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ミス・スタート・ストーリー  作者: モッチー!
2章 コロシアム
16/41

16話 久しぶりのラブコメ

ついにっ!!!!

夕凪とのコラボ来ました\(^o^)/


とか言われても「なんのこと?」って方がほとんどだと思うのですが!

夕凪という人が、小説家になろうで小説書いてるんですけど。

その人とは友達なのですよ。


それで、コラボしちゃおうぜっ!

って話になり、コラボすることになったのです。


ってか、もはや俺の小説の「裏」の主人公をやってもらってます(^ ^)

アナザーストーリー的なヤツですはい。


あ、でも夕凪の小説の主人公は主人公で、ちゃんと目的とお話がありますので。

世界は同じだけど、ほとんど全く違う物語と思っていただいてけっこうです(^ ^)


たまに交わるのがですね!こうね!

テンションあがるんですよ!


というわけで(どんなわけだ)

16話です!読んでください‼


前回までのあらすじっ‼


ついに女の子2人を合法的に裸にする手はずを整えたショウタ‼

これから先は18禁の…ごにょごにょの……とにかくショウタは変態鬼畜なのです‼


ショウタ「おいこら待てこらサヤカさん?」


サヤカ「なんですか?」


ショウタ「なんですかじゃねぇよ!こっちがなんですかだよ‼俺の次はファナがやる予定だった前回までのあらすじを、どうしてもって言うからサヤカに変わってみたらコレだよ‼」


サヤカ「?」


ショウタ「そんな無邪気な疑問符出されたら、逆にコッチが間違ってる気分‼」


サヤカ「しょうがないです事実ですから。…というか……実際はそうじゃなかったからイイじゃないですか‼(満面の笑み)」


ショウタ「良かったぁ…?ったく、満面の笑みでバカにしやがって……はぁー、まさかあんな事になるとはな……」


では本編です‼


******


ピカーン


ショウタがファナ達を(元に戻してほしい)と祈ると、閃光が部屋を覆う‼


そして………


ファナ「……あれ?なんともない?」


なんと、今までは裸でぶっ倒れてたファナはなんともなく、


サヤカ「私も…です…?」


同じように吸収されていたサヤカもなにも無かった。


サヤカ「なんでですかね?ショウ…タ?」


ショウタが居た所を見て固まるサヤカ。


ショウタ「あれ?おぉ!良かったじゃんなにもなくってさ‼」


ファナ&サヤカ『どなたですか?』


ショウタ「はぁ⁉何言ってんの“私”は…?」


ショウタ(わた…し?あれ?なんか一人称がおかしいぞ…?あれ、なんか身体も重くて…目眩…が……)


バタッ


ファナ「ちょっ⁉大丈…夫…⁉…いま…す……」


サヤカ「もしかし…て……は……」


ファナやサヤカの動揺を聞きながら、ショウタは気絶した。




ショウタ(……?うぅ…ん……。ここは…?)


目を覚ますと、そこはいつもの部屋だった。


ショウタ(あ…れ……なんかとてもきつい……動けない……。これって…ファナ達と同じ…?)


ショウタは現在ベッドに寝かされており、とてもキツそうにしている。


ショウタ(なるほどね…。2人以上吸収しちゃうと、私にツケがまわってくるんだ…。まぁ、ファナ達が辛い思いしなくていいんなら良いけどね…。……はれ?わた…し?さっきもそういえば私って……どういうこと?)


ガチャ


ファナ「ただいま!」


ファナが何か荷物を抱えながら部屋に入ってくる。


ショウタはキツくて目も開けられていない。


ファナ「いやー、大変だったよー。いきなり服一式買ってこないといけないんだもん」


ショウタ(ふ…く…?なっ‼もしかして私今、裸⁉そんな……女の子に男の裸とか…。恥ずかしい……。最悪だ……。絶対引いたに違いな…)


ファナ「しかも“女の子”の!」


ショウタ(…はい?)


