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ミス・スタート・ストーリー  作者: モッチー!
第1章 異世界へGO‼
4/41

4話 予選!!初勝負!!(ようやく)

知り合いに何も言ってないのに、この小説について知られてた………。


知り合いに知られると、恥ずかしいですよね


その知り合い、感想の名前からして、俺に隠す気がさらさら無いし…(泣)

ついにこの世界に来て、初めての戦いが始まろうとしている。


ちなみに俺達はその前の試合を「参考にする」って言って、ファナが止めるのを無視して見たせいで、恐怖が3倍に膨れ上がっている。超後悔している。


まるで、知り合いのお姉さんに自分の創作小説を読まれて、しかも感想まで書かれていた時の作者のように後悔している。


ファナ「もしもーし、生きてますかー?」


ショウタ「………。」


ファナ「返事がない、ただの屍のようだ。」


ショウタ「死んどらんわ!!えんぎでも無いこと言うな!!」


ファナ「だってさっきから、全然話を聞いてくれないんだもん!!」


ショウタ「あぁ、ゴメンゴメン、なにかあった?」


ファナ「いや…楽しみだね!って言いたくて……。」


ショウタ(ヤバッ、可愛い……って俺のバカ野郎!!)


ショウタ「た、楽しみなわけがねぇだろ!怖いわ!」


ファナ「……やーい、やーい怖がりや~(^з^)」


ショウタ「な!……んなの全然怖くねえし?マジ余裕だし?」


ファナ「じゃあ、今回はショウタに全てお任せで。」


ショウタ「やだなぁ、ファナさん。なんのご冗談?」


ファナ「いや、マジで。」


ショウタ「うわぁ!ゴメンなさいってファナさん!!」


ファナ「楽しみだねぇ~」


ショウタ「ギャーっ!!」


と俺が死刑宣告されたところで


アナウンス「はい、では次の人は準備して下さ~い。」


ファナ「あっ、私達の番だ、用意しようっと」


ショウタ「ちょっと待って、さっきの話は冗談だよね?もしも~し!!」


こんな感じで大丈夫なのかひたすら不安だったが、俺も準備に取りかかった。




司会の人「それでは、3回戦を行います。まず赤コーナーは、ヤシャ&テイルコンビ!!」


観客(わぁー!!)


歓声と共に相手コンビが出てきた。


ヤシャと呼ばれる人は小柄の男で双剣を持っており、見た感じでは、あまり強そうでは無い。


ちなみに上の画面にヤシャの特殊能力が載っており、レベルは2。

強さは弱。

名前は「ダブルソウル」とか言う、……センスは皆無だ。

公式名は、「双剣の使い手」


テイルと呼ばれる人は、同じく小柄な女の人で、いかにも魔法使いな感じの服装である。


そして上の画面には、レベル2。

強さは 中。

名前は「炎の使い手」

公式名称を使っている。



司会「対するは、青コーナー!!ファナ&ショウタコンビ!!!!!」


メッチャ歓声を受けて、俺達は出てきた……が。


ファナが出てくる。

観客「わぁー!!」


俺が出てくる。

観客「わぁー……えっ!?」


俺の上画面にはデカデカと「能力無し!!(笑)」と書かれている……バカにしてるだろ!!←(されてます)


会場はメッチャ笑ってやがる……せめてファナは…と顔を見ると、惜しげもなく笑顔だった……。


もう いいやい!!

と、拗ねて何もかも投げ出したくなる衝動にかられる。


まるで、知り合いのお姉さんに自分の創作小説を見られた作者のように。


ようやく笑いが止むと、今度はいたるところで歓声が聞こえる。


この歓声はもちろん、俺ではなく、ファナだ。


レベルが4でも充分スゴいのに、最強ときているため、イヤでも驚かれる。


まぁ、俺もある意味スゴいんだよ?(泣)


紹介も終わり、そろそろガチのバトルが始まる。


なんかやっぱり緊張するし、怖い。


カーン!!


ゴングが鳴ると同時に、ファナが小声で「双剣野郎は任せて!魔法使いをおねがい。」

とだけ言うと、ものすごい速さでヤシャとの差を詰めていく。


ファナに言われた通りにテイルと言う名の彼女に体を向けると、なにやらゴニョゴニョ言っている。


テイル「ゴニョゴニョ~……ファイヤーボール」とようやく聞き取れた声に俺は疑問をもった。


ショウタ(ファイヤーボール?えっ、それってどんな奴なんだr)


とそこまで考えたところでいきなり彼女の手から炎の玉が出てこっちへ飛んでくる!!


俺は急いで横っ飛びに飛んで、それを回避した。


外れた玉はそのまま直進し、壁に大きな衝撃を与えて分散した。


俺は極めて何事もなかったように立ち上がった。


ショウタ(……怖えぇぇ。)


訂正。やっぱりビビってた。


ショウタ(あれなんだよ!!火がブワァって!……当たったら死んでたな……。)


ファナ「ボーッとしないの!!ショウタ!!!」


はっ!と我に帰ると、前から3個の火の玉が!!


火のあいだをぬって避けるほど上手くはないため、1つは横に走ってよけ、もう1つはしゃがんで、最後はまた横っ飛びでと、どうにか避けた。


危ねぇ(-o-;)


……そろそろ攻撃するか!!


俺はダッシュで距離を詰める!!


相手はぶつぶつと何かを言っている。


なにかな?と疑問に思いつつも走っていると、いきなり横のファナから声が!


「キャー!」


どうしたんだ!

