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大きな嵐

今回はルルーとティアしか出てきません。

ルルーは廊下を歩いていた。

(ティアさんが不思議姫…この、エルセント王国の姫…)

ルルーはずっとティアと出会った時の事を考えていた。『近い日に話す時が来る』ティアのその言葉にルルーは頭を悩まされていた。

「図書館…行ってみようかな」

ルルーは図書館へ歩いた。


ルルーが図書館に着き、1番上の階に行くとティアが植物に囲まれている椅子に座って本を読んでいた。ティアはルルーに気付き、本を閉じた。

「今日は1人なのね」

「うん…2人とも急がしそうで…」

ルルーはティアに手招きされ、向かい側の席に座りティアと向き合う様なかたちになった。

「それで、私に何か言いたいことがあるんでしょう?」

だがルルーはティアの言葉に首を振った。

「…ちがうの…自分でも分からない、どうしてここに来たのかも」

ティアは目を閉じながら聞いていた。そして目を開けると微笑んだ。

「そう…私と同じね…」

「え?…」

ルルーは呆気ない顔をした。ティアは少し笑った。

「…そうね、私と似ているあなただったら言ってもいいのかもしれない…」

「ティアさ「さんはつけなくてもいいわよ」…ティア?」

ティアに言われたので「さん」はつけないことにした。

「ルルー、あなただけに話すわ…昨日の話覚えてる?」

昨日とはルルーたちとティアが初めて会った日、話せないと言って分からなかった話。

「うん」

「その話を今からするわ、だけどこの話は他の人には話しては駄目。約束して?」

『他の人には話しては駄目』そんな話をするのだ、ルルーはまっすぐティアの顔を見た。

「約束する。絶対他の人には言わない、例えそれがエレナやマリアでも」

ティアはルルーの言葉に微笑んだ。

書いているだけでもドキドキします!

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