ショウタ(今なんて言ったよこの娘?可愛い声でなんて言いましたか?“女の子”の⁉…え、いや、まさかそんな……いや、ありえんありえんありえへん!)パニック中


ショウタ「…っ‼……ファナ…今なんて…?」


ファナ「おぉー‼起きた?…ん?今言ったこと?あぁ…っと……待ってね!サヤカが帰ってきたら鏡見したげる‼」


ショウタ(嫌な予感しかしないんだけど…?そんな…まさか……)


ガチャ


サヤカ「ふぅー…ただいまです。色々買って来ましたよ~。女の子の作法とか髪型の本とか……って起きてる⁉」


するとさっそく、サヤカが帰ってきた。


ファナ「あ、サヤカサヤカー!ちょうど良かった。鏡貸してくれる?」


サヤカ「鏡…あっ、なるほどですね」ニヤリ


ショウタ「なん…なの……その笑顔は…」


サヤカはほくそ笑みながら、ファナに鏡を渡す。


ファナ「じゃー、いっくよー?」


対してファナは惜しみもない笑顔で、ショウタの前に鏡を向けた!


……ショウタ的にどストライクな美少女がそこに映っていた。


ショウタ「……この方は…?」


ファナ「ショウタだよ!それショウタ!!」


ファナ達がショウタだと言い張るこの女性は、髪の毛は肩までのショートカット。

色は黒でフワフワしてる。


黒なのだが……別に大人びてはいない

(元がショウタなので妥当なのは妥当だが)

身長はファナと同じくらいで、胸などは小さくも大きくも無かった。


ショウタ「マジで…私…?」


サヤカ「私たちもビックリしましたけどね〜、まぁ良いじゃないですか!これからはショウ子ちゃんで……って一人称も私なんですか⁉」


ショウタ「あ…なんか知らんが一人称はスルーしてくれ……。つか、ショウコってガチで居そうだから!!…ウソだろ…?ってことは今私、女…?」


無意識に視線をカラダに向けようとして


ファナ「…………ヘンナコト考えた?」


ショウタ「なななななんのことやら!」


図星だった。


サヤカ「うわー…最低ですねショウタうわ〜」


ショウタ「いやだって!必然的に頭がそっちにいっちゃうと言いますか!だって…うぅ……」


ファナ「…実際私たち、ショウタに無断で確認したもんね…」


サヤカ「ファ、ファナ⁉」


ショウタ「かく…にん?……ってまさか」


ファナ「ホントに女か確認したの!」


ショウタ「最低はテメェらじゃねぇかぁぁぁぁ!!!!!」


サヤカ「いや、私たちは必然的に頭がそっちにいきまして……」


ショウタ「しかも私と全く同じ言い訳!」


ファナ「でも、私たちは同性だから良いかなって思ったんだよ?別にやましい気持ちなんてなかったんだよ?」


ショウタ「そ、それはまぁ……そうかもしれないけどさ…」


サヤカ「と、とにかく!ショウタはこれから女性として生きていくんですから」


ショウタ「…女性として…?……いやいやいやいや!戻るだろ⁉1時間たてば‼」


サヤカ「え?…ショウタ、時計みてください。」


ショウタ「時計…?……っ⁉」


時計は次の日の朝9時を指していた

先日戦いが終わったのが夕方5時。

1時間どころか、16倍だった。


ショウタ「は…はは……そんなバカな…。ウソだろ…?」


ファナ「ホントなんだよ…」


確かに、先ほどの体のキツさはもう取れている。

どうやらキツイ状態で気絶したため、起きた瞬間はキツイのが残っていただけで、今は治ってるようだった。


ショウタ「……ちょっとトイレに行って来る…」


サヤカ「ショウタ!女子トイレですよ!」


ショウタ「…ははっ……マジで女に…?ウソだろ。はははっ…」


ファナ「マズイよマズイよショウタが笑ってる‼」


サヤカ「でも……慣れてもらわないとですね…」


ショウタは、とりあえずさっき着ていた服を着て、公共のトイレへと向かった。



〜女子トイレ〜

個室にて。


ショウタ(はぁ〜〜〜……。女子ってなんだ。女子ってなんなんだホントに。ありえんだろ、くそっ…誰かウソって言ってくれよ…誰か‼)


