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短編集No.045 空気の味

フロンティアネクサスの北部、未踏の地ネクサスはとても寒い。

ネクサスに常駐している上位勢はあまり感じてないらしいけれど、私には感じる。

ネクサスの空気は冷たい味がする。

なんというか、現実世界のエネルギーが消費されている味──汚れていて不味いあの味とはまた違う、澄んだ空気の冷たい味がする。

「またそんなこと言って、空気は空気でしょ?」

と親友のモモには言われたけれど、それでもやっぱり感じる。

冷たくてキリッとした、澄んだ空気の味が。

今日も私はこの味を食べにネクサス攻略に参加する。

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