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短編集No.048 夢の中
フロンティアネクサス。それは広大な世界と大きな敵を相手に戦うRPG。
仮想のアバターを着て、仮想の敵を倒すゲーム。のはずだ。
いや、今私はなぜか現実の姿で敵と戦っている。スキルは使えるが、ステータスは現実準拠になってそう。
これは夢?そうだとしたら白昼夢?
いろいろ頭をよぎるけれど、それどころじゃない。
ここで死んだら私がどうなるのか、誰もわからない。
だから頑張って攻撃を避けて、頑張って攻撃を当てる。
上下部屋着の防御ゼロ防具じゃ、どうにもできないけれど、それでも倒したら何かがあると信じて。
「スキル、袈裟斬り」
最後の大技を発動して、エネミーは地に倒れる。
ああ、やったんだ。そう思うと意識が真っ白になっていく。
少しの間お休みをいただきます。