フードの男「ウソです。」


ショウタ「………………」


フードの男「あ、あれ?実に半年ぶりほどに登場して、しかもチョー嬉しい情報与えたんだが?」


ショウタ「……………」


フードの男「おいおい。ははっ!嬉しくて声もでねぇってのか?はっはっは、こいつは良かっ…ゲブラバ!」


殴った。

本気で殴った。

大会中でも出したこと無いほどの力で。


ドアを破壊して吹っ飛び壁にめり込むフードの男。


フードの男「……お前、そのまんまの方が強いんゲブラバ!」


蹴った。

本気で蹴った。

25倍の時だってこんなに破壊力は無かったくらい蹴った。


フードの男「死んでしまう。このままじゃ死んでしまう…」


ショウタ「……ふぅ。………ウソ⁉マジで⁉おいどういうことなんだ‼」


フードの男「仕切り直しやがったよコイツ‼なんて奴だ!」


フードの男「あ〜…まぁいいさ。あのな?それは2人以上吸収した場合のペナルティで、1日女子になっちまうってだけだ。24時間な。」


ショウタ「ペナルティ…?一日?」


フードの男「あぁ、1日だ。だが、また1人増えるごとに1日プラスされるからな?それは覚えとけ」


ショウタ「じゃあ…戻れるってことかよ!」


フードの男「そういうこと。あ、ちなみにその女の子は『もしお前が女の子に生まれていたら』っていう」


ショウタ「よ…良かったぁ……いや、ホントに焦ったんだぞ私⁉」


フードの男「聞いちゃいねぇな…。いやー…それを伝えに来てみたら、すでに手遅れだったからな…。ったく、どんだけ女子の裸みたかったんだゲボラ‼」


埋めた。

これ以上埋まれないくらい深くまで埋めた。

もうトイレが原型留めてないだろ、とか聞こえない。


フードの男「つか、一人称“私”…ゴボァ!ゲブラ!ぎゃぁぁぁぁ!!」


殴って蹴って、かかと落とし食らわせた。


フードの男「と…とにかく、俺の用事はそれだけだ…。あとは頑張りな……」



〜ショウタ達の部屋〜


ファナ「帰ってこないんだけど…?」


サヤカ「遅いですねぇ……もしかして…悩み追いつめられて死のうと…」


ファナ「ウソ⁉む、迎えに行ってくるよ!」


サヤカ「あ!わ、私も行きます!」


ファナとサヤカが扉へ一目散に飛び込んだ時…


ガチャ


ショウタ「ただいま!ファナ!サヤ…あがぁぁ⁉」


ドンガラガッシャーン‼


思いっきり突っ込んだファナとサヤカがショウタに突き刺さり、一緒にもつれながら倒れるショウタ。


ショウタ「痛たた……もう、なにやってんだよ。……っ⁉」


ショウタの胸に2人の顔が乗っていた。


ショウタ「……なにこのなんとも言えないイベント?え、これキレて良いの?私がいつもされてるみたいにキレても良いってわけなの?」


ファナ「いてて……あ、ごめんごめん。ショウタが心配だったからさ…」


サヤカ「早とちりだったってわけですね……」


ショウタ「しかも無視か‼」


サヤカ「同性なんだから怒るわけないでしょ」


ファナ「そうだよー!」


