、口に当たらなかったのが惜しい…くらいで……」
ショウタ(何言ってんだ俺ー!?…絶対引かれた(泣))
ファナ「あ…う…その……それは…嫌じゃなかったんなら……いい…けど…」(照)
ショウタ(あれ!?案外悪くない反応!!よし、とりあえずファナを傷つけなくて済んだ!!)
ファナ(うわ~~!!う…嬉しいとかそんな!!初めて男の子のほっぺにキスしちゃって死ぬほど恥ずかしいのに、嬉しいって!!絶対不快だと思ってたのに……でもあんなに必死で弁解してくれて…嬉しかったな)
そんなこんなで、ファナのショウタへの好感度がうなぎ登り中の朝が過ぎて…
こないだの試合で予選がすべて終了したため、次からはついに1チーム3人のトーナメントとなる!!
そのため今日はその新しいメンバーが入る日なので、試合がない
ショウタ「そういえば俺達のチームにはどんな人が来るんだ?」
ファナ「さぁ?私も知らないんだ。でも良い人が来たらいいね!」
ショウタ「そうだな!!」
新しいメンバーとは誰なのか!!
続く!!←(えぇー)
ちなみに「布団」っていうのは掛け布団です。
敷くほうじゃないです。
ってかファナとショウタは2人用ベッドに一緒に寝てます。
書いてて思うんですが、主人公リア充すぎる…(泣)
あんな風にファンタジーの世界に行きたいな~…と思っている、中2病がまだ抜けてない中3男子の作者です。