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花火大会〜深雪の想い〜
二人は晴れて恋人同士となった。
私は複雑というのも烏滸がましいしそもそも彼と釣り合わない。
二人は初々しそうに肩を並べて歩いている。
見ているこっちが微笑ましい。
私は二人を応援しよう。二人の友だちとして。
結婚式でカンパイの挨拶をするのは私かな?と私は事無自覚に自分で自分の心を傷つけていたと今は思う。
私は鳥居が好きだった。
でもこの気持ちは封印しなきゃ。
二人を見守り、私のできる限りサポートするって決めた。
私は家に帰って布団の中にいる。
私は布団に包まり、できるだけ声を出さずに泣いている....