ショウタ「ほほう⁉だったら私が今!貴方達の胸に飛び込んでも…グベラッ‼」


ファナ&サヤカ「殺す」


ショウタ「すいませんでした…」



〜部屋にて〜


ファナ「それじゃ、ショウタ。」


ショウタ「あ?なんだよ…」


サヤカ「お着替えしましょっか‼」


ショウタ「おきが…⁉」


ガチャリ


静かに鍵を閉めるファナ


ファナ「そう…お着替えだよ?可愛い服いっぱい買ってきたんだぁ〜……」


ショウタ「お二人とも?め、目が血走っておられますが……」


ファナ「まずは服を脱ぎましょー!」


サヤカ「下着も用意してますです!」


ショウタ「い、いやだぁぁぁぁぁ!!!!」



〜10分後〜


ファナ&サヤカ「かっわいぃぃぃぃ!!!!」


ショウタ「はぁ、はぁ、はぁ…」


激闘の末、結局フリフリスカートを着せられてしまったショウタ


ショウタ(ちくしょ……女子だから、力も弱くなってやがる……)


ショウタ(それだけじゃねぇ。確かアイツが言うには…)


〜回想〜


フードの男「あ、そうそう。言い忘れてたんだがな」


ショウタ「…まだなんかあんのかよ……」


フードの男「それ、見た目だけじゃなくて、心も乙女になってしまうんだと(笑)」


ショウタ「…………」


フードの男「良かったじゃねぇか!ココロもカラダも女の子になれ…ぎゃあ⁉」


飛んでいった。

投げ飛ばして、飛んでいった。

ギースだってあんなに飛ばせないと思う。


ショウタ「あのクソ野郎……とんでもないペナルティ用意しやがって………」



〜回想終了〜


ショウタ(というわけで、心なしか喜んでる自分も居やがるんだよぉぉぉ)


完全にアウトだった。


ショウタ(フリフリとか‼チョイスどうなんだマジで!男としてのプライドと、女の子としての喜びがな!喧嘩してるんだよ!)


少しでも喜んでる時点で、プライドなんて消え去っていると思うが。


ショウタ(ってか、あれ?フリフリ嫌いな女子だっているわけだから、私が喜んでるのは女だからじゃなくて……私の…趣味……。嘘だ‼)


ひぐら○に逃避するほど追いつめられていた


ショウタは聞いていなかったが、『もし女の子として生まれていたら…』という設定なので、別にショウタの趣味ではなく『女で生まれていたショウタ』の趣味なので、そう悲観することは無いのだが……。


ファナ「ショウタ似合ってるよホント!超可愛い!」


サヤカ「なんか……身長も…胸(小さな声)も……負けてるし……」


ショウタ「可愛くて嬉しいわけねぇだろうがよ…勝っても嬉しくないっつーの……」


言葉とは裏腹に頬を赤くするショウタ


ファナ「………あれれ?」


ショウタ「な!これ、これは違うの…」


サヤカ「…可愛いですね」(ボソッと)


ショウタ「なっ…‼」ボッ!


ファナ「嬉しいのかな〜?ショウタ!」


サヤカ「嬉しいみたいですね!ショウタ!」


ショウタ「だ、だだだ…黙れぇぇぇぇ!!!」


シュ!バフっ!