とファナを見ると、ファナの周りの地面から炎が噴出し、身動きが取れなくなっている。


ショウタ「ファナ!!」

ファナに駆け寄ろうとすると


ヤシャ「にいちゃ~ん、よそ見してて良いのかぁ?」


と始めから打ち合わせをしたらしく、すぐ近くにヤシャが迫っていた。


ショウタ「クソッ!」


体をひねり、初撃はかわせたが、バランスを崩し、倒れてしまう。


ヤシャ「ヒャッハー!!」


倒れた俺にめがけて、剣が降り下ろされる。


俺は横に転がり、避けて急いで立ち上がり、そしてダッシュで逃げた!!


ヤシャ「逃げんのかぁ!?腰抜けが!!」


俺はこんな状況でも何故か冷静だった。


ショウタ(落ち着けよ、俺。まずは魔法使いを倒して炎を消さないと、ファナが危ない。)


ショウタ(そして、俺じゃあヤシャは倒せない。)


と情報を分析すると、テイルまで走った!!


テイルは、ファナの周辺の炎の維持で精一杯だったのか、うずくまっている。


しかし、ヤシャが追い付いてきた!!


ヤシャ「ヒャッハー!!お前は無能力者だろうが!!大人しく死にやが……ぐわっ目が!!」


俺は先ほど立ち上がった際に持っていた砂を、相手の目にめがけて離した!!


ヤシャの目に命中!動きが鈍くなった!!


ショウタ「今だ!!」


前を向き、テイルを見ると、なんと気力を振り絞って、ファイヤーボールを出していた!!


気づくのが遅すぎたため、かわしてみたが肩に当たってしまった。


ドン!!


そんなに強くないが、右肩に激しい痛みが!


ショウタ「ぐっ。」


ヨロっと体がふらつく、ヤシャが双剣を構え突進してきて、ここまでか!?と思った次の瞬間、


ファナが剣を受け止め、はじきとばしていた。


テイルが「なんで火が消えたの!?まさか剣を振る風圧で!?……いや、そんなはずは……。」と焦った声を出していた。


ファナ「よく頑張ってたね。……後は私に任せて!!」


それだけ告げると、あっさりヤシャを気絶させ、テイルにファイヤーボールを撃たれても、剣を振った時の風圧のようなもので消して、一気に距離を詰める。


テイルも剣の柄で殴られ、あえなく気絶した。


審判「勝者、ファナ選手!!!」


観客「わぁ~!!!」スゴイ歓声の中、俺達の初の戦いは幕を閉じた。



ちなみに審判さん、一応コンビなんで、勝ったときは俺の名前も……。

そこまで考えて、俺は気絶した。




目を覚ますと控え室で、肩には包帯が巻かれている。


ファナ「あっ、起きた?大丈夫?」


ショウタ「あっ、あぁ、大丈夫だけど……なんで早く倒さなかったんだよ。」


ファナ「ごめんね?いや、ショウタの力を測ろうと思ってね?それで…」


ショウタ「はぁ~、俺1人でバカみたいじゃねぇかよ。」


ファナ「ホントにゴメンって、怪我まではさせないって、思ってたんだけど…ゴメンなさい。」


ショウタ(そこまで謝られたら、何も言えねえじゃねえかよ。俺が弱いのが悪いし)


ショウタ「あぁ、もういいよ。」


ファナ「ホントに?良かった。ホントにゴメンね。でも、ビックリしたよ!戦い方が上手だったよ!!」


ショウタ「……そうか?」


ファナ「うん、そうそう!倒れたときに機転をきかせて砂を掴んでそれを利用したり、能力の差があるのに、戦えてたよ!!!」


ショウタ「いや~、そんなことないよ、普通な事してただけだし、結局負けたし。」


ファナ「イヤイヤ、よく頑張ってたって!!スゴかったよ、カッコよかったよ!!」



ショウタ「マジで?ありがとな、ほめてくれて。」

本音(やったぁぁ!!カッコいいって!戦えてて、スゴイって!!嬉しいよ俺は~!!)←〈メチャメチャ単純〉


ファナ「今日はもう試合ないから、ゆっくり休んで♪」


ショウタ「あぁ、ありがとう。ちょっと寝るよ。」


ファナ「うん、おやすみ。…あっ、はしっこに寄っててよ、私が寝れないから。」


ショウタ「あぁ、やけに広いと思ったらダブルベットかなるほどね、分かったよ、はしっこに…………は?」


ファナ「? どうしたの??」


ショウタ「どうしたのじゃねぇ!!!」


ショウタ「なんで一緒のベッドだよ!!」


ファナ「だってそれしかないし、しょうがないじゃん。」


ショウタ「イヤイヤイヤイヤ、しょうがなくねぇよ!?なに言ってるんだ!!」


ファナ「でも地面は固いしソファーとか無いしどうすんの?別に同じでいいじゃん。私は別にイビキがデカかろうが、汗臭いだろうが、あんまり気にしないよ?」


ショウタ「俺がマズイの!!」


ファナ「なっ!!私はそんなにイビキでかくない!!」


ショウタ「そういうマズイじゃねぇぇぇ!!」


ファナ「えっ?どういうこと?」


ショウタ「あぁ~、もういいや!さっさと寝ちまおう!!おやすみ!!」


ファナ「うん。最初から寝ればいいのになに焦ってるの?おやすみ。」


さっきの戦いより(気を使うから)疲れそうだな、と俺は思いながら、眠りに落ちた。

戦闘シーン疲れました


小説自体を、書くのが初めてなので戦闘シーンも初めてだから、大変でした。


しかも、今日は7時間も塾でした……殺す気か!!

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