布団に潜り込むショウタ


ファナ「わぁー……1日この状態なんだぁ〜」キラキラ


サヤカ「今までの仕返しです!たっぷり恥ずかしがってもらいましょう!」


ファナ「うん!」


ショウタ「私がなにしたっていうんだよぉぉぉ!!!!」


ショウタの叫びが虚しく響いた…


5分後…


ワンピースショウタ「……うぅ……」


ファナ&サヤカ「似合う!」


セーラー服ショウタ「…セーラー服とかなんであんだよ…」


ファナ&サヤカ「うわ〜‼可愛い!」


メイド服ショウタ「………」放心状態


ファナ&サヤカ「最高!」ですね!」


チャイナ服、水着、スカートやジーパン、カーディガンなどなど。


ありとあらゆる服を着せられたショウタは心が削られていった。


そしてーーーー


ショウタ「……………」


ファナ「ショ、ショウタが遠くを見つめてる…」


サヤカ「…やりすぎましたかね…?」


ショウタ「……………」


ファナ「返事がない、ただの屍のようだ」


ショウタ「…………」


ファナ「そん…な……⁉」


サヤカ「わ、私に任せてください!…コホン。」


サヤカ「ショウタってホントセクハラ男ですよね‼」


ショウタ「ははっ……だったら良かったのにな……“男”だったらな……」


サヤカ「うわぁぁぁ!ショウタが壊れてるぅぅぅ!!!」


ファナ「な、なんとかしないと!」


サヤカ「…そうですショウタ!次の対戦相手の下見しましょうよ‼」


ファナ「そそ、そうだよショウタ!DVD買ってくるからさ!ちょっと待ってて…」


ショウタ「ははっ……一人称私で男……はははっ……」


ファナ「もう見てられない!」


ガチャ!バタン!


サヤカ「私も無理です!」


ガチャ!バタン!


ショウタ「……はぁー……次の試合までには治ってるんだよな…。なら不幸中の幸いなの…かなぁ……」


と、お人形さんの様な格好のショウタは呟いた…。

(現在、ショウタはお姫様のような格好である)



10分後…


ファナ「ただいま‼」


サヤカ「ただいまですショ…」


倒れているショウタ


ファナ&サヤカ「ショウタぁぁぁ⁉」


バッと駆け寄る2人、そして…


ショウタ「ビックリした?」


ファナ&サヤカ「っ⁉」


ショウタ「ふっふーん…さっき散々イジメられたかんね、仕返ししたのですよ!フハハハ」


ファナ「…………」


ショウタ「あれ?言葉も出ないのかなー?私の威厳に恐れおののいたか!」


サヤカ「……………」


ショウタ「あのサヤカも何も言わない!スゴイね私‼うん、ずーっと考えた作戦だもんね!成功しないとね!」


しかしショウタの予想通りに2人は固まってるのではなく……。


ファナ&サヤカ(か、か、可愛いぃぃぃ!!!)


ファナ(なに!なんなの!お人形さんみたいな格好でなに言ってんのこの子‼)


サヤカ(全然保ててませんから威厳!ヤバイ、これはヤバイです!)


全く効果なしだった。


ショウタ「…ずっと待ってたんだから、少しは返事しろっての!」


ファナ&サヤカ(ふわぁぁぁぁぁ!!!!!)


ファナ「そ、そうだね〜、お、驚いちゃったよ〜……」色々なイミで


サヤカ「ほ、ホント、ビックリしましたよ!」色々なイミで


ショウタ「そ、そう?よし!なら良いや!!」


ザンネンながらショウタは気づいていないが、既に口調が女の子である。

恐らく、一時1人でいたため一度も言葉を発さず、男のしゃべり方が薄れ、結果帰ってきて喋ってみると、女の子口調になってしまっている、という具合だろう。


ショウタ「そんじゃ、見せてくれよDVD!」


ファナ「あ…そうだね、よし見よう!」


ファナがDVDを再生する。


サヤカ「今回は普通に借りれたんですよ。私たちは警戒してたんですけどね…」


ちなみに何故警戒しているかというと、主催者がショウタ達を負けさせようとしているからである。

詳しくは前話を見てください。


司会「赤コーナー!テルド&ヘリン&マイラ!!」


サヤカ「この人たちはどうでも良いです、負けましたから」


ファナ「次だよショウタ!」


司会「そして……青コーナー!彼らはとある理由により2人しかいませんが、ご了承下さい。ユウト&マリナ!!」


ショウタ(……ん?ユウ…ト…?)


ファナ「この人たちだよ!メチャクチャ強いの特にマリナって人!」


ショウタ「……マリ…ナ?」


ショウタ(いやいや、そんなはずは無い。あるわけが無い。性別変換なんて半端じゃないことが起きた同日に、そんな……)


サヤカ「どうしたんですかショウタ?」


ショウタ「いいいや⁉な、なんでもないさ大丈夫、大丈夫。」


サヤカ「?」


司会「それでは試合開始です!」


テルド「うぉぉぉ!」


テルドという男が剣を持ってユウトに突撃する!


ヘリンとマイラも同時に魔法を放つ。


ユウトもマリナも全くかわす素振りを見せず、もろに直撃した!


ドカーン!!


司会「おぉっとぉ⁉早くも勝敗がついてしまったのでしょうか⁉」


ざわめく観客席……


そして砂煙が無くなると……


なんと、何事も無いように2人は立っているではないか!!


ファナ「ね⁉すごいでしょう?この人たち!!」


砂煙から出てきた顔を見ると、ショウタは何かを諦めたように呟く。


ショウタ「……いいや、コイツらなら普通かな……」


サヤカ「え?…それって……」


ショウタ「大方、次言うセリフは……」


そう言うや否や、いきなりショウタは息を大きく吸うと…


ショウタ&ユウト「レッツ!パーリィィィィ!!!!!」


ファナ&サヤカ「な⁉…」


ユウト「はっはっはぁ‼見てるかショウタ!これが雷門サッカーだ‼」


ショウタ「サッカーじゃねぇ⁉」


マリナ「…とか言ってるんでしょうね。多分」


ショウタ「相変わらず安定の読心術‼」


ファナ「え、ショウタ…知ってるの?」


ショウタ「知ってるもなにも……前いた世界のやつだ…」


サヤカ「えぇ⁉」




~回想~

前世界でのこと。


ショウタ「ってことだから!俺は上条○麻みたいな人になろうって思ってるわけよ!」


ユウト「ふぅーん…」


ショウタ「おい、聞いてんのか⁉」


ユウト「いやぁー、そんなことよりさ見てよ、空気だよ?」


ショウタ「空気に負けた俺の決意⁉」


ユウト「で、なんだっけ。俺はハーレム王になる!だっけ?」


ショウタ「それまた違うノベルの主人公!」


ユウト「そう、これがショウタの人生最期の言葉となったのだ…」


ショウタ「俺どうなった⁉いや、むしろそこからゾンビになったりして展開してく俺のものがた…」


ユウト「幽霊になって覗きまくるけど?」


ショウタ「最低だな俺‼いや、人としてクズだな!」


ユウト「…ヒ…ト…?」


ショウタ「ひどい⁉」


ユウト「冗談だって〜。ふぅ、満足した」


ショウタ「こっちはストレス満タンだわ‼」


ユウト「なぁショウタ。」


ショウタ「スルーk……ったく、どうした?」


ユウト「なんかさ、異世界とか行ったときのさ、合言葉みたいなの決めようよ。」


ショウタ「はぁ?合言葉?」


ユウト「そ。俺たちが異世界で互いを確認するために、最初に言う言葉。」


ショウタ「まず異世界があるかどうかと、2人同時に行くという奇跡が起こったらだがな…」


ユウト「お前が言うかー?異世界無いなんて。」


ショウタ「うっ……」


ユウト「で、どうする?案あるか?」


ショウタ「そうだな……。んじゃ、こういうのは…」


ユウト「レッツパーリィィィィ!!!!!……これか?」


ショウタ「いやまだ言ってねぇし違う…」


ユウト「しゃあねぇなぁ。それで良いぜ?」


ショウタ「え、なに?俺が譲歩されてんの?ねぇ?」


ユウト「俺は寛大な心を持つかr」


ショウタ「ユウトォォォォ!!!!」


ついにブチ切れたショウタがもちろん弱めだが、最速スピードで肘打ちを放つ。


ブン!


ユウト「おっ⁉」


一歩後ずさりすることで、弱めだがギリギリに当てようとした肘打ちを避けるユウト。


ユウト「まだまだだねぇ〜」


ショウタ「……ぶっ潰す!」


ダッ!


ユウト「エスケープ!」


ダッ!


~回想終了~


ショウタ「ってことがあったからな…」


ファナ「へぇー…ショウタって友達いたんだね!」


ショウタ「あぁ、それはもう大変だっ……ってそこ⁉私にも友達いたからね⁉」


サヤカ「ユウトさんも大変ですね。レッツパーリィなんて」


ショウタ「聞いてたか今のぉぉぉ!!!」


ファナ「それにしても、どうしてここに居るんだろうね?…というか、ユウトって…ショウタより遥かに強いね?」


ショウタ「…はっ⁉そんな馬鹿な‼」


ショウタは食い入るように画面をみる。


ユウトは棍で相手の剣を流すように避けながら、鋭い蹴りをお見舞いしていた。


テルド「が…がはっ……」


ショウタ「そんな…⁉あんな戦闘スキル無かったよなあいつ…⁉」


ショウタが俯いて焦ってると…。


サヤカ「わぁー…あの女の人強いですね~…」


ショウタ「っ⁉」


ショウタは慌ててもう一度画面をみる。


なんか…画面内でムチが縦横無尽に飛び回ってる。

あれ?おかしいな?人間がだせるスピードなのかなアレは?


ショウタ「マリナさんは相変わらずだな…」


ファナ「前の世界でもあんなだったの⁉」


すると2秒くらいのタイムラグの後。


マリナ「“あんな”なんて失礼ね」


ショウタ「えぇぇぇぇぇ!!!!!」


おかしい。これは生放送じゃないはず。

DVDのはず。

中継なんてされてないはず。


サヤカ「と、とにかく。この人たちが最後の対戦相手です…」


ショウタ「ユウト達が次の相手⁉」


ファナ「だから借りてきたんだよ?DVD!」


ショウタ「あ……そうか……」


ショウタ(よりによってユウトとマリナさんかよ次の対戦相手……。戦いづらいなぁ……。あ、俺たちのワケを話せば負けてくれんじゃないか?…つか、そもそもなんでユウト達も奴隷に…?)


謎が多く、まとまらないので本人達に聞くことにした。


ショウタ「ねぇ!今からユウト達のところに行かないか?色々聞きたいことがあるんだ!」


ファナ「え?あ、うんモチロン良いけど……その格好で?」


ショウタ「格好…?……っ⁉」


お姫様だった。


ショウタ「き、き、」


サヤカ「き?」


ショウタ「着替えるに決まってるだろバカぁ!!!!!」


ファナ&サヤカ「きゃっ⁉」


バタン!!


ショウタは2人を部屋から追い出してしまった。


ファナ「ふふっ、可愛いね!女の子ショウタ。」


サヤカ「ショウコちゃんですよ?…それにしても…女子の状態で話して分かるんですかね?その…ユウト…さん?」


ファナ「どうだろ…?まぁ、ショウタは多分忘れてるだろうけど、自分が性別変わってるって。」




さぁ、果たしてショウタ達はどうなるのか⁉

そして、ユウト達の反応は?

続く‼

ふぅー……。

眠いです。ホントに眠いです。


勉強辛いです。ホントにつらいです。


あ、ちなみにあれですよ?

お姫様の格好云々って、別に作者の趣味なんかじゃ……ナインデスカラネ?


いや、ホントにジョーダンです(笑)

別にそんな趣味ありません。


次回から、3話ほどユウトと絡みます。


ユウトとショウタは中学からの友達という設定です。

ユウトもショウタもほぼ同時に異世界に来てます。

でも…ユウトの方が色々経験してます!


まぁ…ユウト云々は!

夕凪さんの小説をご覧ください!


よし!あんまり遅くない投稿だし、なんとなく嬉しいです。

おやすみなさい\(^o^)/

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